千早病院(福岡県福岡市東区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
千早病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
外科
分野 |
消化器・一般外科 |
|---|---|
特色 |
福岡市東区では九州大学病院を除くと唯一の公的病院であり、当院が戦後引き揚げ者の医療援護施設として発足した沿革と併せて、「患者さん第一」の歴史が脈々と受け継がれている。外科では、消化器(胃、大腸、直腸、肝胆膵、食道、肛門など)と乳腺を中心に、ヘルニアなどの一般外科を行い、虫垂炎や腸閉塞、小児症例も多い。週2回のカンファレンスで、各疾患ガイドラインに準拠した的確な診療方針を徹底している。腹腔鏡下手術を積極的に取り入れており、胆嚢摘出術では標準手術法とし胃・大腸癌に対しても早期癌を中心に行っている。内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)の症例は多く、この手技を駆使した胆道膵疾患に対する内視鏡的治療と合わせて年間200例ほどである。乳癌検診にも積極的に取り組んでいる。地域の医院・病院との連携を密にするという病院の方針のもと、紹介入院率は60%以上である。また、日本外科学会修練施設、日本消化器外科学会修練関連施設、日本乳癌学会研修施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設として、各専門医育成を図っている。 |
症例数 |
外科ベッド数は約40床で、08年の手術総数は336例である。その内訳は胃癌33例、大腸癌44例、乳癌20例、胆嚢摘出術51例(腹腔鏡手術46例)、ヘルニア76例(小児31例)、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術3例、胆嚢癌2例、肝切除3例、虫垂切除41例などである。いずれの手術でも、重症の術後合併症は発生しなかった ★胃・大腸癌の治療は消化器内科と連携し、早期癌に対しては内視鏡切除を検討し、適応外の症例には腹腔鏡下手術を考慮している。現時点では、進行癌を含め十分なリンパ節郭清が必要な症例は開腹手術を施行し、術後の化学療法を積極的に行う方針としている ★ERCPおよびこの手技を駆使した治療は196例(08年)を数えた。重篤な合併症は皆無である。ERCPによる詳細な検討や細胞診により、MRIやMDCTでも診断困難な小さな膵臓癌や胆道癌の診断に努力している。また、総胆管結石に対する内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)後の内視鏡的砕石截石術の他、閉塞性黄疸に対する内視鏡的ステント留置術の症例も多い。また、経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)も年間約20例に行っており、症例によって手術、内視鏡的治療、経皮経肝治療から最適のものを選択している ★乳癌に対しては、外来での乳房撮影、超音波検査、MRI、超音波ガイド下の吸引細胞診や針生検などを取り入れ、早期乳癌の発見や診断精度の向上に努めている。乳癌検診にも力を注いでおり、マンモグラフィ精度管理中央委員会よりA認定を頂戴している。ガイドラインに準拠したご説明をした後、乳房温存手術も積極的に行っており、08年の温存率は約50%であった ★胃癌、大腸癌、胆道癌、膵癌、乳癌などの術後補助化学療法はもちろん、切除不能例や再発例に対する抗癌剤治療にも積極的に取り組んでいる。当院血液内科とも連携して最新の治療法を導入している。 |
医療設備 |
MRI、64列マルチスライスCT、血管造影(腹部、心臓)、超音波診断装置(カラードップラ)、乳房撮影装置、電子内視鏡、胆道鏡、腹腔鏡手術装置、超音波凝固切開装置。 |
「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)
QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています
治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など
インフォメーション
千早病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています
千早病院の近くにある病院
おすすめの記事
- 医療機関の情報について
-
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
- 名医の推薦分野について
- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
医師医療機関同士の連携に前向き
回答者:40代 男性 勤務先:病院(200床以上)
2014年07月16日投稿
ある日、私自身の病院の医療材料用の滅菌機が故障しました。 当然滅菌できないので修理を依頼するのですが、すぐには直らないので近隣の医療機関に依頼することにな...続きをみる