ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]

処方薬注射剤

ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]の基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]の画像
    ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]の画像

作用と効果

気管支筋を弛緩させ、また心臓に対しては、心拍数を増加し心臓の筋肉の収縮力を強め、心拍出量を増します。血管に対しては、収縮作用、拡張作用の両方を示し、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ末消血管抵抗を増加、血圧を上昇させます。また、局所麻酔剤の作用を強め効力を持続させます。
通常、気管支喘息、百日咳における気管支痙攣の緩解、急性低血圧またはショック時の補助治療、心停止の補助治療、局所麻酔薬の作用延長、手術時の局所出血の予防と治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。眼圧上昇の素因がある。動脈硬化症。甲状腺機能亢進症。糖尿病。不整脈がある。精神神経症。コカイン中毒。心臓の病気がある。高血圧。肺気腫。脊椎麻酔を行う。全身性または末梢性の血行障害。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

気管支喘息および百日咳に基づく気管支痙攣の緩解:通常、1回皮下または筋肉内に注射します。
各種疾患または状態に伴う急性低血圧またはショック時の補助治療、心停止の補助治療:蘇生などの緊急時には、通常、できるだけゆっくりと静脈内に注射します。なお、必要があれば、5~15分ごとにくりかえします。
局所麻酔薬の作用延長:通常、血管収縮薬未添加の局所麻酔薬に添加して使用します。
手術時の局所出血の予防と治療:通常、単独または局所麻酔薬に添加して局所に注入します。

効果を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、動悸、頭痛、めまい、不安、振戦、過敏症状、吐き気・嘔吐、熱感、発汗などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・体動時の動悸、呼吸困難、起坐呼吸(横になるより座っている時に呼吸が楽になる)、吐き気、ピンク色の泡状の痰 [肺水腫]

・呼吸をしにくい、動くと呼吸しにくい [呼吸困難]

・頻脈、不整脈、動悸、胸内苦悶、心臓が停止する [心停止]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(2399件)

医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1管あたり94円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 副腎ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アドレナリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

2451400A1030

レセプト電算コード

620517902

更新日付:2022年01月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ボスミンに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、第一三共株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ボスミン注1mg[急性低血圧時の補助治療用など]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。