専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

済生会新潟病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般内科

分野

消化器・一般内科

特色

地域中核病院として消化器疾患全般の診療を行っている。消化管、肝、胆、膵各分野の急性、慢性および悪性疾患などを対象に、各スタッフが専門分野を担当できる体制をとっている。また、放射線科、病理、外科との連携による総合診療を行っており、消化器疾患のより的確な医療を目指している。

症例数

年間の入院患者数は約1,700人で、消化管疾患45%、肝疾患35%、胆道・膵疾患18%前後である

★最近1年間の検査件数は、上部消化管内視鏡約3,200件、大腸内視鏡約1,200件であり、内視鏡的治療として早期胃癌を中心に内視鏡的治療を約80件、大腸ポリペクトミー約580件、食道静脈瘤結紮術約40件、消化管出血の止血術約60件、その他、手術不能進行食道癌のステント留置、胃瘻造設なども行っている。腹部超音波検査は放射線科と共同で約9,800件、腹部血管造影約250件、経皮的胆道ドレナージ80件、胆管結石に対するバルーン拡張術による内視鏡的治療や、胆道癌に対するステント留置なども行っている

★慢性肝炎のインターフェロン療法は最近の1年間では約80例に実施し、著効率は難治例で40~50%である。また、ウイルス性慢性肝疾患からの早期肝細胞癌の診断と治療を重視し、ラジオ波焼灼術による治療も最近1年間では約120件実施しており、好成績をあげている。内視鏡的バルーン拡張術による胆管結石の治療はこれまで多くの実績があり、治療成績も良好である。

医療設備

MDCT、MRI、血管造影装置、拡大内視鏡、腹部超音波装置、ラジオ波焼灼装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

消化器・一般外科

分野

消化器・一般外科

特色

消化器癌を中心に消化器一般外科、乳腺、甲状腺などを広く取り扱っている。消化器内科や放射線科との連携の下に診断から治療までを一貫して、個々の患者さんに適した質の高い医療を提供している。積極的にクリニカルパスや腹腔鏡下手術を導入して、入院期間の短縮を図り、患者さんのQOLを重視した外科治療に努めている。

症例数

当院は1991年7月の開院以来、新潟市西地区における中核病院として発展してきている。手術件数も年々増加しており、2000年は約560件、2007年以降800件を超えている。2008年総数817件、主な内訳は食道癌2例、胃癌85(腹腔鏡37)例、結腸・直腸癌135(腹腔鏡56)例、肝癌および転移性肝腫瘍16例、胆膵癌17例、胆石・総胆管結石症76(腹腔鏡59)イレウス・腹膜炎等36例、乳癌52例、甲状腺疾患8例、虫垂炎53例、鼠径等のヘルニア疾患164例、痔疾患30例、炎症性腸疾患4例、直腸脱4例などである。消化器癌に対しては積極的な根治手術を行うほか、早期癌では機能温存の両立も指向しており、進行度に応じて術前術後の化学放射線治療も併用した集学的治療を行っている。上部胃癌では空腸パウチ再建、直腸癌ではJ型結腸嚢肛門吻合術による自然肛門温存と排尿・性機能温存などの機能温存手術を取り入れている。胆石症は腹腔鏡手術が主体で、総胆管結石でも一期的胆管閉鎖などで入院期間の短縮を図っている。鼠径ヘルニアでは主にメッシュプラグ法、クーゲル法を行い、乳癌では非定型的乳房切断術の他に症例に応じて術前化学療法、乳房温存手術(+放射線治療)、センチネルリンパ節生検を施行している。痔疾患では結紮切除術のほかにPPH、ALTAなども症例に応じて行なっている。日本外科学会認定医制度修練施設、日本消化器外科学会専門医修練施設、日本大腸肛門病学会認定施設である。

医療設備

MRI、CT、MDCT、X線装置、マンモグラフィ、超音波装置(カラードプラ含む)、電子内視鏡など。夜間救急(二次)、専門の検診センターでの人間ドック(日帰り、1泊2日)完備。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

地域周産期母子医療センターとして、安全な妊娠・分娩管理に努めている。2008年8月新潟県で初の“赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital :BFH)”に認定され、32人の助産師とともに手厚い妊産婦指導、母乳育児指導を行っている。ほとんどの手術は麻酔専門医管理下(婦人科開腹手術は全例全身麻酔)で行っている。体外受精(ICSIを含む)をはじめとする不妊治療、婦人科悪性腫瘍に対する集学的治療、地域医療支援病院としてオープンシステムによる地域医療機関との連携・協力を推進している。

症例数

★産科:分娩数894(帝王切開率約30%)、夫や家族の立ち会い分娩は約70%。骨盤位は原則帝王切開を選択するが、適応があれば経膣分娩を目指して妊娠35-6週に外回転術を行っている

★婦人科:子宮の良性・悪性腫瘍手術、子宮附属器腫瘍をはじめ子宮脱・子宮下垂手術、子宮粘膜下筋腫の子宮鏡下切除、筋腫核出など多種類の手術が行われる。ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸部高度異型上皮や上皮内癌は半導体レーザーで子宮頸部円錐切除を行っているが、症例数は年々増加している。

医療設備

経膣・経腹超音波診断装置(カラードプラ、4D)、コルポスコープ、MRI、CT、高出力リニアック(設置予定)。外来診療体制については,当院のホームページをご参照下さい。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

眼科

分野

眼科

特色

糖尿病網膜症や難治性網膜硝子体疾患の硝子体手術では、北日本で有数な拠点病院として位置付けられ、最先端のテクニックを駆使して治療に当たっている。白内障手術や緑内障手術・網膜剥離手術も多い。デジタル画像ファイリングシステムを全国に先駆けて採用し、ロービジョンクリニックも実践している。

症例数

年間の手術件数は約1,000件。硝子体手術は300件、そのうち半数は難治な増殖糖尿病網膜症である。増殖糖尿病網膜症に対する網膜復位・視力改善を視標とした手術成功率は90%を超えている。視力低下に繋がる糖尿病黄斑症の手術にも積極的に取り組んでおり、年間50件施行。網膜静脈閉塞症に伴う虚血性黄斑症に対して、世界に先駆けこれまでに50件ほどの治療を施行し、視力改善80%、血管再疎通70%の成績を得た。白内障手術は500件、ほとんどが超音波白内障手術+眼内レンズである。バックリングによる網膜剥離手術は年間50件、最終復位率は98%。緑内障手術は年間30件であるが、難治である血管新生緑内障に対し、クラスノフ式濾過手術の岩田変法を開発し、1年間での眼圧下降成功率70%と好成績を収めている。最近失明の原因として注目されている加齢黄斑変性に対し、ICG脈絡膜血管造影検査などを活用して、抗VEGF治療を行っている。画像ファイリングシステムを本邦ではいち早く導入し、糖尿病網膜症はじめ眼底疾患や緑内障の診断に効果を発揮している。ロービジョン外来では、遮光眼鏡や拡大読書器の処方のほか、医療相談にも対応。

医療設備

自動屈折計、自動眼圧計、角膜内皮細胞測定、動的量的視野計、ハンフリー視野計、前眼部撮影、超音波断層検査装置、眼軸長測定、FAG/ICG造影検査、光凝固装置・ヤグレーザー、超音波白内障手術・硝子体手術・眼内レーザー凝固の各装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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