専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

信楽園病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

腎臓病の診断(組織診断は光学、免疫蛍光、電顕)から治療、さらに腎不全の保存期から腎代替え治療(血液透析=HD、腹膜透析=CAPD、在宅HD)、腎移植まで腎疾患治療を一貫して行う。腎移植は新潟大学病院泌尿器科と連携の下で実施。院内の外科、整形外科、脳神経外科、消化器内科、感染症内科、循環器内科、神経内科、糖尿病・内分泌内科などと提携して腎不全合併症に対する集学的治療を目指し、地域における高次診療センターとしての役割を担う。

症例数

腎臓内科外来は1日40~50人、2008年の腎生検34例、慢性HD導入57例、急性HD導入15例、血漿交換、血液・血漿吸着療法など腎不全以外の血液浄化8例。2008年の腎移植(ネットワーク経由)1例、(累積移植数は生体腎33例、献腎20例)、バスキュラーアクセス手術305例(内シャント106例、人工血管移植104例、動脈表在化22例、その他73例)、手根管解放術9例、副甲状腺摘出術15例などである。慢性HDの最長40年10カ月の治療患者を有する。結核患者収容モデル病室を有することから、結核を合併した透析患者の受け入れを実施する。現在の慢性HD415人(年間HD延べ約62,000回)、CAPD4例。外来新患受付は月~金曜まで毎日、再診は全て担当医と予約。HDベット142床。入院病棟65床は腎精査・生検、ネフローゼ等の治療、急性腎不全・多臓器不全の血液浄化、慢性透析の導入と合併症治療・手術などの入院患者が占める。

医療設備

施設としてCT、MRI、骨密度(全身DEXA)、超音波、核医学検査を備える。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

糖尿病内分泌内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

糖尿病を中心とした生活習慣病の予防から、糖尿病合併症の腎不全による透析療法や、失明者の自立を目指した視覚障害者のためのリハビリテーションまで、一貫した診療を行っている。糖尿病外来では「栄養・看護外来」も開設して、栄養士と看護師が毎回、外来受診したすべての糖尿病の人の栄養・看護指導にあたるとともに、家族の生活習慣病の予防にも積極的に関わっている。また、20数年前より地域の自治体と協力して糖尿病検診を行い、糖尿病の早期発見・早期指導を行って糖尿病の予防活動も行っている。

症例数

糖尿病外来には約2,000人の患者さんが通院し、常時20人ほどが入院治療を受けている。糖尿病の教育入院は、2週間と1週間コースの他に、土・日曜日を利用した2泊3日の「1日血糖・1日血圧入院」を行っている。また、腎症患者には1週間の「腎症入院」コースもある。糖尿病のコントロールとともに合併症の精査や治療も積極的に行い、特に腎不全の患者さんには専門医が治療にあたっている。視覚障害者には、「中途視覚障害リハビリテーション外来」を歩行訓練士を中心に、眼科医2人と内科医など5人のスタッフで月2回行い、視覚障害者の心のケアや白杖歩行、視覚障害者専用の音声パソコン指導(週2回)、ロービジョンクリニック、日常生活指導などを行って自立を図っている。また心のケアのためのピアカウンセリングや、白杖歩行や誘導歩行の講習会も開き、さらに移動の不自由な視覚障害者のために県内6カ所にパソコン教室を開設している。教育入院および栄養・看護外来指導により、2,000人の患者の平均ヘモグロビンA1c値は6.79%と、血糖のコントロールは良好である。

医療設備

MRI、CT、超音波検査、シンチグラムなど。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

神経内科

分野

神経内科

特色

日本神経学会認定教育施設。脳血管障害(脳梗塞、脳出血)、神経難病(パーキンソン病、ALS、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、重症筋無力症)、アルツハイマー病を中心に治療。これらの神経疾患に対して、常時脳外科、リハビリテーション科と協力して症例検討会、回診、リハビリテーション検討会、抄読会を合同で毎週定期的に行い、急性期から慢性期まで継続して治療に当たっている。また、新大脳研究所の神経病理医が出張勤務しており、夜間の剖検にもすべて対応可能で、院内症例の神経病理検討会を定期的に行っている。2000年1月よりボツリヌス療法外来を新設した。1978年7月に継続医療室を発足させ、在宅医療を行ってきたが、95年8月にはこれを発展させ、有明訪問看護ステーションを開設した。現在7人の保健師が常勤し、神経難病を中心とした在宅療養者に訪問看護を提供している。また、神経内科医・リハビリテーション医による定期の往診に加え、随時担当医の往診を受けることが可能である。96年4月より研究部では日本人類遺伝学会やWHOの遺伝医学のガイドラインに基づきトリプレットリピート病、ミトコンドリア病(MELAS、MERRF)、ApoEなどの遺伝子解析を施行。救急:脳外科・リハビリ科と協力し24時間体制をとっている。

症例数

年間外来患者数(リハビリテーション患者を含めて)20,000人。年間入院患者数(リハビリテーション患者を含めて)700人。神経疾患の遺伝子解析の年間検査数70件。ギラン・バレー症候群、CIDP(慢性炎症性脳髄性多発神経炎)に対しては、腎センターの協力のもとに迅速な血液浄化療法を行い、好成績をあげている。訪問看護ステーションは120人の在宅療養者(気管切開療養者20人、うち人工呼吸器療養者6~7人)に対し、年間訪問数4,500回。

医療設備

MRI、MRA、ヘリカル3D-CT、DSA、SPECT、頸動脈エコー、筋電計、脳波計。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、水頭症、慢性硬膜下血腫、三叉神経痛などを中心に、神経内科医4人、リハビリテーション科医1人とチームを組んで医療を行っている。症例検討会、回診、神経病理検討会、リハビリ検討会、抄読会も一緒に行っているため、手術適応なども、外科、内科両方の眼で慎重に検討できる。当院関連の特別養護老人ホーム(有明園と松風園)、老人保健施設(あかつか苑)、訪問介護ステーション、介護支援センターなどとの連携を密に、急性期から在宅まで一貫した医療を心掛けている。当院は透析医療に力を入れており、その神経系合併症の治療に取り組んでいる。救急には24時間体制をとっている。

症例数

上記チームで約80床。脳外科入院年間約250人。手術年間約90件。脳動脈瘤の手術は年間約20例、軽症から中等症例は24時間以内の急性期手術を行い、家庭復帰率は85%以上である。重症例は約2週間後の晩期手術を原則としている。脳出血は、頭蓋内圧のコントロールに努め、内科的に治療する方がリハビリ後の最終結果が良いと考えているが、必要な場合は定位的血腫吸引術や開頭血腫除去術を行っている。脳梗塞の手術では、頸動脈血栓内膜剥離術やバイパス手術を行い、開存率は100%である。血管内手術を積極的に行っている。インフォームド・コンセントを重んじ、必要に応じ他院の紹介に努めている。正常圧水頭症(特にビンスワンガー氏病合併例)のシャント手術の症状改善率は高い。良性腫瘍の手術に力を入れているが、悪性腫瘍や転移性腫瘍は診断がついた段階で、新潟大学や、北日本脳神経外科病院ガンマナイフ治療部に紹介している。

医療設備

MRI、MRA、ヘリカル3D-CT、DSA、SPECT、頸動脈エコー。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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