海南医療センター(和歌山県海南市)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
海南医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
外科
分野 |
消化器・一般外科 |
---|---|
特色 |
胃癌、大腸癌、肝癌(転移性)、胆道癌、膵癌などの消化器癌や胆石症やイレウス、急性虫垂炎、結腸憩室炎などの良性疾患の診断と治療を一貫して行い、早期胃癌や大腸癌に対する内視鏡治療および腹腔鏡下手術も行っている。 |
症例数 |
年間の手術例数は180~200例 ★上部内視鏡検査は年間1,200例(内科と合同、ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術を含む)、下部内視鏡検査は600例(同)、超音波検査(US)は1,800例 ★胃癌・大腸癌はガイドラインに沿った治療を行っているが、高齢者も多いので、年齢、QOLを考慮した手術術式を選択し、直腸癌には機能温存手術を行っている。また適応のある早期癌には内視鏡的粘膜下層剥離術も積極的に施行している ★膵頭領域癌は適応例には全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除を行い、切除不能・再発症例にはステント治療を行っている ★胆石症は胆嚢結石は腹腔鏡下胆嚢摘出術、胆管結石には内視鏡治療を最優先し、適応外には開腹手術を施行している ★鼠径・大腿ヘルニアにはメッシュプラグ法を採択し、現在までに再発例は1例のみである ★急性虫垂炎の重症度診断にUS所見を最重要視し、USで10mm以上で粘膜下層の著しい肥厚や断裂、腹腔内Fluid Collectionの見られる症例を手術適応とし、その結果、不必要な虫垂切除を回避することができ、手術施行率は30%以下である ★イレウスの質的診断にもUSを応用し、Kerckring皺襞を伴った拡張腸管内の移動が見られる場合は単純性と診断し保存的療法を、一方、内容物の移動が全く停止している場合は絞扼性と診断し、直ちに緊急手術を行う治療方針をとっている。この結果、両者の鑑別診断率は98%という成績である。 |
医療設備 |
MRI、ヘリカルCT、腹腔鏡下手術装置、ベッセルシーリングシステム、超音波凝固切開装置。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
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