専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

熊本地域医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

麻酔科・ペインクリニック・手掌多汗症外来

分野

ペインクリニック

特色

薬物・神経ブロック療法を中心としたペインクリニックと、手掌多汗症に対する胸腔鏡下交感神経遮断術を行っている。慢性痛に対しては精神科医と協力して診療に当たっている。緩和ケア外来も開設し、他診療科と共に早期からの緩和医療を導入し、緩和ケア病棟入院の窓口となっている。

症例数

外来は紹介制で、受診患者数は1日平均で10~30人、年間延べ4,000人以上になる。急性痛としては、帯状疱疹、片頭痛や筋緊張性頭痛などの機能性頭痛や、三叉神経痛や非定型顔面痛、急性膵炎や尿管結石による腹痛、背部痛など。慢性痛としては、帯状疱疹後神経痛、腰下肢痛、線維筋痛症候群、頸肩上肢痛などを治療している。また在宅で過ごしておられるがん性疼痛の患者さんのフォローも緩和ケア外来や関係各科と協力して行っている。非疼痛性疾患では、末梢性顔面神経麻痺、突発性難聴、顔面けいれん、手掌多汗症の治療をしている。特に手掌多汗症は、08年末までに200例以上に胸腔鏡下交感神経遮断術を施行した。皮膚科や内科(自律神経専門)医からの紹介が多く、治療成績は95%以上の改善率である。癌性疼痛のコントロールはWHO方式による鎮痛薬の投与を中心に、神経ブロック(神経破壊薬を使用する場合も多い)を併用している。緩和ケア病棟(10床)は麻酔科が担当医となり、「痛みの無い病棟」作りに努力している。全人的な痛みの治療を心掛けている。

医療設備

外来ベッド5台、入院病棟あり、緩和ケア病棟入院患者の主治医を務めることあり。外科用イメージを用いた神経ブロックやCVポート造設術は手術室や造影室で施行。スーパーライザー、鍼麻酔器等の治療機器およびMRI、CT、DSAなどの診断用設備を有する。

「医者がすすめる専門病院 熊本・鹿児島」(ライフ企画 2009年10月)

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