専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

羽島市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器科

分野

消化器・一般内科

特色

消化器センターとして独立した病棟を運用し、消化器疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患を担当している。消化器外科と毎週合同カンファレンスを行い、検査、診断、手術まで連続した診療に努めている。術前から術後まで同一の看護師が担当する。地域医師会との連携を積極的に進めている。

症例数

地域の急性期医療を担当する中核病院として、24時間救急対応をしている

★09年度の消化器内科における外来延べ患者数は25,966人、入院延べ患者数は21,547人である。病院の総外来患者数の15.2%、総入院患者数の30.0%を占めている

★内視鏡検査件数は、上部が2,750例、下部が1,022例である

★疾患としては、食道炎、胃十二指腸潰瘍、胃炎、ウイルス性肝炎、胃、肝臓・胆道・膵臓疾患、胃・大腸癌等を取り扱っている。C型慢性肝炎に関しては、インターフェロン治療を行っている。09年度の治療導入例数は約20例である。早期胃癌に関しては、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を岐阜大学の専門医とチームで治療している。09年度のESD症例は18例である。肝臓癌症例は年間延べ73例であり、病態に応じて、手術、ラジオ波焼灼療法(RAF)、肝動脈塞栓術(TAE)等を行っている。慢性肝不全、肝硬変についての栄養療法も専門的見地から治療を行っている。

医療設備

64列128スライスCT、IVR-CT、MRI(2台)、DSA、電子内視鏡、超音波内視鏡(EUS)、シンチ、ヤグレーザー、カラードプラ、電子カルテなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

循環器内科

分野

循環器科

特色

虚血性心疾患、心不全を中心に循環器疾患全般に対する高度専門医療を提供し、24時間体制で循環器救急医療にも力を注いでいる。循環器全般の診断・治療、核医学を用いた非観血検査を大角が、カテーテルインターベンションとペースメーカー治療を下條が、カテーテルインターベンションを渡辺が、各々主となり担当している。

症例数

09年は、心臓カテーテル検査290件、心エコー1,918件、ホルター心電図686件、心筋シンチ548件、冠動脈CT104件

★虚血性心疾患の治療は、急性冠症候群(急性心筋梗塞と不安定狭心症)に対してはカテーテルによる冠動脈形成術を行い(09年は95例で初期成功率99%)、狭心症は冠動脈CTで有意狭窄があり負荷心筋SPECTで虚血が認められ、冠動脈造影で適応がある狭窄部にのみ血行再建術を行っているが、治療の基本は薬物治療である。09年の緊急カテーテル検査は40例であり、そのうち28例にカテーテルによる冠動脈形成術を行い、93%の初期成功率であった。急性心筋梗塞で血行再建術を行った症例に対して、退院後は連携パスで診療所の先生との連携の下に継続治療をしている

★下肢閉塞性動脈硬化に対して、カテーテルによる血行再建術を行っており、09年は8例で100%の成功率である

★当院には心臓血管外科がないため、外科治療が必要な例については患者さんの意向を重視し、4~5施設へ手術をお願いしている。

医療設備

心臓カテーテル装置、心臓超音波、ホルター心電図、トレッドミル運動負荷装置、心臓核医学検査(SPECT)、MDCT、MRI、大動脈内バルーンパンピング装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

小児科

分野

小児医療

特色

羽島市は岐阜県の南に位置し、JR岐阜羽島駅と名神高速道路岐阜羽島ICを要する交通の要所である

★岐阜地域医療圏の中でも南部地域を診療圏とする救急指定、臨床研修指定病院、日本医療機能評価機構Ver.6認定病院である。また、年に数例が新幹線での急病、名神高速を旅行中の体調不良者に対して、当院救急医療センターで対応し居住地近くの病院へ紹介している。小児科は常勤医2人で、一般小児急性疾患を中心として毎日2人体制で診療を行っている。また、2次救急医療機関として、地域医師会とも連携し紹介患者様の入院検査、治療を行っている

★当院の09年度の救急外来受診者数は21,047人、小児科患者数6,487人(救急患者全体に対して30.8%)、そのうち救急外来からの入院患者数は1,439人でうち小児科入院は133人、9.2%と当院での小児救急患者は軽症が多い状況である

★気管支喘息等のアレルギー疾患の診断・治療や、最近問題となっている肥満児の定期フォロー、加納部長が腎疾患専門外来を行っており、学校検尿の要観察者の定期フォローも行っている。また、当科は地域市町村と予防接種2次医療機関契約を締結し、市町村で対応できないお子さん(アレルギー、けいれん後、その他特殊事情のあるお子さん等)や予定期間外の被接種者の受け入れを行っている。その他、学校心電図の2次検診、脳波、小児心身症にも当院心療内科と連携して治療を行っている

★小児の救急患者に対しては、当院の救急医療センターにて内科系医師が日当直体制で診療を行い365日オンコール体制で専門医対応をしている。また3次医療、高度集中治療が必要な患者に対しては、岐阜大学附属病院や岐阜県総合医療センター、岐阜市民病院等専門分野と連携し速やかに紹介搬送で対処している。

症例数

(09年度実績):入院担当病床8床、外来患者数1日平均48人、入院患者1日平均5.5人、年間延べ外来患者数12,029人、入院患者4,052人。    

医療設備

MRI2台、CT 2台、各種超音波検査、RI検査。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

内科(内分泌・糖尿病)

分野

糖尿病内分泌内科

特色

当院は岐阜地域南部の中核病院として、羽島市を中心に糖尿病・内分泌疾患に対応。糖尿病は1次予防から3次予防まで、岐阜大学や他科の支援を得て幅広い対応が可能。人間ドック、健診の異常者もメタボリックシンドロームを中心に指導を行っている。入院は高血糖コントロール入院、合併症コントロール、偶発症治療入院が多い。特に外来、入院を問わず、糖尿病連携各職種スタッフによるチーム医療に関しては歴史もあり、それぞれがCDE(糖尿病療養指導士)を取得(専門医3人、CDE11人)し、各職種、各分野から患者様に対応・治療を行っている。

症例数

糖尿病外来通院患者数約1,143人。内訳は、約24%が食事、運動療法単独(平均A1c:6.0%)、経口血糖降下剤使用42.4%(A1c:6.7%)、インスリン治療33.0%(A1c:7.4%)

★入院治療、専用病棟の設置、25床で血糖コントロール入院、合併症(腎症、神経障害)コントロール治療入院、偶発症治療。血糖コントロールはインスリン強化療法を中心に食事、運動、生活指導、インスリン注射指導、自己血糖測定導入指導を約2週間でクリニカルパスに則って施行。合併症検査もPWV、MCV、頸動脈エコー、フットケア、その他併発症患者救急対応実施

★糖尿病友の会:会員60人、年3回の食事会等イベント開催。糖尿病教室を毎週月曜日に実施、他院の患者さんも自由参加

★羽島市医師会を中心に病診連携の促進、特に連携パス手帳を作成。各種治験にも参加。内分泌疾患では甲状腺機能亢進症、低下症、腫瘍、下垂体、副腎疾患などにも対応。リウマチ疾患、骨疾患、女性外来にも斎尾(女医)が対応可能。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

神経内科

分野

神経内科

特色

脳梗塞急性期(入院)および慢性期(外来)、リハビリテーションを中心に、パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患、神経免疫疾患、神経感染症、認知症、頭痛・てんかん等の機能性疾患まで幅広い診療を行っている。

症例数

外来患者数は1日平均約30人で、月間受診患者526人(10年3月)の内訳は虚血性脳血管障害191人、パーキンソン病64人、内耳性眩暈症25人、アルツハイマー型認知症40人、てんかん17人、重症筋無力症16人、筋緊張性頭痛 7人、脳出血後遺症4人、末梢神経障害4人、脊髄小脳変性症7人、本態性振戦13人、片頭痛5人、多発性硬化症6人、多系統萎縮症3人、筋強直性ジストロフィー3人、脊髄炎3人、HTLV-I関連脊髄症(HAM)2人等である

★入院患者延べ総数は90人(09年度)、その内訳は脳梗塞39人(ラクナ梗塞12人、アテローム血栓性梗塞18人、脳塞栓8人、一過性脳虚血発作1人)、脳出血2人、パーキンソン病10人、重症筋無力症3人、老年期認知症4人、内耳性眩暈症6人、脊髄小脳変性症4人、多系統萎縮症3人、レヴィー小体病3人、筋萎縮性側索硬化症1人、てんかん発作2人、髄膜炎1人、多発性硬化症1人、ギラン・バレー症候群1人等である

★画像診断数(09年):CT 410例、MRI 646例、SPECT46例

★脳ドック(無症候性脳梗塞の早期発見)74人(09年度)。

医療設備

MRI 2台、CT 2台、RIシンチグラフィー(SPECT)、脳波、筋電図、末梢神経伝導検査、各種誘発電位測定、頚動脈エコー。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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