専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

沼津市立病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

健康診断などで発見された検尿異常から、末期腎不全としての透析医療まで、幅広い慢性腎臓病のすべてのステージにおいて、全人的な医療を遂行している。

症例数

★当腎臓内科は、外来・入院・透析室・集中治療室で、急性・慢性腎臓疾患、および全身疾患に伴う腎臓障害のほぼすべての診療にあたっている。静岡県東部の中核病院としての責務を担うべく、近隣の開業医から市中病院まで、幅広く紹介患者を引き受け、検尿異常から始まって、腎炎・ネフローゼ症候群・腎不全・尿毒症・透析、さらにその周辺疾患である糖尿病・膠原病全般・電解質代謝異常・副腎疾患・副甲状腺疾患などの診断・治療を積極的に行っている。新規血液透析導入患者も多く、年間50例程度であり、ほぼ同数の血液透析のための内シャント形成術を施行している。腎疾患の診断・治療に必須である腎生検は、年間20件程度、適応症例のほぼすべてに施行している。腎生検標本は特殊染色から蛍光抗体法まで、ほぼ当院病理検査室で施行可能なため、迅速で、さらにはその標本の質も極めて高い

★透析室は、14床で県東部の国公立の総合病院の透析室としてベッド数は最大である。腎不全の新規導入はもちろんのこと、循環器、呼吸器、消化器、整形外科疾患など、他科入院の維持透析患者の透析管理も各診療科と積極的に協力して行っている。地域の透析病院との関係も良好で、密な病診連携がなされている

★集中治療室では、3次救急を担う当院の特徴より、救急科・外科・循環器科等と協力しつつ、チーム医療の一員として、持続的血液濾過透析、血漿交換、免疫吸着など、さまざまな急性血液浄化療法に主導的に関与している。臨床工学技士が24時間365日の待機体制をとっているため、必要時にはいつでも急性血液浄化療法が行えるシステムとなっている。

医療設備

透析室14床、持続血液浄化用透析装置2台、免疫蛍光抗体法施行可能な病理検査室など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

特色

耳科、鼻科、頭頸部外科再建外科を得意とし、最新の医療レベルで診療を行っており、地域支援病院として、地域に密着した診療を目指している。入院手術治療にあたっては、低侵襲手術、クリニカルパスの導入により、入院期間の短縮を図っている。また新生児聴覚スクリーニング精密聴力検査機関として、聴覚障害を早期に発見し、喉頭難聴児の言語能力発達に対応できる体制をとっている。

症例数

外来患者数平均98人/日。09年全身麻酔手術件数360件

耳科領域=鼓室形成術による慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の鼓室形成術48件、耳硬化症に対するアブミ骨手術2件、滲出性中耳炎、急性中耳炎、外耳炎、難聴、顔面神経麻痺などの神経耳科的疾患など幅広い症例

鼻科領域=鼻中隔彎曲症、副鼻腔炎、副鼻腔のう胞などを中心に、内視鏡を用いた低侵襲手術を行っている。内視鏡下副鼻空手術84件

頭頸部外科領域=耳下腺腫瘍では顔面神経の術中モニター(NIM)を用いている19例、頭頸部悪性腫瘍手術12例、甲状腺腫瘍(癌)20例、顎下腺腫瘍

咽頭領域=扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、声帯ポリープ、睡眠時無呼吸などに手術を含めて診療している。口蓋扁桃摘出65件、喉頭微細手術41件。 

医療設備

CT、MRI、エコー、術中神経モニター(NIM)、純音聴力検査、語音聴力検査、内耳機能検査、耳管機能検査、他覚的聴力検査ABR、ASSR、顔面神経誘発筋電図、炭酸ガスレーザーなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

救命救急センター 救急科

分野

救急医療

特色

04年度に新設された併設型の救命救急センターで、日本救急医学会専門医指定施設の認定を受けている。静岡県災害拠点病院としてのヘリポートと、沼津市消防本部と協同した救急ワークステーションを敷地内に有しているのが特徴である。併設型の利点を生かし、母体病院・診療各科と連携して総合診療の提供、研修医教育に努めている。メディカルコントロールを通じた病院前救護体制への積極的な関与や、静岡県東部地域の救命救急センターとして広域性に配慮した地域救急医療体制の整備に取り組んでいる。また、救急ワークステーションを拠点とした救急救命士を含む救急隊員の教育にも重点を置いており、これにより当院への救急患者の円滑な受け入れを可能としている。

症例数

年間の受診患者数は5,300人、救急搬送数は2,600件、ドクターヘリならびに防災ヘリ受入件数は15件である。重症患者総数(09年実績)は551例であり、その主たる内訳は心肺停止症例168例、重症脳血管障害35例、重症循環器疾患(心筋梗塞・心不全)75例、重症呼吸器疾患16例、重症消化管出血116例、重症外傷91例、指肢切断11例、急性中毒50例である。心肺蘇生・外傷初期診療については治療体系の標準化に努めた手法を採用し実践している。心肺停止症例を含め、総数の59.5%にあたる患者が救命されている。入院中は急性期診療より母体病院専門科の診療が継続されており、病状安定後は地域医療機関との連携診療が行われる。
  • セカンドオピニオン受入 /
  • 初診予約 /
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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