ゲンタシン注60

処方薬注射剤

ゲンタシン注60の基本情報

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作用と効果

細菌の蛋白合成を阻害して殺菌的作用を示すアミノグリコシド系の抗生物質です。
通常、敗血症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、中耳炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または家族が難聴である。腎臓や肝臓に障害がある。重症筋無力症である。口から栄養を摂る事が困難な状態である。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日3回に分けて筋肉内へ、または点滴で静脈内へ注射します。また、増量される場合は、3~4回に分けて注射することもあります。
通常、小児は1日2~3回に分けて筋肉内へ、または点滴で静脈内へ注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、腎機能障害(乏尿など)、肝機能障害、かゆみ、発疹、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶 [ショック]

・尿の量が減る、喉が渇く、むくみがでる [急性腎不全]

・耳が聞こえにくい(難聴)、耳鳴、めまい [第8脳神経障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

高田製薬株式会社

薬価

1管あたり307円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ゲンタマイシン硫酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

6134407A3043

レセプト電算コード

646120012

更新日付:2022年12月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ゲンタシンに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、高田製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ゲンタシン注60を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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