群馬リハビリテーション病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

群馬リハビリテーション病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

リハビリテーション科

分野

リハビリテーション科

特色

1962年(昭和37年)に開設され、現在196床のリハビリテーション専門病院。群馬県でのリハビリテーションの中核的病院である。大学病院や県内医療機関からの紹介患者だけでなく、県外からも多数紹介されてくる。従来より脳血管障害、脳外傷、神経・筋疾患、関節リウマチ、脊髄損傷、骨・関節障害、脊椎疾患などを中心に幅広くリハビリテーションを行ってきた。現在は主に回復期のリハビリテーションを行い(156床が回復期リハビリ病棟)、家庭・社会復帰を目指している(家庭復帰率約70%)。理学療法部門(運動療法、物理療法、水治療)、作業療法部門(機能的作業療法、日常生活動作訓練、高次脳機能訓練)、言語療法部門(発達障害、失語症訓練、嚥下訓練)、医療体育部門(プール、水中運動、体操、レクリエーション)が連携を持って総合的なリハビリテーションを行う。地域リハビリテーション活動においても中心的役割を担い、周辺各町村や保健福祉事務所などに協力して発達相談やリハビリ指導にあたっている。また、群馬県より地域リハビリテーション広域支援センター を委託されている。隣接する地元中之条町の老健施設の運営も町と共同で行っている。失語症友の会群馬県支部事務局は当院内にあり、前橋で定期的会合を持っている。日本リハビリテーション医学会認定研修施設、日本整形外科学会認定研修施設、日本温泉気候物理医学会認定研修施設。

症例数

入院症例数は年間約1,000人、外来1日平均55人

脳血管障害=片麻痺に対しファシリテーションテクニックを使い、麻痺の回復を促す一方、回復しきれない部分については、自助具や装具を使ったり、健側を強化するなどして、歩行を自立させたり日常生活動作を自立させたりする。失語症に対しては言語聴覚士が評価・訓練を行う。嚥下障害がある場合は検査にてどのレベルの食形態がよいか、どのように摂取すればよいかを評価し、栄養士・看護師と共同して摂食訓練を行ってゆく

脊髄損傷=残存部の筋力強化を行い、杖・装具・対麻痺用歩行装具・車椅子・電動車椅子など個々に合わせて使用し、移動の自立を図る。自助具等を工夫し、日常生活動作の自立をめざす。パソコン等を利用した作業療法も行う。温泉棟には身障者用浴室があり、身障者が入浴自立できるような設備と重度障害者を介助者一人で入浴させられる設備があり、訓練や家族指導にも利用している。医療体育では対麻痺患者に車椅子バスケットの指導も行い、当院退院後も地元チームで活躍している者もいる

関節リウマチ=パラフィンやホットパックなど物理療法を併用して各患者の状態に合わせ、無理のないリハビリを行っている。状態により温水プールでの運動も追加する。個々の患者に対し適切な薬物療法を行うよう努める一方、関節状態の悪いときなどは紹介医と連絡をとりながら手術時期を逃さないようにしている。また、術後リハビリも行っている

骨・関節=荷重関節である股関節・膝関節では歩行練習で疼痛を伴いやすい。非荷重での筋力強化のほか、治療用プールで荷重負担を減らして歩行練習・筋力強化を行ったり、装具などを利用して歩行練習を行う。人工関節などの手術後の場合も同様に行う。下肢骨折手術後もプールを使い、骨癒合を促すため部分荷重を無理のない範囲でかけながら筋力強化、歩行練習をしている。

医療設備

総合リハビリテーション施設、CT、一般撮影装置、超音波診断装置、胃内視鏡、ビデオ内視鏡(嚥下検査)、水治療室、温水プール、体育館。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

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インフォメーション

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