サフネロー点滴静注300mg

処方薬注射剤

サフネロー点滴静注300mgの基本情報

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作用と効果

I型インターフェロンα受容体のサブユニット1(IFNAR1)に高い特異性と親和性で結合するヒト免疫グロブリンG1κモノクローナル抗体製剤です。全身性エリテマトーデスの発症に重要な役割を果たすI型インターフェロンのシグナル伝達を阻害することにより、治療効果を示します。
通常、既存治療で効果不十分な全身性エリテマトーデスの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌やウイルスなどによる感染症にかかっている、またはその疑いがある。結核にかかっている、または過去にかかったことがある。同居しているご家族など、普段接している方が結核にかかっている。B型肝炎ウイルスキャリア、または以前B型肝炎ウイルスに感染したことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は4週間ごとに1回、30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。
具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、上気道感染(上気道感染、上咽頭炎、咽頭炎)、注入に伴う反応、気管支炎、帯状疱疹、過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、蕁麻疹、全身のかゆみ [アナフィラキシー]

・発熱、咳、小水疱が帯状に生じる発疹 [重篤な感染症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬の使用中は、生ワクチンを接種しないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1瓶あたり96068円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アニフロルマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999462A1028

レセプト電算コード

629916101

更新日付:2025年07月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

サフネローに関する医師Q&A

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  • ・掲載している情報は、アストラゼネカ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・サフネロー点滴静注300mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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