専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

山梨厚生病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器科

分野

循環器科

特色

山梨県東部の循環器疾患の中核病院として、高血圧や高脂血症の治療はもとより、狭心症、急性心筋梗塞などの冠動脈疾患等において冠動脈造影や経皮的冠動脈形成術(ステント留置術)を積極的に行っている。また不整脈疾患に対しても心臓電気生理検査、ペースメーカー植え込み術を行っており、さらには心房細動を含め頻脈性不整脈に対して積極的にカテーテル治療(カテーテルアブレーション)を行っている。このように心臓疾患を総合的に診療できることが当科の特色である。

症例数

循環器関連病床数はHCUを含め50床。2008年度の検査においては冠動脈カテーテル検査数307例、心臓電気生理検査30例であった。また治療ではステント留置術80例(成功率100%)、永久ペースメーカー植え込み術47例(成功率100%)、カテーテルアブレーション(カテーテル心筋焼灼術)68例(うち、発作性心房細動17例、成功率95%)であった。

医療設備

心血管造影装置、心臓電気生理検査専門装置、MRI、CT、カラードプラ心エコー装置、トレッドミル装置、ホルター心電図解析装置、IABP、PCPSなど。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

呼吸器心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

当科では心臓、血管、肺、縦隔などの外科治療を行っている。安全かつ確実な治療を根本とし美容を目的とした縮小手術は勧めない方針であるが、機能温存のための縮小手術は積極的に採用している。最近は特に高齢者が多いが、看護師、理学療法士と連携した術前術後のリハビリおよび麻酔医による術後の疼痛軽減策を積極的に行うことで早期離床を心掛けている。術後のリハビリを含め、退院決定は患者さんの希望に沿って行い、喜ばれている。

症例数

最近5年間の年間平均手術数は、心臓大血管症例31例、末梢血管手術症例32例、肺縦隔症例26例である。心臓大血管手術の適応は、循環器内科医が決定し当科へ紹介され、心臓手術は冠状動脈バイパス術、弁膜症手術など、大血管手術は胸部・腹部大動脈瘤、急性大動脈解離に対する人工血管移植術などを行っている。心臓大血管手術の5年間の平均手術死亡率は心臓手術1%、大血管手術17%である。末梢血管手術は下肢動脈閉塞症のバイパス手術が多いが、経皮的ステント留置術も増加しつつある。下肢静脈瘤では主としてストリッピング手術をするが、内視鏡的筋膜下不全穿通枝切離術も行っている。肺癌では、手術治療、化学療法、放射線療法を含む集学的治療を山梨大学などと連携して行っており、治療方針は当科医師、呼吸器内科医、放射線医との検討のうえ決定している。1995年からの手術症例の5年生存率は、StageIが77%、IIが58%、IIIが20%である。

医療設備

CT、MRI、心エコー、トレッドミル、心カテーテル室、カテーテルアブレーションシステム、IABP、PCPS、胸腔鏡、人工心肺自動記録システム、ICU、CCU。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

特色

山梨県東部の基幹病院として、耳鼻咽喉科疾患全般を対象としている。迅速な診断により、早期に適切な治療を患者の十分な理解と納得のもとに開始できるように努めている。頭頸部悪性腫瘍については、山梨大学と連携した治療を行っている。

症例数

外来患者数は1日平均約60人。うち新患者数は約20人。年間入院患者数は約100人であり、対象は入院手術症例の他、重症感染症、めまい発作急性期、突発性難聴、顔面神経麻痺、鼻出血等である。手術件数は年間約80件であるが漸増傾向にある。鼻副鼻腔手術ならびに扁桃摘出術等の咽頭手術が50件程度と大半を占める。耳下腺、顎下腺、甲状腺の良性疾患の手術は山梨大学の協力を得て、年間20件程度行っている。副鼻腔手術は通常内視鏡下に行い、短期間の入院としている。扁桃摘出術は近年成人症型の比率が増加している。簡単な鼻骨骨折整復術、唾石摘出術、鼻茸切除術等は外来診療の中で行っている。1998年からはアレルギー性鼻炎に対し、レーザーに代わる治療として超音波凝固切開装置による下鼻甲介粘膜の処置を試みている

★めまい症例では基本的な診療、検査の他に脳神経外科とも連携し、中枢性疾患の有無についてなるべく早期に確認している。治療として薬物療法の他、種々のめまいについては疾患への理解を深めてもらうほか、日常生活指導にも重点を置いている

★顔面神経麻痺は急性期の治療の後、機能評価を行いながら低出力レーザー等のリハビリテーションを併用することで良好な結果を得ている

★ハウスダストアレルギーおよびスギ花粉症に対して、重症度や患者の希望に応じ減感作療法を行っている。

医療設備

CT、MRI、ABR、幼児聴力検査等。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

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