専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

北海道立北見病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

胸部心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

オホーツク圏唯一の心臓血管外科である。このため他院からの紹介が多く、症例も多彩である。麻酔科医も常勤しており、緊急手術にはいつでも対応できる。成人先天性疾患には対応しているが、小児の手術は行っていない。

症例数

06年の心臓血管外科手術総数は217例で、そのうち人工心肺使用+心拍動下冠動脈バイパス術(OPCAB)は99例(うち緊急手術12例、30日死亡5例)。07年は総数183例で人工心肺+OPCAB 104例(うち緊急手術14例、30日死亡2例)。08年は総数163例で人工心肺+OPCAB 94例(うち緊急手術15例、30日死亡3例)であった

★心臓大血管では、概ね虚血性心疾患40%、弁疾患20%、胸部大血管20%、腹部大動脈瘤20%の割合である。単独冠動脈バイパス術では、第一選択としてOPCABを行っている。グラフトはskeletonizeした両側内胸動脈をルーチンで使用し、あとは状況に応じて静脈グラフト、胃大網動脈(GEA)を使用している

★急性心筋梗塞などの緊急例では、人工心肺を使用した心拍動下手術(On pump beating CABG)で対応し、良好な成績を得ている

★粘液変性や感染性心内膜炎による僧帽弁閉鎖不全症に対して、弁形成を施行している。07、08年の2年間に弁形成を14例試み(弁輪縫縮のみの手術は除く)、2例のみが弁置換に変更となった

★大動脈狭窄症では、症例により80歳以上の高齢でも手術適応としている

★急性A型解離性大動脈瘤には、積極的に緊急手術で対応している。遠位弓部大動脈瘤に対して弓部置換を行い、高齢者ではオープンステントも考慮する。腹部大動脈瘤は今のところ開腹手術で行っており、ステントグラフト治療はまだ行っていないが、今後取り入れて行く方針である。閉塞性動脈硬化症の治療も多く手がけている。

医療設備

MDCT(64列)、4D心エコー、IABP、PCPS、自己血回収装置、透析設備など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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