シクロスポリンカプセル50mg「BMD」[自己免疫疾患用]

処方薬ジェネリック

シクロスポリンカプセル50mg「BMD」[自己免疫疾患用]の基本情報

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作用と効果

免疫に関わる血液中のT細胞の働きを阻害することで強力な免疫抑制作用を示し、自己免疫疾患の症状を抑えます。
通常、ベーチェット病(眼症状)およびその他の非感染性ぶどう膜炎、乾癬、再生不良性貧血、赤芽球癆、ネフローゼ症候群、全身型重症筋無力症、アトピー性皮膚炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。神経ベーチェット病、腎機能障害、肝機能障害、膵機能障害、高血圧症、感染症、悪性腫瘍または既往歴がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

この薬は体重1kgあたりの用量で飲む量を決めます。この薬は1カプセル中に主成分50mgを含みますが、含有量が異なるカプセルと組み合わせて服用することもあります。
ベーチェット病:通常、体重1kgあたり1回主成分として2.5mg(体重50kgで125mg)を1日2回服用し、徐々に減量して維持量は体重1kgあたり1回1.5~2.5mg(体重50kgで75~125mg)を1日2回服用します。
乾癬:通常、体重1kgあたり1回主成分として2.5mg(体重50kgで125mg)を1日2回服用し、徐々に減量して維持量は体重1kgあたり1回1.5mg(体重50kgで75mg)を1日2回服用します。
再生不良性貧血、赤芽球癆:通常、体重1kgあたり1回主成分として3mg(体重50kgで150mg)を1日2回服用します。
ネフローゼ症候群:通常、体重1kgあたり頻回再発型の成人は1回主成分として0.75mg(体重50kgで37.5mg)、頻回再発型の小児は1回1.25mgを1日2回服用します。ステロイド抵抗性を示す成人は1回1.5mg(体重50kgで75mg)、ステロイド抵抗性を示す小児は1回2.5mgを1日2回服用します。
全身型重症筋無力症:通常、体重1kgあたり1回主成分として2.5mg(体重50kgの場合125mg)を1日2回服用します。標準維持量は体重1kgあたり1.5mg(体重50kgで75mg)を1日2回服用します。
アトピー性皮膚炎:通常、成人は体重1kgあたり1回主成分として1.5mg(体重50kgで75mg)を1日2回服用します。症状により適宜増減されますが、体重1kgあたり1回2.5mg(体重50kgで125mg)を超えることはありません。
いずれの場合も、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に服用する時間は5時間以上間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、はきけ、多毛、手足の震え、喉が渇く、頭痛、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・尿量減少、浮腫、倦怠感 [腎障害]

・疲れやすい、食欲不振、手や白目が黄色くなる [肝障害、肝不全]

・発熱、息苦しい、発疹 [感染症]

・けいれん、意識障害、視覚障害 [脳症、神経ベーチェット病症状]

・胃のあたりが激しく痛む、発熱、吐き気 [急性膵炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本ジェネリック株式会社

薬価

1カプセルあたり120.7円 先発薬を探す

剤形

淡黄白色不透明のカプセル剤、長径約17mm、短径約7mm

シート記載

(表)シクロスポリンカプセル50mg「BMD」、50mg、BMD33 (裏)CICLOSPORIN、シクロスポリンカプセル50mg「BMD」

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

シクロスポリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999004M5083

レセプト電算コード

621743406

更新日付:2018年07月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

シクロスポリンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・シクロスポリンカプセル50mg「BMD」[自己免疫疾患用]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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