パシル点滴静注液300mg

処方薬注射剤

パシル点滴静注液300mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(03月28日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • パシル点滴静注液300mgの画像
    パシル点滴静注液300mgの画像

作用と効果

細菌のDNA複製を阻害して殺菌的に作用するキノロン系の抗菌薬です。
通常、呼吸器、泌尿器、婦人科など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、心臓・循環器系機能障害、てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴、重症筋無力症、大動脈瘤・大動脈解離またはこれらの既往歴がある。本人または両親・兄弟がアレルギー症状(気管支喘息、発疹、蕁麻疹など)を起こしやすい体質である。

妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日2回に分けて、点滴で静脈内に注射します。

症状を見ながら、使用期間を決めていきます(通常、3~14日間を目安とします)。

副作用

主な副作用として、下痢、発疹、肝機能異常、肝障害、腎機能障害、注射部位反応(疼痛、紅斑、腫脹、硬結、静脈炎など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・むくみ、尿量減少、食欲不振 [急性腎障害]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・腹痛、下痢、血便 [偽膜性大腸炎]

・のどの痛み、発熱、鼻血・歯ぐきの出血 [無顆粒球症、血小板減少]

・発汗、空腹感、手足のふるえ [低血糖]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(258件)

医薬品情報

製薬会社

富士フイルム富山化学株式会社

薬価

1キットあたり1106円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 合成抗菌剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

パズフロキサシンメシル酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

6241401G1020

レセプト電算コード

640462032

更新日付:2019年10月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

パシル点滴静注液300mgの他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、富士フイルム富山化学株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・パシル点滴静注液300mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。