トロデルビ点滴静注用200mg

処方薬注射剤

トロデルビ点滴静注用200mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • トロデルビ点滴静注用200mgの画像
    トロデルビ点滴静注用200mgの画像

作用と効果

がん細胞の細胞膜にあるTROP-2というたんぱく質と結合した後、細胞内に取り込まれ、がん細胞のDNAを傷害する成分を放出して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、化学療法歴のあるホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能または再発乳癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。グルクロン酸抱合異常(ジルベール症候群など)、肝臓に障害がある。この薬の代謝に関与する酵素(UGT1A1)の活性が低い遺伝子型であることが、遺伝子検査で確認されている(UGT1A1*6もしくはUGT1A1*28のホモ接合体がある、またはUGT1A1*6およびUGT1A1*28のヘテロ接合体がある)。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、21日を1サイクルとして、各サイクルの1日目と8日目に点滴で注射します。

効果を見ながら長期間使用する場合があります。

副作用

主な副作用として、吐き気、疲労、脱毛症、下痢、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、喉の痛み [骨髄抑制]

・何度も水のような便が出る、下腹部の痛み、体がだるい [重度の下痢、腸炎]

・発熱、お腹が張る、腹痛 [インフュージョンリアクション]

・発熱、寒気、体がだるい [感染症]

・咳、息切れ、息苦しい [間質性肺疾患]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(30件)

医薬品情報

製薬会社

ギリアド・サイエンシズ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291472D1026

レセプト電算コード

629931301

更新日付:2024年12月20日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

トロデルビに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

オンライン診療なら最短30分でお薬処方

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、ギリアド・サイエンシズ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トロデルビ点滴静注用200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。