専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

恵寿総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般内科

分野

消化器・一般内科

特色

地域の中核病院として消化器疾患の一般診療から先端的医療までを目指している。日本内科学会教育関連病院、日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設。

症例数

04年より消化器内科と消化器外科を統合し、消化器病センターとして24時間の診療体制を敷いている。うち消化器内科としての外来患者数は1日平均約80人。2008年度の検査件数は、上部消化管内視鏡約6,500件、下部消化管内視鏡(CF)約1,300件、ERCP(総数)約150件、腹部超音波検査約3,500件。消化管内視鏡検査で通常観察に加えて、NBIや拡大内視鏡の併用により早期癌の発見と診断に努めている

★肝疾患では、ウイルス性肝疾患に対してウイルス学的検査、肝生検をもとにインタ-フェロン療法、抗ウイルス化学療法などを実施している。肝硬変では画像診断により、肝臓癌の早期発見に努めている。肝臓癌の治療は、ラジオ波焼灼法(RFA)や放射線科の協力のもとに肝動脈塞栓術 (TAE)などを行っている。進行した肝臓癌に対しては、化学療法剤の動注などの集学的治療に取り組んでいる

★緊急の消化管出血に対してはクリップ止血、局注療法、アルゴンプラズマ凝固療法の単独もしくは併用療法により確実な止血が得られている。治療的内視鏡としては、早期食道・胃・大腸癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行している(2008年度約60件)。大腸ポリープに対して内視鏡的粘膜切除術(EMR)を実施している(2008年度約450件)。食道静脈瘤に対し内視鏡的静脈瘤結紮術、内視鏡的硬化療法を行い、好成績をあげている。総胆管結石に対しては、内視鏡的乳頭切開術もしくは乳頭拡張術により結石の除去を実施している。2008年度から高度肥満症に対して内視鏡的胃内バルーン留置術を開始した。

医療設備

超音波検査装置、電子内視鏡、超音波内視鏡、マルチスライスCT(64列)、MRI、血管造影装置、核医学診断装置、PET、放射線治療装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

循環器科

分野

循環器科

特色

2007年6月より全米でも有数の心臓血管治療・症例数を誇るアーカンサスハートホスピタル(Dr.マーフィー病院長)と医療・技術提携を行い、能登半島全域に最先端の高度医療を浸透すべく新たに恵寿パートナーズ心臓血管センターが発足した。ドクター、ナースやその他スタッフもアメリカでの研修を行い、患者様に満足いただけるよう、また効率的に医療を行える環境づくりにも力を入れている。虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や末梢動脈疾患(足の血管の狭窄、閉塞など)を中心に循環器全般の診療を行っており、症候性の患者様だけでなく、無症候であっても高度の虚血を有する患者様の早期診断も重要と考えており、無料健康チェックや出張診療なども積極的に行っている。また心臓血管外科医とともに心臓血管センターを組織しているため、連携もよく緊急手術にも対応している。

症例数

2007年6月より2009年3月までの心臓カテーテル検査は1,217例で、狭心症・心筋梗塞に対する経皮的冠動脈形成術(風船治療・ステント留置)は457例、うち緊急心筋梗塞は87例である。全体の治療の成功率は97.4%である。合併症としては緊急バイパス手術症例1例、冠動脈穿孔1例、血栓閉塞1例。また我々が特に力を入れている末梢動脈疾患に対する治療(経皮的四肢血管形成術)も230例をこなしており、閉塞長の長い病変も含め可能な限り負担の少ないカテーテル治療を行っている。治療成功率は93.9%である。2008年度の症例は心臓カテーテル検査:641例、経皮的冠動脈形成術:258例(緊急症例52、成功率98.1%)、経皮的四肢血管形成術:124例(成功率93.5%)である。狭心症、心筋症、心臓弁膜症、不整脈、末梢動脈疾患の診断にはトレッドミル運動負荷、負荷心筋シンチ、超音波エコー、ホルター心電図、ABI(四肢同時血圧測定)、下肢造影CT、また最近では冠動脈CTも駆使し的確な早期診断に努めている。また年間約30例の永久ペースメーカー植え込み術を行っている。

医療設備

CCU15床(うちオープンベッド4床)、心臓超音波(経食道を含む)、CT、MRI、心臓シンチグラフィ、心臓カテーテル検査、大動脈バルーンパンピング装置、経皮的人工心肺補助装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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