ムコダイン錠500mg

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ムコダイン錠500mgの基本情報

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作用と効果

粘液の調整作用や粘膜の正常化作用によって、痰(たん)のからみや鼻づまりをやわらげます。
通常、上気道炎・急性気管支炎・気管支喘息・慢性気管支炎・気管支拡張症・肺結核の去痰や、慢性副鼻腔炎の排膿の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠(主成分として500mg)を1日3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、食欲不振、下痢、腹痛、発疹、湿疹、紅斑、浮腫、発熱、呼吸困難などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・高熱(38℃以上)、目の充血、皮膚の広い範囲が赤くなる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・全身倦怠感、吐き気、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害、黄疸]

・呼吸困難、全身のかゆみを伴った発赤、目や口唇周囲の腫れ [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

杏林製薬株式会社

薬価

1錠あたり10.3円 ジェネリックを探す

剤形

白色の錠剤、長径15.1mm、短径6.6mm、厚さ5.7mm

シート記載

(錠剤)KP 777、(シート)ムコダイン錠500mg、500、KP-777、MUCODYNE Tab. 500mg、ムコダイン 500、Kyorin

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 呼吸器官用薬 > 去たん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

L-カルボシステイン

この成分で処方薬を探す この成分で市販薬を探す

YJコード

2233002F2022

レセプト電算コード

610407447

更新日付:2023年01月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ムコダインに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、杏林製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ムコダイン錠500mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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