国立病院機構 小倉医療センター

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

国立病院機構 小倉医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

整形外科

分野

整形外科

特色

骨軟部腫瘍の診断と治療、特に悪性腫瘍の予後向上と患肢機能を重視し、高悪性肉腫では術前化学療法を行うことによって生命予後の向上のみならず、機能的にすぐれた患肢温存率の向上を目指している。その他、整形外科領域では最も多い骨折や脊椎疾患、関節疾患にも対応している。

症例数

08年度の手術例数は342例で、そのうち骨悪性腫瘍11例、軟部悪性腫瘍26例、転移性骨腫瘍11例、脊椎疾患50例、人工関節手術10例であった。悪性腫瘍は年齢、組織型、悪性度、病期(進行度)を考慮し、術前化学療法または放射線照射の併用で90%以上で患肢温存が可能であった。85年以降の骨肉腫(56例)の5年累積生存率は65%、高悪性軟部肉腫(210例)は51%であった。軟部肉腫の化学療法は横紋筋肉腫やユーイング肉腫など一部の特殊な組織型を除けば、一般に効果が低いことが高悪性腫瘍の生命予後不良の一因であったが、組織診断によらず個々の症例の組織学的所見を根拠にした抗癌剤の組み合わせによって、高い効果が期待できるようになった(PR以上42%)

★転移性骨腫瘍は、従来ならば放射線や椎弓切除など必ずしも効果の明らかでない治療しか選択できなかった脊椎転移に対しても、インスツルメンテーション手術(金属による固定術)で麻痺の回避や疼痛コントロールなど、十分に満足できる結果が得られている。長幹骨転移は疼痛と病的骨折あるいは切迫骨折のために著しく日常生活動作を制限するので、限られた生命予後のなかでのQOL向上に直結した再建法を選択している

★人工関節手術や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの定型的手術に対しては、クリニカルパス(入院時の診療予定表)を使用することによって効率的な機能訓練が実施でき、入院期間の短縮に役立っている。

医療設備

MRI、CT、RI、リニアック。

「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)

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