専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

ひだか病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

第1内科(消化器内科)

分野

消化器・一般内科

特色

食道、胃、大腸および肝臓、胆嚢、膵臓疾患等消化器病全体にわたり高い専門性を持つ。また消化器外科、コメディカルとの密接な連携による患者中心の良質な調和のとれた医療、紀中の第一線地域中核病院として地域完結型医療を目指す。救急医療に積極的で、特に消化管出血等には24時間対応出来る体制にある。また地域中核病院として内科領域全般の幅広い疾患(膠原病、腎臓病、呼吸器、血液疾患等)に対応し内科研修医には好適の施設である。病診連携は密で地域の診療所の先生方の信頼は厚い。

症例数

消化管疾患では内視鏡による診断、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、ステント留置術等内視鏡的治療に積極的に取り組み極めて高い専門性を持つ。上部消化管内視鏡検査は年間2,200件である。基本的には早期胃癌の診断に主眼をおく。胃粘膜下層切除術(ESD)等内視鏡治療を年間約20例施行している

★消化管出血には24時間いつでも対応可能である。内視鏡止血術(クリッピング止血、アルゴンプラズマ波凝固法等)にて97%の止血成績を得ている。食道静脈瘤出血には、予防的食道静脈瘤結紮術、硬化療法を行い出血の予防に努めている

★胃潰瘍、十二指腸潰瘍には再発防止を目指し、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法を実施、内服コンプライアンスに注意することにより80%の除菌率を得ている。潰瘍症患者の自覚症状の改善は著明で良好な結果である

★逆流性食道炎は高齢化と相まって増加傾向にある。診断は問診表と内視鏡の組み合わせにより早期の段階から可能。治療はプロトンポンプ阻害剤(PPI)を軸としてStep down療法を行いQOLの改善がみられる。またPPI長期投与に伴う長期予後も検討中である

★下部消化管内視鏡検査は約700例実施し、患者さんに苦痛の少ない検査が出来るように工夫を重ねている。大腸ポリープには内視鏡的大腸ポリープ切除を含め前癌病変も積極的に内視鏡下に治療している

★炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎やクローン病の症例も増加しつつある。食事指導を通じての栄養管理から、特殊治療まで行い、潰瘍性大腸炎の難治例にたいして白血球除去療法の一つである顆粒球除去療法も試みている

★経口摂取困難な症例への経鼻胃管に代わる内視鏡的胃瘻造設術(PEG)は年間50例行い近隣の先生方との病診連携を深めている。進行胃癌症例にはQOLを考え副作用の少ない化学療法を選択する

★肝臓疾患の年間入院患者数は約150人。肝細胞癌の早期発見と治療に積極的に取り組み年間50例の入院がある。肝動脈塞栓術(TAE)40例、肝動脈注入療法、ラジオ波焼灼療法45例を施行し肝臓癌の治療レベルは高い。C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法はグルーピング、ウイルス量、年齢、血小板数、組織像を総合的にとらえ適応を判断し実施している。著効率は50〜60%である。B型肝硬変で持続進行性の症例に抗ウイルス剤の投与を行い予後改善効果は著明である。B型、C型慢性肝炎でGPT、GOT高値持続の症例にはグリチルリチン製剤、ウルソデスオキシコール酸等を投与しGPT、GOT値が正常になるように根気つよく治療し多数の症例が長期管理下にある

★急性肝炎は年間15例の入院があるが近年はE、Bウイルス、サイトメガロウイルス、麻疹ウイルス等による急性肝障害が増加している

★原発性胆汁性肝硬変(PBC)は12例登録され、その他、自己免疫性肝炎等との鑑別のため肝生検も多い。両疾患とも早期治療を開始することにより良好な成績である

★膵、胆道癌には超音波、マルチスライスCT、逆行性膵胆管造影(ERCP)腹部血管撮影、MRCP等にて早期発見に努めている。手術適応のない進行閉塞性黄疸例には内視鏡的胆道ステント留置術、それの困難例には経皮経肝的胆道ドレナージ後にステント内瘻化をはかる。総胆管結石症例には乳頭切開術、バルーン拡張術を多数例に施行

★重症急性膵炎は死亡率30%と不幸な転帰をとることが多いので保存的集中治療を行い持続的血液濾過透析にも取り組んでいる。

医療設備

MDCT、MRI、ガンマカメラ(SPECT)、各種電子内視鏡、超音波内視鏡、ドプラーエコー装置、血管造影装置(DSA)等。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

第2内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

一般内科、特に糖尿病、肥満などの生活習慣病の診断と生活指導・治療、内分泌疾患、甲状腺疾患、消化器疾患、呼吸器疾患の診断と治療を行っている。

症例数

★糖尿病は、インスリン分泌低下と感受性低下により発症するが、発症に当たっては食事療法を含む生活習慣が密接に関わっている。その治療のためには患者様のライフスタイルに合わせた食事療法、運動療法などをご一緒に探していくことが重要であると考えている

★糖尿病登録患者数は約2,800例、通院中患者は800例であり、20年来継続通院中の患者様もいる。外来では、糖尿病の特性を十分理解いただいた後、治療法を選択し、定期的な血糖測定と合併症評価を行いながら通院していただく。患者様のライフスタイルに合わせた食事療法を十分話し合い、食事指導を行い、種々の経口薬からインスリン治療、ポンプ療法のどれが適切かを判断する。当科は2週間の教育入院から糖尿病性昏睡の入院治療まで行える糖尿病の専門施設であり、外来患者様にもご自由に参加できる糖尿病教室を月~金に開催している。行政と共同して年1回糖尿病予防ハイキングを行っている

★甲状腺・内分泌疾患では甲状腺のエコー検査を年間約300例、細胞診を100例行い、悪性の診断に役立てている。下垂体疾患に関しては脳外科と連携の上、各種負荷検査を行い治療方針を決定する

★一般内科では上部・下部消化管検査、腹部エコー検査、心エコー検査を行い、他科と連携しつつ診断治療を行っている

★呼吸器疾患は気管支鏡検査を行い、化学療法も行っている。

医療設備

MRI、CT、シンチグラフィ、腹部・甲状腺・頸動脈・心エコー、甲状腺細胞診、上・下部内視鏡、気管支鏡など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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