専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

秀和総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

当院は元来腎臓内科の専門病院として開院し、以後、総合病院として発展した病院である。加えて近隣に当院の規模に匹敵する腎臓内科がないこともあり、多くの腎疾患患者が当科を受診している。腎臓内科専門医が全国的に少ない中、当科は東京医科歯科大学腎臓内科の関連施設として教育研修も行っており、腎炎や腎不全といった腎臓病診療全般に精通している。

症例数

11年の腎臓内科新患者数は175人(うち紹介患者91人)、延べ再来患者数は5,356人であった

★入院患者症数は558人であり、その内訳は慢性腎不全(糖尿病性腎症を含む) 417人、ネフローゼ症候群(糖尿病性腎症を含む) 37人、慢性糸球体腎炎28人、急性腎不全12人、膠原病・血管炎10人、その他(水・電解質異常など)が54人であった。腎生検は22人の患者に施行している。IgA腎症に対する、扁桃摘出術+ステロイドパルス療法や、腎炎やネフローゼ症候群に対する免疫抑制剤治療を積極的に行っている。また、内シャント造設術およびブラッドアクセスに対する経皮的血管形成術は201件行った。入院患者数は季節的な変動があるものの、年間を通じて30~50人の間で推移している

★秀和綜合病院には20床の透析ベッド(うち個人透析器5台、HF施行可能機器2台)と病室透析機器が3台あり、あらゆる血液浄化療法に対応可能である。11年の血液透析導入患者は62人、CAPD導入患者は5人であった。また、血液吸着療法は9人、血漿交換療法は2人に施行した。附属施設である秀和透析クリニックは160床の透析ベッド(うち個人透析器10台、HF施行可能機器9台)を有し、約420人の患者の維持血液透析を行っている

★当院には循環器科、内分泌・糖尿病科、消化器科、呼吸器科、外科、血管外科、整形外科、脳神経外科、眼科、皮膚科、スキンケア外来などがあるため、保存期慢性腎疾患患者および透析患者のほとんどの合併症を、他院に依頼することなく治療できるのが大きな利点である。

医療設備

腎疾患患者に頻用される設備としては、MRI、CT、MDCT、心エコー機器、腹部エコー機器、DXA骨密度測定装置、脈波伝播速度測定装置、足関節上腕血圧比測定装置、皮膚潅流圧測定装置などがある。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 埼玉県」(ライフ企画 2012年11月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

当院は04年7月に新築移転し、地域の基幹病院として泌尿器科疾患全般にわたり診療を行っている。特に悪性疾患が多く、学会のガイドラインに基づいた標準的治療を第一選択とし、QOL(生活の質)を考慮した治療にも努めている。埼玉県がん指定病院。臨床研修指定病院(東京医科歯科大学と協力)。

症例数

★対象疾患は、悪性腫瘍(腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌など)、副腎腫瘍、前立腺肥大症、神経因性膀胱、尿失禁、尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)、尿路感染症(腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、精巣上体炎など)、性行為感染症(クラミジア、淋病、尖形コンジロームなど)

★外来患者数1日平均50~60人。11年度の手術件数は、副腎手術3例、腎癌手術9例、腎盂尿管癌手術9例、膀胱癌手術56例(内視鏡手術51例、膀胱全摘5例)、前立腺癌手術14例、経尿道的尿管結石破砕術(TUL)16例、膀胱抽石術13例、経尿道的前立腺切除術(TUR-P)18例、その他23例、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)150例、前立腺生検122例であった

★腹腔鏡手術は行っていないが、前立腺癌手術においては短い手術時間で出血量も少ないため、全身麻酔ではなく腰椎麻酔と硬膜外麻酔を併用して安全な手術を行っている。透析患者400人以上の透析施設が併設されているため、透析患者の手術も多く行っている。

医療設備

MRI、マルチスライスCT(80列)、RI、ESWL。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 埼玉県」(ライフ企画 2012年11月)

整形外科・リウマチ科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

関節リウマチや変形性関節症など重い関節の病気や外傷により、また整形外科的疾患により、多くの人々の機能回復に努めている。患者さん一人ひとりに向き合い、自身に合ったオーダーメイドの治療を目指している。

症例数

04年に旧病院から新病院に移転し、清潔な新病院の環境下で合意が得られた新しい治療を行っている。現在まで、17年間に4,500件以上の手術(骨折などの外傷手術が一番多い)を行っており、近年は年間約360件の手術を行っている。新しい治療として

★手術後の痛み止めとして、自己調節式硬膜外鎮痛法(PCEA)や自己調節式静脈内鎮痛法(IV-PCA)など患者さん自身に調節していただくシステムを多用している

★出血が予想される手術に臨む場合に自己血輸血(事前に自分の血液を貯めておく)と術中、術後回収血システム(手術中や手術後に出血した血液を集めて自身に再び輸血する)を積極的に行い、他人から受ける輸血(同種血輸血)を減らしている

★手術で起きる深部静脈血栓症や肺塞栓の予防を、血管外科や循環器内科と協同して取り組んでいる

★関節リウマチの生物学的製剤治療を積極的に取り入れている。導入前と、後の定期検査(CT検査、血液検査)の徹底を図り、また呼吸器内科などの科と連携して合併症の発生を防いでいる

★関節リウマチの患者さんが外来受診したとき、当日に採血した場合、必ずその日に当日の結果を聞いて、自身が結果をもらって帰ることを原則としている(結果内容に差があり)。このことから結果を早く知ることにより、治療のはげみとなり、副作用の予防にも役立っている

★院内感染症の予防対策(とくにMRSA感染対策)を病院全体で取り組んで積極的に行っている。結果、術中・術後の感染率(人工関節手術)は全国平均(約1%)よりも下回っている(約0.35%)

★リハビリスタッフ(計14人の有資格者)とともに人工関節手術治療前後の動作解析を行い、結果をフィードバックすることで治療効率を上げている。「患者主体の、受ける側も、行う側も納得のいく治療を」を目標にして診療を行っている。

医療設備

超音波検査、MRI、CT、骨塩定量(DEXA)、核医学検査、オール電子カルテ。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 埼玉県」(ライフ企画 2012年11月)

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