専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

成田記念病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

東三河地区の基幹病院として、消化器内科全般にわたる疾患に対応可能であるが、肝臓学会専門医4人を擁し肝疾患特に肝炎の治療に積極的である。上部・下部消化管疾患も症例数、内視鏡的治療件数ともに増加しており、非常勤医師も動員して力を入れている。内視鏡的胃瘻造設もニーズの高まりから、他施設からも積極的に受け入れている。近年 経鼻内視鏡やNBI内視鏡も導入し、診断技術の向上に努めている。

症例数

消化器内科として1日平均外来数約 50人、年間入院患者数 984人(09年度)。主な検査・治療実績は、上部消化管内視鏡 1,846例、下部消化管内視鏡 734例、内視鏡的止血術 65例、大腸ポリープ切除術 209例、内視鏡的逆行性膵胆管造影 81例、内視鏡的食道静脈瘤硬化療法・結紮術 18例、内視鏡的胃瘻造設術 35例、PTCD(チューブ操作、ステント挿入含む)83例となっている

★上部消化管疾患では、透析中や抗凝固剤服用中に吐下血した患者の緊急内視鏡の依頼が多く、いずれも迅速に内視鏡的止血術をしている。透析設備が整っているので、透析科の協力を得て潰瘍性大腸炎には白血球除去療法やインフレキシマブ投与など新しい治療を積極的に行っている。診断設備も充実しており、胆膵系疾患ではMRCPや64列MDCTによる3D画像を駆使して正確な診断を行うと同時に、緊急PTGBDやERBDなど適切な治療を行っている

★慢性肝疾患に対しては、肝臓専門医を中心にC型肝炎にペグインターフェロン+リバビリン療法やB型肝炎にラミブジン、エンテカビルなどの抗ウイルス療法を積極的に行っている

★毎週消化器内科・外科・放射線科の合同カンファレンスを行うなど各科との連携も密で、手術を要する疾患は迅速に診断し、十分なインフォームド・コンセントの下で安全確実な治療法の選択を行っている。地域の各医療施設、訪問看護ステーションとも密接に連絡をとり、質の高い医療を提供できるように心がけている。

医療設備

64列MDCT、ヘリカルCT、MRI、経鼻内視鏡、NBI内視鏡、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

インフォームド・コンセントを重視した質の高い、そして温かい医療を目指している。対象は泌尿器疾患全般で、なかでも尿路結石、前立腺肥大症、前立腺癌・膀胱癌の症例が多い。先進的な治療には積極的に取り組んでおり、尿路結石症例に対する体外衝撃波結石破砕術、内視鏡手術あるいは前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺核出術は国内でもパイオニア的存在であり、豊富な手術件数を誇っている。また腎不全治療としての腎移植手術も、これまでに20例以上行っている。名古屋大学関連施設として、前立腺肥大症治療、癌治療、腎移植の免疫抑制療法の標準化を目指しており、前立腺肥大症治療ガイドライン作成、評価にも参加した。

症例数

癌、尿路結石および前立腺肥大症の症例が多く、年間の手術件数は約600件。09年は前立腺癌に対する前立腺全摘術15例、膀胱癌に対する経尿道的切除術93例、膀胱全摘術5例、腎癌に対する腎摘除術13例、腎盂癌に対する腎尿管摘除術9例、精巣悪性腫瘍に対する精巣摘除術3例で、尿路結石の手術では体外衝撃波結石破砕術157例、経皮的腎結石破砕術9例、経尿道的尿管結石破砕術55例、経尿道的膀胱結石摘出28例で、前立腺肥大症の手術である経尿道的レーザー前立腺核出術は63例で成績も良好、学会にも報告している。

医療設備

MRI、64列マルチCT、ESWL(2基)、ホルミウムヤグレーザー、リソクラスト、超音波砕石装置、RI検査装置、リニアック放射線治療装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

麻酔科・ペインクリニック内科

分野

東洋医学

特色

様々な痛みの治療を中心に行っている。痛みには西洋医学的に原因がはっきりしないものや、診断がついても難治性のものがあり、当院ではこういった慢性・難治性疼痛に対して漢方治療を積極的に取り入れ、心身両面からの全人的医療を目指している。

症例数

外来患者数は年間に約3,500~4,000人。対象疾患は頭痛、顔面・口腔内の痛み、首・肩の痛み、胸・背・腹部痛、腰下肢痛、会陰・肛門部痛、全身痛など様々な要因による痛みの他、眼瞼けいれん・顔面けいれん、多汗症、顔面神経麻痺などの非疼痛性疾患である。帯状疱疹や、頚椎・腰椎由来の激しい急性痛に対しては、星状神経節ブロックや硬膜外ブロックも併用している。その他、身体表現性障害(疼痛性障害)、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、線維筋痛症など慢性・難治性疼痛の治療を行っている。慢性・難治性疼痛は消炎鎮痛剤が無効で、他に多彩な愁訴が随伴することもあり、漢方治療が有力となる。漢方薬投与により、原因不明あるいは難治性の痛みに著効を示した例も多い。また鎮痛補助薬(抗うつ薬、抗けいれん薬など)の使用、各種神経ブロック、近赤外線照射、精神医学的アプローチ(認知行動療法)、手術(硬膜外刺激電極挿入術)なども行っている。また眼瞼けいれん・顔面けいれんに対してボツリヌス毒素注射を、多汗症に対して胸腔鏡下交感神経遮断術を、顔面神経麻痺に星状神経節ブロックを行っている。

医療設備

スーパーライザー(近赤外線治療器)、キセノン光照射治療器、低周波治療器、ニューロメーター(電流知覚閾値測定器)、その他マルチスライスCT、ヘリカルCT、MRIなど、総合病院としての設備を有する。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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