レギチーン注射液5mg

処方薬注射剤

レギチーン注射液5mgの基本情報

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作用と効果

α受容体遮断作用により、カテコールアミンによる血圧上昇を抑え、また、血管平滑筋に直接作用して血管を拡張します。カテコールアミンを過剰に産生する褐色細胞腫の血圧上昇に対して血圧を下げ、この薬を使用後の血圧降下の程度から褐色細胞腫かどうかを判定します。
通常、褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整、褐色細胞腫の診断に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。冠動脈疾患、低血圧がある。胃炎または消化性潰瘍がある。腎臓に病気がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

手術前での使用は静脈内または筋肉内に、手術中での使用は静脈内に、それぞれ必要に応じた回数を注射します。診断での使用は静脈内または筋肉内に1回注射します。

手術前・手術中の血圧調節で使用する場合は、血圧の状況をみながら注射の期間を決めていきます。診断で使用する場合は、1回注射します。

副作用

主な副作用として、急激な血圧低下によるショック様症状、頻脈、不整脈、胸内苦悶、狭心症様発作、起立性低血圧、皮膚潮紅、過敏症状、頭痛、めまい、発汗、吐き気・嘔吐、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ノバルティスファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり59円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

治療を主目的としない医薬品 > 診断用薬(体外診断用医薬品を除く。) > その他の診断用薬(体外診断用医薬品を除く。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェントラミンメシル酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

7290404A2026

レセプト電算コード

622639501

更新日付:2024年11月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レギチーン注射液5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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