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下肢静脈瘤とは

　下肢静脈瘤（かしじょうみゃくりゅう）は、足の下の方に血液が溜まり、静脈がこぶのように膨らむ病気で、こむらがえりやだるさ、足がつる、むくむ、疲れやすい、皮膚が変色する、かゆみなどの症状があらわれることがあります。運動不足や立ち仕事が原因で起こりますが、遺伝など先天的に逆流防止弁に障害がある場合もあります。自転車をこいだり、足を使う運動をしたり、足を高めにして休憩するなどして予防できます。
　1mm以下の細かい静脈がクモの巣状にみえる「クモの巣状静脈瘤」や2～3mmの静脈が網の目状にみえる「網目状静脈瘤」に対しては、高張液を静脈瘤に注射する硬化療法がとられます。そのほかにレーザーやラジオ波による静脈内膜の治療も行われます。