シプロキサン注200mg

処方薬注射剤

シプロキサン注200mgの基本情報

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作用と効果

細菌のDNA合成を阻害して殺菌的に作用するニューキノロン系の抗菌剤です。
通常、成人は敗血症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、炭疽の治療に、小児は複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、炭疽に用いられます。また嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸感染症に伴う症状の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓または心臓に病気がある。ナトリウムの摂取が問題となる。てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴がある。重症筋無力症。大動脈瘤、大動脈解離がある、または既往歴がある。

妊娠または妊娠している可能性がある。授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

成人:通常、1日2回、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。症状を見ながら1日3回注射することもあります。
小児(複雑性膀胱炎、腎盂腎炎):通常、1日3回、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。
小児(炭疽:通常、1日2回、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。
小児(嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善:通常、1日3回、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。
症状・効果を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、じんましん、注射部位反応(注射局所の反応、痛み、はれ、発赤など)、発熱、むくみ(末梢、血管、顔面、咽頭)、下痢、吐き気、胃不快感、頭痛、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、むくみ、じん麻疹 [ショック、アナフィラキシー]

・腹痛、頻回の下痢、血便 [大腸炎]

・手足の筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

・発熱、せき、呼吸困難 [間質性肺炎]

・発熱、眼や口など粘膜のただれ [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

バイエル薬品株式会社

薬価

1袋あたり1774円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 合成抗菌剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

日局シプロフロキサシン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6241400A4021

レセプト電算コード

620002581

更新日付:2022年10月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

シプロキサンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・シプロキサン注200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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