和歌山県立医科大学附属病院紀北分院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

和歌山県立医科大学附属病院紀北分院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科(乳腺外科)

分野

乳腺・内分泌外科

特色

1978年に乳頭温存手術を開始し、国内の温存手術のパイオニア的病院である。特に乳頭温存手術は、国内外の乳癌学会で高い評価を受けている。乳房温存術ならびに乳頭温存術を積極的に取り入れており、近年は新たな再建術として下腹部の真皮脂肪片を用いた同時再建を採用し良好な成績を得ている。骨転移をはじめ、乳癌の基礎研究にも力を注いでいる。また、乳癌予防に関する情報提供など一次予防の啓蒙も行っている。非常勤の乳腺専門医と協力し、診断、治療において質の高い診療を行っている。数多くのセカンド・オピニオンを受け入れ、患者様にわかりやすい説明を行った上で、納得のいく標準的治療の提供を心がけている。

症例数

初発乳癌の取り扱いは年間約40-50例で、約60%に乳房温存術を行っている。手術に際してはMRIを積極的に駆使している。乳房には拡がり診断として使用し安全な乳房温存術を可能としている。また、腋窩リンパ節には転移診断の補助として使用し、色素法を用いたセンチネルリンパ節生検と併せ不必要なリンパ節郭清の省略を目指している。早期乳癌の診断にも力を注いでおり、マンモグラフィで微細石灰化が認められた症例に対しては積極的にマンモトーム生検を行っている。86年より05年までの19年間に乳頭温存術807例の経験があり、5年生存率はI期97.9%、II期91.4%、III期81.6%である。また、89年より05年までに乳房温存症例229例の経験があり、5年生存率はI期100%、II期92.9%である。

医療設備

マンモグラフィ、超音波、CT、MRI、マンモトーム(X線ガイド下、超音波ガイド下)他。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

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