専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

新潟医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器科

分野

循環器科

特色

CCU8床を含む38床の循環器病棟で心筋梗塞、狭心症を中心とする救急疾患に24時間体制で対応している。心臓血管外科と密に連携し、緊急ACバイパス術や大動脈解離の手術にも即応している。十分な説明と同意、迅速な診断と治療、早期退院を心掛けて治療を行っている。

症例数

1982年より心臓カテーテル検査を開始、2008年12月までに総計9,745症例、経皮的冠動脈形成術(PCI)2,421症例(ステント1,360症例)、体内式ペースメーカー491症例

★急性心筋梗塞に対しては原則的に緊急冠動脈造影を施行し、PCI、ステントにて早期再疎通を得ている。早期リハビリと十分な指導を心掛け、10~14日間での退院を目標としている。最近1年間では発症24時間以内の急性心筋梗塞37症例中27症例でPCIを行い、うち24症例にステントを使用。100%の症例の再疎通に成功し、93%の救命に成功している(平均在院日数15日)

★狭心症に対しては不安定狭心症では原則即日入院、24時間以内に冠動脈造影を行い、迅速な治療を行うようにしている。診断の疑わしい症例では外来で心エコー図、運動負荷試験等により鑑別診断を行う。最近1年間の狭心症に対するPCI 111症例(ステント82症例)。最近5年間の成功率98%、合併症として緊急ACバイパス術0%、死亡率0.5%(平均在院日数8日)

★最近ではPCI後の再狭窄率を低下させるため、薬剤溶出性ステントやカッティングバルーンを積極的に使用

★緊急・重症例を除き、橈骨動脈穿刺法による冠動脈造影を積極的に行っており、検査・術後の臥床安静が不要なため、合併症がなければ翌日退院も可能となっている

★年間約30症例のペースメーカー植え込みを施行しており、ペースメーカー外来にてフォローをしている。

医療設備

デジタルシネアンギオ2台(DSA有り)、MRI、64列MSCT、心筋SPECT、経胸壁・経食道超音波、大動脈バルーンポンプ、経皮的心肺補助。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科に関する疾患全般にわたり診療している。このうち尿路結石の患者数は多く、県内各地からの紹介率は80%以上であり、その治療にとくに力を注いでいる。前立腺肥大症、泌尿生殖器腫瘍の患者も多い。インフォームド・コンセントを重視し、手術に関しては低侵襲的な内視鏡手術ですむように心がけている。

症例数

1年間の外来患者数は約12,000人、うち新患者数は1,900人、全体の紹介率は約25%。1年間の手術は約720件(過去5年の平均、以下同じ)で、主な手術の内訳は体外衝撃波480件、経皮的砕石術40件、経尿道的砕石術50件、経尿道的膀胱腫瘍切除術32件、経尿道的前立腺切除術20件、前立腺針生検術40件などである。尿路結石については、新潟地域として初めて体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)を導入した(1990年)。それ以来、5,000結石(4,000人)以上に対して外来・無麻酔で衝撃波治療を行ってきた。2600年9月から2008年8月までの2年間の統計では、完全排石率79.2%、有効率88.8%であった。体外衝撃波で排石しない場合には入院のうえ内視鏡手術を行っているが、手術移行例は5.4%であった。結石によっては、はじめから内視鏡手術を選択する場合もある。再発を繰り返す例では原因検索をし、薬物療法や食事・生活指導を行っている。前立腺肥大症に対してはできるだけ薬物療法としているが、症状や希望によっては内視鏡手術を行う例も多い。腫瘍に関しては、病名告知をほとんどの症例に行っている。治療に際しては、機能温存を最優先項目とし、QOLに配慮した治療を心がけている。性機能障害に対しては、予約制での特殊外来を開設し、診療を行っている。

医療設備

MDCT、MRI、シンチグラフィ、体外衝撃波砕石装置、内視鏡砕石用レーザーなど。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

整形外科

分野

整形外科

特色

スポーツ整形外科一般と膝関節を中心とした関節外科の専門病院である。新潟大学整形外科の膝関節研究班(大森豪超域研究機構教授ら)の研修施設として、関節鏡手術や人工膝関節置換術を共同で行っている。同研究班や新潟大学工学部との生体力学研究の拠点として20年以上の研究は国内外から注目されている。また、新潟スポーツ医学研究会の事務局を置き、20年以上の活動の中心となっている。

症例数

前十字靭帯を主体とする靭帯再建術と人工膝関節置換術は、それぞれ年間50-100例の実績を挙げている。人工関節については独自の術前計画、術中管理、術後評価法を開発し、国内外の学会において注目を集めている。変形性膝関節症に対しては、保存療法についても多くの研究成果を挙げている。

医療設備

MRI、CT、DEXA、3次元下肢アライメント評価システム。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

口腔外科的疾患と一般歯科治療を行っている。口腔外科的疾患は新潟大学歯学部附属病院や院内他科と連携して対応する場合があり、一般歯科治療では有病者や障害者の割合が高く、特に脳卒中や心疾患の患者が多い。施設や在宅への訪問歯科診療・指導も行っている。

症例数

外来は年間初診患者数が約2,000人、患者数は約10,000人で1日平均約35人。訪問診療・指導は施設が年間約500人、在宅が約50人。関連施設では訪問歯科診療の他に要介護者の口腔健康管理を行っている

★外傷等の救急処置は、常勤医が1人のため限界があるが、24時間体制で対応している

★新潟大学歯学部歯科放射線科との連携で、年間100例以上のMRIによる画像診断の依頼があり、顎関節症が最も多い

★顎関節症には徒手的整復とストレッチを積極的に行い、必要に応じスプリントを用いる保存的治療法で対応している

★歯科入院は年間10例程度と少なく、全身疾患を有する患者の歯科治療は、他科入院で対応することもある

★全身麻酔での手術も可能であるが、局所麻酔での外来手術がほとんどである

★摂食嚥下障害には、リハビリテーション科や栄養科と連携してチームでアプローチをしており、チームに対して他科から診断・訓練の依頼がるのは年間120~130例(全例中途障害)で、約80例に嚥下透視検査を行っている

★脳卒中や心疾患などで抗凝固薬や抗血小板剤を服用している患者が多いが、抜歯などの観血的処置でも全身のリスク回避を優先して、それらの薬は原則として中止せずに行い、積極的な口腔健康管理をしている

★インプラントはITIシステムで、矯正治療は行っていない。

医療設備

CT、MRI、X線透視装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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