専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

武田総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器外科

分野

消化器・一般外科

特色

90年7月より腹腔鏡胆嚢摘出を開始し、これまでに4,500例以上施行している。他の腹腔鏡手術も多数行っている。09年より胆石、虫垂炎では、臍のみの切開による単孔式腹腔鏡手術も開始し、美容的に非常にすぐれているため、特に女性に喜ばれている。一般外科外来以外に、胆石外来、直腸・肛門外来、ヘルニア外来、乳腺外来を開設している。ヘルニア、痔、胆石については多数の日帰り手術を施行。

症例数

年間手術1,052例(09年)

★胆石は299例。そのうち腹腔鏡胆嚢摘出術は246例。腹腔鏡手術の適応外は、小切開法による胆嚢摘出を施行している

★肛門手術は135例。注射で治療する硬化療法(ジオン)を多数行っており、疼痛は非常に軽度である

★ヘルニア手術は140例。小児では高位結紮、成人では痛みや再発が少ないプラグアンドメッシュ法、クーゲルパッチ法を用いている。多くは日帰り手術

★胃癌手術51例。大腸・直腸癌手術88例。早期癌では腹腔鏡手術、縮小手術を行っている

★脾臓、胃・十二指腸潰瘍穿孔性腹膜炎、急性虫垂炎は主に腹腔鏡下に手術を行っている。急性虫垂炎の入院期間は2~3日以内がほとんどである

★乳癌手術は33例。センチネルリンパ節生検、乳房温存手術を行っている。

医療設備

MRI(2台)、CT(2台)、DSA、マンモグラフィ、ラジオ波、手術機器(CUSA、ハーモニック・スカルペル、リガシュアー)、腹腔鏡下手術装置など。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

循環器内科

分野

循環器科

特色

武田病院グループの中核をなす基幹病院であり、500床の総合病院として主に急性期診療を行う。京都市南東部の中核病院として、その地域の患者様に最新の診断法と治療技術を駆使した医療サービスを提供すると同時に「おもいやり」のある医療の実践を目標にしている。循環器内科としては、救急疾患には24時間対応可能な診療体制をとっており、不整脈科(木田医長)、心臓血管外科(野村部長ほか2人)とも緊密に連携して、高度専門医療の提供に取り組んでいる。また、急性期より患者様の病気への理解を深め、生活習慣の改善に対する教育および指導のための専門スタッフを配置している。さらに、健康運動指導士と協力してスポーツを取り入れたユニークな心臓リハビリテーションを施行しており、早期社会復帰および慢性期のQOL(生活の質)改善に力を注いでいる。救急告示病院。臨床研修指定病院。日本循環器学会認定専門医教育研修施設。

症例数

ベッド数はCCUも含め45床。09年の実績では、年間入院患者数は1,124人、平均在院日数16日。心臓カテーテル検査数は503件(治療を除く)で、360例の冠動脈インターベンションを行っている。冠動脈インターベンションは基本的にはステント挿入術を中心に行っているが、必要に応じ、ロータブレーターも施行している。また、経皮的下肢動脈形成術63件、IVCフィルター留置18件、ペースメーカー植え込み28件、カテーテルアブレーション19件なども実施している。非観血的検査についても経験が豊富で、年間の心エコー検査7,070件、ホルター心電図470件、トレッドミル760件、64列マルチスライスCT800件を数える

★主な治療ターゲットは虚血性心疾患、慢性心不全、高血圧など。パラメディカルの協力体制が充実し、すべての検査が即日施行可能な体制が確立されている。侵襲的治療の適応については、回診やカンファレンスで最終的に決定し、常にチームで治療に当たるように心がけている。マルチスライスCTを用いた冠動脈検査は地域で最初に導入し、豊富なノウハウを蓄えている

★緊密なる病診連携を重視しており、当院外来を経ずに近隣の開業医師の指示のもと冠動脈CT等、あらあゆる非侵襲的検査が即日に行え、その結果を迅速に伝達するよう便宜を図っている。また、心血管ドックを設けており、低侵襲に心血管疾患を精査し、生活習慣病の早期発見、早期治療につなげるように努力している

★緊急治療においては、医師が看護師、臨床工学技士を伴って診療しており、必要に応じて緊急血管造影、血管形成術、または心臓血管外科による開心術まで、24時間即応できる体制が整っている。

医療設備

I-CCU(10床)、心臓カテーテル装置、心臓超音波エコードプラ装置、トレッドミル、CPX、ホルター心電図、64列マルチスライスCT、MRI、IABP、PCPSなど。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

ほとんどのジャンルの泌尿器科診療を網羅しているが、特に、尿路結石症、排尿障害、尿路悪性腫瘍を主力に最先端の低侵襲治療を提供している。治療法の決定は、患者さんに病状をよく説明し、治療法の選択肢を示し、当院の特徴である低侵襲治療を勧めているが、患者さんの希望に従っている。その結果、腎・尿管結石で開腹手術をすることはなくなり、腎癌や前立腺癌でも、特殊な場合を除き腹腔鏡手術を選ばれている。患者さんの増加に伴い外来は極めて混雑し、ご迷惑をおかけしているが、診断から手術まで平均2週間程度と迅速に治療を開始できる体制をとっている(結石については1~10日)。

症例数

09年入院患者数743人、手術件数408件(腹腔鏡手術75件、開腹手術29件、内視鏡手術231件、小手術40件など、他に体外衝撃波砕石術2,211件)

★以前より、尿路結石症の患者は750~1,000人と非常に多く受診されているが、体外衝撃波砕石術(ESWL)を主体とし、症例によっては内視鏡治療(経皮的腎砕石術26件、経尿道的砕石術82件)を行っている。必要な場合には初診時に結石を破砕している

★排尿障害は、前立腺肥大症が主だが、極力薬物治療の上、症状の重い患者さんには、経尿道的レーザー核出術や経尿道的切除術を勧めている

★腎臓の手術は、既に腹腔鏡手術が主で、開腹手術をすることは少ない

★膀胱癌は、多くは内視鏡手術の適応であるが、進行した患者さんでは、膀胱全摘術と尿路の再建を希望される術式で行い、さらには抗癌剤による治療を行っている

★前立腺癌は、京都府認定第1号施設として06年より腹腔鏡手術をしているが、病状や希望に応じてグループ病院と協力して開腹手術や放射線治療を行っている。

医療設備

ESWL装置2台、尿路内視鏡5種類13台、砕石器2台、各種腹腔鏡手術器具、64列ヘリカルCT2台、MRIなど。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

神経内科

分野

神経内科

特色

京都府下で広く医療を展開する武田病院グループの基幹病院のひとつである。急性期治療はもちろん、グループ内にはリハビリから療養まで幅広く患者様をサポートできる体制がある。前京都大学神経内科教授の柴﨑浩先生を顧問に迎え、スタッフ5人により、神経内科としては地域の中核としての役割を担っている。

症例数

外来患者数は1日平均80人、入院患者数は1日平均38人で年間平均500人、その内訳は脳血管障害35%、神経変性疾患15%、免疫性神経疾患15%、筋疾患3%、感染症5%、機能的神経疾患10%、その他、となっている

★脳血管障害については急性期治療が主体である。クリニカルパスを使用し、言語聴覚士(嚥下訓練・言語訓練)、理学療法士、作業療法士が三位一体となって発症早期よりのリハビリを行い、必要に応じて連携パスによりグループ内の回復期リハビリ病院と連携を取り治療効果をあげている

★筋電図検査などの電気生理学的検査が充実しており、神経変性疾患、免疫性神経疾患などの正確な診断やフォローを行っている

★ギラン・バレー症候群、慢性炎症性多発性神経炎などの免疫性神経疾患については透析科との連携で血漿交換、免疫吸着、免疫グロブリン大量投与などにより治療を行い、重症筋無力症についてはそれらの治療の他に拡大胸腺摘出術による治療を胸部外科との連携で行っている。また、神経・筋科ではジストニアに対するボツリヌス療法を行っている。なお、PETはグループ関連施設で行い、神経・筋生検、遺伝子検査は各々専門施設に依頼している。

医療設備

MRI 2台、CT 2台、脳血管撮影(DSA)、脊髄造影、頚動脈エコー、心エコー、経食道心エコー、脳波、筋電図、誘発電位、末梢神経伝導検査、磁気刺激検査など。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

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