宗宮こどもクリニック

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

宗宮こどもクリニックは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

東洋医学

分野

東洋医学

特色

小児科診療のなかで、急性疾患から慢性疾患に西洋医学的治療との併用、あるいは漢方薬単独で治療を行っている。また、成人の方で漢方治療を希望しての受診が増加している。保険診療。

症例数

急性疾患で最も多い感冒、気管支炎、肺炎、インフルエンザ、感冒性胃腸炎などでは西洋医学のみの治療より明らかに漢方治療は有効で、すみやかな症状の改善がみられる。小児の慢性疾患として虚弱体質をはじめアレルギー性疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症)が増加している。なかでもアトピー性皮膚炎(AD)はガイドラインのなかでステロイド治療が推奨されてはいるが、難治化したりステロイドを使いたくない患者が増え、その多くが漢方治療を望んで受診している。乳幼児のADは黄耆建中湯、黄蓮解毒湯が主体で、年長になるに従い荊芥連翹湯、消風散、十味敗毒湯、柴胡清汗湯などを使っている。成人例は難渋するが、漢方により改善する例がみられる。また気管支喘息もきめ細かなガイドラインが作成され治療が容易になりつつあるが、ステロイド吸入ができない年少児やステロイド吸入で効果が得られない症例に遭遇することがある。その場合は補中益気湯、小建中湯、六味地黄丸を併用してステロイドの減量が可能になる。発作時も麻杏甘石湯、五虎湯、小青竜湯、麦門冬湯で発作の軽減がみられる。なお当院では西洋医学的治療で効果が得られず漢方薬で有効であった症例をすでに報告している。閃輝性暗点を伴う古典的片頭痛に釣藤散と柴胡桂枝湯が、循経皮膚病の線状苔癬に竜胆瀉肝湯が、睡眠剤が効かない不眠症には加味逍遥散、加味帰脾湯と三黄瀉心湯で改善、排便時に失神を来す老人には補中益気湯と桂枝加芍薬湯が、慢性腎不全の透析導入延期として大黄甘草湯と六味地黄丸が有効であった。こどもクリニックではあるが、上記のように成人の疾患にも漢方治療を試み成果をあげている。

所属スタッフ

宗宮教壹院長(東洋医学会専門医・小児科専門医)。

所属医師

宗宮 教壹 1947年生まれ 名古屋市立大学医学部卒、同大学院修了
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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