ジェブタナ点滴静注60mg

処方薬注射剤

ジェブタナ点滴静注60mgの基本情報

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作用と効果

タキサン系抗悪性腫瘍剤と呼ばれるグループに属する薬で、がん細胞の細胞分裂を阻害し、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、前立腺癌の治療に用いられます。この薬は、プレドニゾロンと併用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある。感染症にかかっている。発熱があり、感染症にかかっている疑いがある。肝臓に障害がある。間質性肺疾患にかかっている、または過去にかかったことがある。浮腫がある。アルコールに過敏である。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。3週間毎に繰り返します。
症状を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、吐き気、疲労、食欲減退、味覚異常、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・からだがだるい、発熱、鼻血 [骨髄抑制]

・かぜのような症状、からだがだるい、発熱 [感染症]

・運動のまひ、感覚のまひ、手足のしびれ [末梢神経障害]

・汗をかく、吐き気、激しい腹痛 [重篤な下痢]

・むくみ、全身のけいれん、貧血 [腎不全]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1瓶あたり488347円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 抗腫瘍性植物成分製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

カバジタキセル アセトン付加物

この成分で処方薬を探す

YJコード

4240410A1020

レセプト電算コード

622364601

更新日付:2022年06月10日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ジェブタナに関する医師Q&A

Q骨転移の前立腺ガンです。5年になり抗がん剤で治療してきましたが、効かなくなりました。

  • 2022/08/03

最後の抗がん剤ジェブタナの治療でpsa56. 最後がpsa89でした。担当医より治療法がなくなりましたといわれ…

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ジェブタナ点滴静注60mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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