トロペロン注4mg

処方薬注射剤

トロペロン注4mgの基本情報

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作用と効果

神経伝達物質であるドパミンの受容体を遮断する作用があります。
考えがまとまりにくいなどの心の不調をととのえ、気分を安定させます。
通常、統合失調症、躁病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態にある、心不全、パーキンソン病、レビー小体型認知症、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどのけいれん性疾患、甲状腺機能亢進状態、脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊、遺伝性果糖不耐症、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態、肝機能障害がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1回もしくは2回筋肉内または静脈内に注射します。

効果を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、パーキンソン症候群(手指の震え、こわばり)、アカシジア(じっとしていられない)、構音障害(不自然なぎこちない話し方、はっきり話せない)、ジスキネジア(舌を動かしたり、出し入れしたりする口の動き)などの錐体外路症状、口渇、便秘、食欲不振、吐き気・嘔吐などの消化器症状、眠気、睡眠障害、不安・焦燥、めまい、ふらつきなどの精神神経症状などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・筋肉のこわばり、高熱、意識障害 [悪性症候群]

・食欲不振、吐き気、便秘 [麻ひ性イレウス]

・口周部などの不随意運動 [遅発性ジスキネジア]

・発熱、のどの痛み、筋肉痛 [無顆粒球症、白血球減少]

・息切れ、胸痛、四肢の疼痛 [肺塞栓症、深部静脈血栓症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アルフレッサファーマ株式会社

薬価

1管あたり192円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

チミペロン

この成分で処方薬を探す

YJコード

1179405A1032

レセプト電算コード

620007398

更新日付:2021年07月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トロペロン注4mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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