タクロリムス軟膏0.1%「PP」

処方薬ジェネリック

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月18日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • タクロリムス軟膏0.1%「PP」の画像
    タクロリムス軟膏0.1%「PP」の画像

作用と効果

T細胞からのサイトカイン産生を抑制するほか、炎症性細胞の働きに対しても抑制作用を示します。
通常、アトピー性皮膚炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、高カリウム血症、魚鱗癬様紅皮症(全身の皮膚が赤くなり魚のうろこ状やさめ肌状になる)を呈する疾患(Netherton症候群など)、皮膚感染症がある。PUVA療法などの紫外線療法を実施中である。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日1~2回、適量を患部に塗布します。1回あたりの塗布量は5g(主成分として5mg)までです。必ず指示された使用方法に従ってください。

潰瘍、明らかに局面(直径10mmを超える皮膚表面からの隆起)を形成しているびらんには使用しないでください。

ステロイド外用剤などの既存療法では効果が不十分または副作用によりこれらが使用出来ない場合に使用されます。

2週間以内に皮疹の改善が認められない、または悪化をみる場合は、使用が中止されます。

症状が改善した場合は、速やかに中止し、だらだらと継続使用されません。

密封法および重層法は行われません。

1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布してください。

皮膚感染症を伴う時にやむを得ず使用する場合は、感染部位を避けて使用されます。またはあらかじめ適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療が行われる、もしくはこれらと併用されます。

皮膚以外の部位(粘膜など)および外陰部には使用しないでください。

眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意してください。万一、眼に入った場合には直ちに水で洗い流してください。洗い流した後にも刺激感が持続する場合は、医療機関を受診してください。

塗り忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を塗ってください。ただし、次に塗る時間が近い場合は忘れた分は塗らないで、次回の塗る時間に1回分を塗ってください。2回分を一度に塗ってはいけません。

誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、ざ瘡、ざ瘡様皮疹、丘疹、皮膚乾燥、接触性皮膚炎、紅斑、酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫、皮膚以外の感染症(上気道炎、リンパ節炎など)、熱感(灼熱感、ほてり感など)、細菌性感染症(毛嚢炎、伝染性膿痂疹など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

軟膏基剤中の低融点物質(液体)がにじみ出ることがあります。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(2件)

医薬品情報

製薬会社

サンファーマ株式会社

薬価

1gあたり41円 先発薬を探す

剤形

白色~微黄色の軟膏剤

シート記載

タクロリムス軟膏0.1%「PP」、TACROLIMUS、5g、0.1%

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 外皮用薬 > その他の外皮用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

タクロリムス水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

2699709M1044

レセプト電算コード

622146301

更新日付:2020年12月23日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

タクロリムスに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、サンファーマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・タクロリムス軟膏0.1%「PP」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。