JA静岡厚生連 遠州病院(静岡県浜松市中央区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
JA静岡厚生連 遠州病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
産婦人科
分野 |
産婦人科 |
|---|---|
特色 |
38年静岡県の農業関係者に対する病院として開設された当院は、現在では浜松市の中心に位置し、中核病院として一般患者も広く受診できる。07年4月には現在の地に新築移転し、病院名も遠州総合病院からJA静岡厚生連遠州病院と変更。産婦人科病床数は32床。セキュリティも完備し、安全に配慮している。 |
症例数 |
当科では静岡県西部の農協と協力して、農協関係者の子宮癌検診・乳癌検診に積極的に取り組み、年間5,000人以上の集団検診および外来患者に対して子宮癌検診を実施し、子宮癌の早期発見に努めている。また、近隣の3病院で産婦人科病棟が相次いで閉鎖されたため、分娩だけではなく癌をはじめとした婦人科疾患患者も紹介されてくる ★当科での手術件数は、07年291件(うち子宮癌17件、卵巣癌6件)、08年335件(うち子宮癌23件、卵巣癌6件)、09年387件(うち子宮癌37件、卵巣癌2件)であった ★癌の治療成績は、子宮頸癌の5年生存率=0期100%、I期92%、II期60%、III期44%、IV期13%。子宮体癌の5年生存率=I期84%、II期72%、III期17%、IV期0%。卵巣癌の10年生存率=I期87%、II期17%、III期15%、IV期0% ★周産期関係では、新病院となり分娩数は急増しており、07年484件(うち帝王切開77件、帝切率16%)、08年875件(うち帝王切開120件、帝切率14%)、09年882件(うち帝王切開151件、帝切率17%)であった。また周産期死亡は07年5件、08年1件、09年5件であった。また、過去10年間に母体死亡は2件あるが、いずれも開業診療所から緊急で母体搬送された例であった。 |
医療設備 |
MRI、CT、マンモグラフィ、放射線治療装置(リニアック)など。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ×
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
皮膚科
分野 |
皮膚科 |
|---|---|
特色 |
"皮膚疾患全般にわたって正確な診断と適切な治療を行うことを心がけている。特に、接触皮膚炎、光接触皮膚炎、ラテックスアレルギー、静脈鬱滞に伴う皮膚疾患、酒さの診断と治療に優れている。 " |
症例数 |
"1日平均外来患者数約75人、入院患者数約9人。09年度皮膚生検術施行件数238件。皮膚腫瘍切除術施行件数177件。09年度入院患者総数232人。主な内訳は、水痘・帯状疱疹、単純ヘルペス89人、丹毒・蜂窩織炎36人、褥瘡・皮膚潰瘍15人、中毒疹・薬疹 9人、アトピー性皮膚炎・湿疹13人、熱傷10人、自己免疫性水疱症6人、急性じんま疹10人、皮膚悪性腫瘍5人であった ★帯状疱疹に対しては、標準的な治療(抗ウイルス剤の点滴または内服治療、非ステロイド系鎮痛剤の内服)を行う一方、発症および後神経痛予防の目的で、水痘ワクチンの接種を勧めている ★蜂窩織炎の治療は、下肢挙上および抗生物質の点滴静注であるが、治癒後に再発を防ぐ目的で、弾力ストッキングの着用を勧めている ★接触皮膚炎、光接触皮膚炎が疑われる症例では、積極的に貼布試験、光貼布試験を行っている ★静脈鬱滞に伴う皮膚疾患(鬱滞性皮膚炎、鬱滞性潰瘍、鬱滞性脂肪織炎)に対して、弾性ストッキングの着用を厳密に行い、症例に応じて血小板凝集抑制剤(アスピリン)の内服を併用することで症状の改善を得ている ★酒さは本態性のものと、ステロイド誘発性のものがあるが、いずれも抗炎症作用を有する抗生物質(ミノサイクリンやロキシスロマイシン)の内服および免疫抑制剤(タクロリムス)軟膏の外用で改善が得られる。 " |
医療設備 |
"医療用紫外線照射装置(UVAおよびnarrow band UVB)、ダーモスコピー。 " |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
内科(内分泌)
分野 |
糖尿病内分泌内科 |
|---|---|
特色 |
糖尿病外来診療では、看護支援スタッフが必要に応じて、患者一人ひとりに生活上の工夫を提案し、10年からはフットケアチームも本格的に外来を始めた。09年から静岡県西部糖尿病療養指導士の認定が始まり、当院の看護師は各病棟1人以上が資格を保有して糖尿病教室スタッフとなっている。家族を含めての患者教育を大切にし、教育入院、糖尿病教室に重点を置いている。糖尿病料理教室は25回を機に、これまでの指導内容をまとめた本を出版したが、その後も継続して11年には35回目を迎えた。09年からは地元のホテルレストランと共同の糖尿病食メニューを提供し、料理教室の一環としても利用している。甲状腺疾患はエコー外来主体で、1cm以上の結節には積極的に生検を行っている。 |
症例数 |
現在外来通院患者は約1,300人。約70%が2型糖尿病、1型糖尿病は緩徐進行型、劇症型を含めて2.5%程度。甲状腺疾患は25%程度。2型糖尿病治療の40%がインスリン治療、その60%はインスリンアナログ製剤、40%がヒトインスリン製剤使用中。内服薬ではβ細胞保護を重要視し、DPP-IV阻害剤を積極的に使用している。糖尿病教室は、内科医の他、眼科医、外科医、歯科医(青山歯科)、栄養士、薬剤師、検査技師、理学療法士、看護師それぞれの講義が1カ月1サイクルで行われる。教育入院は第1・3・5週が、6日間入院と週末からの4日間入院、第2・4週は2週間入院を受け入れている。糖尿病料理教室は年3回、当院以外の患者も受け入れ可能。1回約20人。クイズ、実習の他、昼食後には、体操指導をする ★甲状腺エコーは、健診での機能異常、頸動脈エコー時の形態異常の拾い上げで、生検による乳頭癌検出率が増加した。治療は当院外科において良好な成績を挙げている。バセドウ病での放射線療法は浜松医大放射線科に依頼している。基本的に紹介患者は紹介元の医療機関に戻すこととしている。近隣の医療機関とは、年4回程度、少人数の講演会、問題症例の検討会、勉強会を行っている。 |
医療設備 |
日本内科学会教育施設、日本外科学会外科専門医制度修練施設としての設備を完備している。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています
治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など
インフォメーション
JA静岡厚生連 遠州病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています
JA静岡厚生連 遠州病院の近くにある病院
おすすめの記事
- 医療機関の情報について
-
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
- 名医の推薦分野について
- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
診療科目:耳鼻咽喉科
2022年10月22日投稿
頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気とかなりひどい症状で地元の病院では限界のようで、セカンドオピニオンで医大に勤務時からお世話になり、メニエール病、片頭痛、気象病が複雑に絡みあ…続きをみる