グランシリンジ150[神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強]

処方薬注射剤

グランシリンジ150[神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強]の基本情報

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作用と効果

ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果を増強します。
通常、神経芽腫に対して、ジヌツキシマブ(遺伝子組換え)およびテセロイキン(遺伝子組換え)との併用療法に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。他の白血球(好中球)を増やす薬の投与を受けて、発しんやかゆみなどが出たことがある。骨髄性白血病(骨髄異形成症候群を含む)で骨髄中の白血病細胞が十分減少していない、または血液中に白血病細胞が認められる場合。抗がん剤使用前後24時間以内の場合

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1回、皮下に注射します。28日間を1サイクルとし、1、3、5サイクルの1~14日目に注射します。

効果を見ながら使用期間を決めています。具体的な使用期間については医師にお聞きください。

使用前に、少量を皮内に注射して異常が見られないか確認することがあります。

副作用

主な副作用として、骨痛、腰痛、発熱などがなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じんま疹、息苦しい、めまい [ショック、アナフィラキシー]

・息切れ、咳、発熱 [間質性肺炎]

・息苦しい、呼吸が浅くなる、手足の爪や唇が青紫色になる [急性呼吸窮迫症候群]

・全身のむくみ、急激に体重が増える、心拍数増加 [毛細血管漏出症候群]

・発熱、体がだるい、首など様々な部位の痛み [大型血管炎(大動脈、総頸動脈、鎖骨下動脈などの炎症)]

・腹(左上腹部)の違和感、腹(左上腹部)の痛み [脾腫・脾破裂]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

協和キリン株式会社

薬価

1筒あたり10117円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > 血液・体液用薬 > その他の血液・体液用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フィルグラスチム(遺伝子組換え)

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YJコード

3399405G2026

レセプト電算コード

640462012

更新日付:2023年11月21日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・グランシリンジ150[神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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