出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
泣き入りひきつけ
なきいりひきつけ
- 小児科
- 診療に適した科
もしかして... 打撲
泣き入りひきつけとは?
どんな病気か
生後6カ月~5歳ころまでの乳幼児にみられ、2歳前後に最も多くみられます。激しい啼泣のあとに呼吸を停止し、チアノーゼ(皮膚などが青黒くなること)、けいれんや意識低下を生じるため、泣き入りひきつけと呼ばれます。憤怒けいれん、息とめ発作とも呼ばれます。
原因は何か
激しい啼泣に伴って呼吸をするために低酸素状態となることが原因と考えられています。
症状の現れ方
チアノーゼ型と蒼白型の2つのタイプが知られていますが、チアノーゼ型のほうが多くみられます。
①チアノーゼ型
怒って、あるいは叱られた後に激しく啼泣し、息を吐いたあとに呼吸を停止し、全身のチアノーゼが出現して意識がなくなります。場合によってはその後に全身けいれんや徐脈(脈拍が少なく、遅くなること)がみられます。
②蒼白型
頭部打撲や落下の痛みや恐怖のため呼吸を停止し、蒼白となり、意識がなくなってぐったりとなります。場合によってはその後に全身けいれんがみられます。
いずれの型も数分で呼吸も意識も回復して、後遺症を残すこともありません。
検査と診断
脳波検査、心電図検査は正常です。
治療の方法
成長とともに発作回数は減少してみられなくなるため、治療は必要ありません。
おすすめの記事
泣き入りひきつけに関する病院口コミ
泣き入りひきつけに関する医師Q&A
1歳2ヶ月 泣き入りひきつけについて
1歳2ヶ月の女の子です。 以前滑り台から転けて頭を打ち、泣きすぎて声が出ず5秒程度意識がなくなったこと…
▶続きを見る
1歳4ヶ月 泣き入りひきつけ時の対応について
現在1歳4ヶ月の娘、4月から保育園に通います。 生後8ヶ月頃から時々泣き入りひきつけを起こします。ぎゃ…
▶続きを見る
もうすぐ生後1ヶ月をむかえる新生児の泣き入りひきつけについて質問です。 ●生後10日ほどから、顔に血…