レルパックス錠20mg

処方薬

レルパックス錠20mgの基本情報

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作用と効果

頭蓋内の拡張した血管を収縮させ、その血管周囲の炎症を抑えることにより、片頭痛の痛みを改善します。
通常、片頭痛の治療に用いられます。片頭痛があらわれた時に飲み、予防的に飲む薬ではありません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞の既往歴、虚血性心疾患、異型狭心症(冠動脈攣縮)、脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往、末梢血管障害、高血圧症、肝機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠(エレトリプタンとして20mg)を片頭痛の痛みが起こったときに服用します。効果が不十分な場合は、前回の服用から2時間以上の間隔をあけてもう1錠(20mg)追加服用できます。また、1回1錠(20mg)で効果が不十分であった場合には次回の片頭痛発現時から1回2錠(40mg)に増量されますが、1日の総服用量は2錠(40mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。

効果がまったくない場合は、その頭痛発作に対して、更にこの薬を飲まないでください。その頭痛は片頭痛でない可能性があります。必ず再度医師に診察してもらい、頭痛の原因について確定診断をしてもらうことが必要です。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、めまい、眠気、頭痛、熱感、吐き気、口内乾燥、疲労、のどがしめつけられる感じなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・冷汗、じんま疹、呼吸困難 [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]

・動悸、胸の痛み・圧迫感・狭窄感、冷汗 [不整脈、狭心症または心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状]

・全身または局所の筋肉の突っ張り・震え、意識障害、逆行性健忘 [てんかん様発作]

・脈拍数の増加(100/分以上)(動悸、胸部不快感などを伴う) [頻脈(WPW症候群における)]

・頭痛が悪化する、頭痛の改善がみられない [薬剤の使用過多による頭痛]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ヴィアトリス製薬株式会社

薬価

1錠あたり485.8円 ジェネリックを探す

剤形

だいだい色の錠剤、直径6.3mm、厚さ3.0mm

シート記載

レルパックス20mg、RELPAX20mg、VIATRIS、REP20、pfizer

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 血管収縮剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エレトリプタン臭化水素酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

2160005F1021

レセプト電算コード

610462006

更新日付:2023年03月28日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

レルパックスに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レルパックス錠20mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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