専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

江別市立病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科疾患全般にわたり、診断から内科的治療(薬など)・外科的治療(手術)および治療後のフォローも担当している。根拠に基づいた医療を前提に、患者さんへの十分な説明と同意を原則としている。当科において主な標準的治療は可能であり施行しているが、当院で施行可能か否かを含めて他の治療の選択肢も説明して、希望があれば他の病院を紹介している。

症例数

外来患者1日40人くらい、透析患者約60人、年間手術件数約300件。08年度の手術は、膀胱全摘術5件、腎全摘術または腎尿管全摘術3件、前立腺全摘術3件、経尿道的膀胱腫瘍切除術30件、経尿道的前立腺切除術29件、内シャント造設術・拡張術56件など

★副腎や腎臓に対する手術には、北大からの出張医の協力により、開腹手術のほかに腹腔鏡手術も施行している

★浸潤性膀胱がんに対する膀胱全摘術時の尿路変更術は、回腸利用新膀胱または回腸導管を中心に施行している

★前立腺がんに対しては、がんや体の状態にもよるが、前立腺全摘術・放射線療法・内分泌療法・無治療経過観察を説明して選択している

★膀胱がんや前立腺肥大症に対する経尿道的切除術には、08年度からは手術中の灌流液に生理食塩水を使用することでTUR症候群などの合併症が少ないTURis、さらに09年度からは容積の大きな前立腺肥大症に対して治療効果の改善に加えて出血量が少ないTUEBを採用して、安全性の向上に努めている

★尿路結石に対しては、リソクラストによる内視鏡手術に加えて、08年度からは通院治療が可能なESWLを柱に施行しており、症例数が徐々に増加している

★血液透析については、08年度から酢酸フリー透析剤を使用するなど、よりよい透析を目指している

★当科にセカンドオピニオンを希望される場合、通常の外来診療の形で応じている。

医療設備

MRI、MDCT、RI、ESWLなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

小児科

分野

小児医療

特色

江別市唯一の小児科入院治療可能な病院として、小児科開業医・内科開業医・夜間急病センターと病診連携し、当市および周辺市町村の中核病院として機能している。急性疾患のプライマリケアから、各医師専門分野の慢性疾患の高度医療まで幅広く対応している。高次医療を必要とする場合は北海道大学病院を始め、NICU・小児外科のある札幌市内の病院と連携している。

症例数

08年の外来患者数は1日平均約70人

★気管支喘息やアレルギー性疾患は午前・午後の一般外来で対応している

★心臓外来では、先天性心疾患、川崎病、不整脈、さらに学校心臓健診後の2次検診を担当

★腎臓外来では、ネフローゼ症候群、IgA腎症等の慢性腎疾患、学校検尿の2次検診を担当

★神経外来では、脳波検査によるけいれん性疾患の診断・治療を担当。臨床心理士と連携し、発達相談と心身症にも対応

★低身長の検査と成長ホルモン治療、食物アレルギーの検査、肥満症・夜尿症の相談・治療にも対応

★08年入院患者数は年間約800人。紹介による入院治療は365日24時間対応している。

医療設備

64列CT、MRI、脳波、超音波検査、核医学(シンチ)検査、各種迅速検査。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

麻酔科ペインクリニック

分野

ペインクリニック

特色

①パルス高周波熱凝固による神経ブロック、脊椎減圧術、ボトックス治療などの神経ブロック治療②術後慢性疼痛、帯状疱疹後神経痛、線維筋痛症などの慢性疼痛では、札幌市、岩見沢市などの近隣地区のペインクリニックセンターとして活動(入院ベッド数8床)③がん性疼痛患者や慢性疼痛患者の在宅ホスピス治療(訪問診療実施)。

症例数

年間新患者数は300~400人。腰痛に対するパルス高周波熱凝固法による脊髄後枝内側枝ブロック(年間250件、有効率70%)、膝・肩関節痛に対するパルス高周波熱凝固法(年間110件、有効率70%)、後頭部頸部痛に対するパルス高周波熱凝固C1神経根ブロック(年間10例、有効率80%)、三叉神経痛に対するパルス高周波熱凝固法(年間10件、有効率80%)、けい性斜頸、片側顔面けいれん、眼瞼けいれんに対するボトックス治療(年間90件、有効率80%)、脊椎圧迫骨折に対する脊椎減圧術(年間60件、有効率80%)、肩・膝関節に対する骨減圧術(年間30例、有効率70%)。慢性疼痛患者は約40%。線維筋痛症を合併している患者は、初診患者の10%程度。線維筋痛症患者に、薬物療法、患者教育、認知行動療法、運動療法の4本柱で治療。Stage 2までの線維筋痛症の75%は治癒。線維筋痛症に慢性疲労症候群、気分障害を合併している重症例(機能性身体症候群:FSS)では治癒率20%(改善率60%)。緩和ケア部門では、WHOがん疼痛治療法と緩和的神経ブロック療法で疼痛管理。在宅ホスピス治療はがん患者20人程度、ALS、認知症などの慢性疾患患者は40人程度。在宅での看取りが困難な場合、病院での終末期緩和ケアも対応。

医療設備

MRI、CT、RI、パルス高周波熱凝固装置、神経刺激装置、キセノン治療器などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

江別市立病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

江別市立病院の近くにある病院

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。