専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

聖路加国際病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

病院の基本方針でもある「患者中心の医療・全人的医療」を実現するため、スタッフはそれぞれが専門性(消化器専門医、内視鏡専門医、肝臓専門医)を保ちつつ、内科医(総合内科専門医)としての幅広い知識を身につけている。救急センター、消化器センターを中心に救急疾患、慢性疾患さらには終末期までのあらゆる病態に対応している。

症例数

消化器科の外来患者数は1日平均130人、年間の入院患者数1,100人、平均在院日数10.3日。10年の内視鏡年間件数10,626件(上部6,426、下部3,855、ERCP・超音波内視鏡など特殊検査345)、入院の内訳は緊急では吐血・下血(食道静脈瘤、食道炎、胃・十二指腸潰瘍、虚血性大腸炎、憩室出血など)、腹痛、黄疸(胆嚢炎、急性胆管炎、急性肝炎・膵炎、感染性腸炎など)が多い。出血や閉塞性黄疸に対しては、夜間休日でも緊急内視鏡、緊急ERCPを行う体制が整っている。予定入院では慢性肝炎(インターフェロン治療)、肝硬変、肝癌(ラジオ波焼灼・塞栓術)、膵・胆道腫瘍(化学療法)、潰瘍性大腸炎(白血球除去療法)・クローン病など多岐の疾患にわたる。当科では食道・胃・大腸腫瘍や総胆管結石に対する内視鏡的治療が多いのも特徴である。10年は164例のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術;食道33、胃97、大腸34)、13例の胃EMR(内視鏡的粘膜切除術)、791例の大腸EMR・ポリペクトミー、22例のEIS(食道静脈瘤硬化療法)、70例のEST(総胆管結石除去術)を行った。また悪性胆道狭窄に対して、8例のメタリックステント挿入を行った。

医療設備

ヘリカルCT、MRI、拡大内視鏡、特殊光内視鏡、超音波内視鏡、経鼻内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

心血管センター・心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

成人の心臓血管疾患を対象としている。11年4月より心血管センターとして組織強化拡大が図られ、成人先天性心疾患の権威、丹羽公一郎・循環器内科部長を迎えて、成人先天性心疾患手術分野にも内科外科専門チームとしてあたれるようになった。また、3次救急をもつERとも密接に連携し、緊急受け入れ24時間体制で対応している。

症例数

10年の手術症例は270例であり、心臓大血管手術128例、末梢血管手術他が142例であった。心臓大血管手術の内訳は冠動脈バイパス20%、弁膜症手術40%、大動脈手術40%の比で、主要疾患を網羅して行う実績となった。単独冠動脈バイパス術の70%は人工心肺非使用で実施し、早期グラフト開存率100%を達成。弁膜症では、僧帽弁疾患のみならず大動脈弁についても積極的に弁形成術を適用している点が他施設にはない特徴といえる。虚血性心不全に対する左室形成術や僧帽弁形成術、両室同期ペーシングなどの心不全外科手術も実施。また、大動脈ステントグラフト治療についてはハイブリッド手術室を完備し、特に直達手術にてリスクが高い胸腹部大動脈瘤に対して積極的に適用し、良好な成績を得ている。全室個室の快適な環境で、早期からの心血管リハビリを導入しており、余病がなければ14日以内での退院を達成している。10年の手術入院死亡は4例(1.5%)であった。

医療設備

人工心肺、セルセーバー、ハイブリッド手術室、IABI、PCPS、VAD、CHDFなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

骨関節、脊椎の変性疾患、2次・3次救急、スポーツ外傷が多い。他医よりの紹介が多く、返送・逆紹介も多い。救急手術が多いが、専門外来経由の予定手術が増加している。

症例数

10年の外来新患者数は2,711人、入院実数は693人、平均在院日数は13.7日。手術数は入院で611件、外来で37件である

★骨・関節の変性疾患は運動療法を中心とした保存療法を積極的に行い、成績は良い。人工関節手術数も増加し、股関節50件、膝関節23件、膝単顆置換術12件であった

★関節外科は最小侵襲を目指し関節鏡視下手術を行っており、成績は良い。肩86件(腱板修復50件、Bankart手術24件など)、膝39件(半月板手術15件、ACL再建術6件など)、足関節6件、肘関節4件、股関節2件

★脊椎の変性疾患は保存療法が主体であるが、脊椎外科の症例は増加し86件行った。脊椎内視鏡手術数は36件と増加したが、成績は良い

★救急の受け入れ数は09年には都内1となったが、10年は麻酔医数の減少のためやや減少した。骨折手術は177件であった。大腿骨頸部・転子部骨折はそれぞれ41件・28件であり、高齢、重篤な合併症を持つ症例が増加してきており、受傷直後より社会医療事業部が介入し、退院後の生活支援の相談にのっている。開放骨折、多発外傷なども多く、救急部を中心に多数科が協力している

★当院は悪性腫瘍診療に重点を置いているため、転移性骨腫瘍の外科療法に協力している

★脊椎の転移性腫瘍、難治性圧迫骨折に対して放射線科が主体となって骨セメントを用いた椎体形成術を行っており、成績は良い。

医療設備

MRI、RI、CT、MDCT、DEXA、骨シンチ、クリンコア手術室など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

眼科

分野

眼科

特色

角膜疾患から網膜硝子体まで幅広い眼科治療に取り組んでいる。

症例数

10年度の統計では、新患6,337人、再来43,000人、紹介率59.0%、総手術件数は2,949件(うちレーザー手術1,318件)

★白内障とその関連手術は669件。極小切開超音波白内障手術が主体。硝子体執刀医が常駐しているため、難治性白内障手術も対応。入院は全室個室で、日帰り白内障手術も対応。多焦点眼内レンズは厚生労働省の高度先進医療に認定。乱視矯正用トーリック眼内レンズも導入

★網膜硝子体手術は大越部長の専門。10年度は275件施行。網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑上膜など幅広く行っている。黄斑円孔の10年度の閉鎖率は100%

★網膜剥離手術はバックリング手術、硝子体手術にて初回復位率95%。最終復位率100%。硝子体手術は低侵襲25ゲージ無縫合硝子体手術が主体

★糖尿病網膜症は増殖糖尿病網膜症手術に低侵襲25ゲージ硝子体手術導入、糖尿病黄斑浮腫に対する最新の治療を導入。レーザー光凝固術、硝子体手術のほかステロイドや抗VEGF療法などの薬物療法も導入し、幅広い治療を行っている。黄斑浮腫や中心性漿液性脈絡網膜症の光凝固治療に低侵襲なマイクロパルス閾値下凝固を導入

★加齢黄斑変性の治療も多数行い、抗VEGF硝子体注射は10年度527件。光線力学的療法は138件

★網膜静脈閉塞症治療もレーザー、抗VEGF療法、硝子体手術など多数行っている

★エキシマレーザー手術(PRK、LASIK、 PTK)は山口医師の専門であり、10年度は170件施行。海外ドナーを用いた角膜移植術は20件。その他、翼状片手術は再発率0.9%。藤谷医師は眼瞼手術が専門。眼瞼下垂や内反症手術を行っている(10年度69件)。

医療設備

インフィニティオジル、IOLマスター、アキュラス、エキシマレーザー(VISX Star4)、光線力学療法対応レーザー、光干渉断層計(Cirrus OCT)、乳頭形状解析装置(HRT)、微小視野計(MP1)、ICG螢光眼底カメラ、マルチカラーレーザー、半導体レーザー(マイクロパルス対応)、角膜形状解析装置、波面収差解析装置、超音波断層装置、その他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻疾患をはじめ、中耳炎や中耳真珠腫などの耳疾患、扁桃炎や声帯ポリープなどの咽喉頭疾患、頭頚部良性腫瘍、めまいなどの耳鼻咽喉科一般を幅広く診療している

★副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症などに対しては内視鏡を用いた内視鏡下鼻内手術を、慢性中耳炎や中耳真珠腫などに対しては顕微鏡を用いた鼓室形成術を、頭部に近い部位に対してはナビゲーションを用いた頭蓋底の手術を積極的に行っている

★当院では短期入院で済む場合は短期入院で、そうでない場合は必要最低限の入院期間で安全で確実な治療を行っている。手術件数も1日3~4件に絞り、時間的余裕を持って無理なく安全な体制を整えている

★また、患者様の状態[年齢、持病(心臓病、肝臓病、糖尿病、喘息)の有無など]に合わせ、持病がある方は他科との連携を密に取り治療を行っている。心臓病のある方は血圧や出血傾向のコントロール、肝臓病のある方は肝機能の管理、糖尿病の方は血糖値の調節、喘息の方は喘息のコントロールが必要である。そのような意味で個人病院ではできない他科との連携、また大学病院では困難な小回りの効いた診療を行い、当院の利点を生かしている。

症例数

10年度の外来新患者数は2,011人、再診数は13,333人である。4人で週3回外来を行っているので、平均すると1人1日30人に満たない数になるが、これは予約制にして一人ひとり丁寧に診察している結果である

★総手術件数は375件、内訳は耳が40件(中耳手術11件、鼓膜チューブ留置術20件、内耳窓閉鎖術3件、耳瘻孔摘出術2件、その他4件)、鼻が285件(内視鏡下副鼻腔手術111件、下鼻甲介切除術95件、鼻中隔矯正術67件、鼻副鼻腔腫瘍摘出術4件、上顎洞根本術2件、その他6件)、口腔・咽頭が69件(アデノイド・扁桃摘出術65件、その他4件)、喉頭・気管食道が17件(喉頭微細手術9件、気管切開術8件)、頚部・唾液腺が29件(耳下線6件、顎下線5件、頚部リンパ節摘出術14件、甲状腺1件、その他3件)となっている

★手術患者以外の入院患者では喉頭浮腫や扁桃周囲膿瘍などの急性炎症、突発性難聴、顔面神経麻痺、めまいなどの神経疾患の入院も多い。

医療設備

MRI、CT、エコー、リニアック、ABR、電子ビデオ内視鏡システム、顕微鏡、マイクロデブリッダー、超音波メス、レーザー、ナビゲーションシステム、ダ・ビンチ(手術ロボット)など。 
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

顎顔面口腔領域全般の疾患に関して、その診断と治療を行っている。口腔外科治療が主体であり、一般の歯科疾患に関しては連携施設の協力を得ている。総合病院としての特性に加え聖路加国際病院の理念に基づき、合併症を有する患者においては関連各科との有機的な連携の下、EBM(科学的根拠に基づいた医療)とともに個人の意思を尊重した治療を行っている。

症例数

09年における初診症例は2,160人、再来症例は14,917人であった。入院実数は99人、中央手術室手術件数は65件であり、他は外来手術にて対応している。対象疾患は、腫瘍(悪性・良性)、外傷、炎症、顎変形症、嚢胞、粘膜疾患、唾液腺疾患、顎関節疾患、先天異常と多岐に及んでいた

★口腔悪性腫瘍に関しては、手術療法を中心とした集学的治療が行われる。拡大手術では、遊離組織移植による即時再建も行っている。進行癌に関しては緩和ケア科・病棟との共同治療も行われている

★外来では埋伏歯抜歯や嚢胞摘出術などの小手術が多く、骨再生治療・補綴前外科・デンタルインプラントも行われている(年間約1,000件)

★地域がん診療連携拠点病院として、腫瘍内科をはじめとする各診療科より依頼される、化学療法施行患者やビスホスホネート系薬物投与患者の口腔管理(外科・保存)を行う例も多い。また、循環器疾患等で抗血栓療法継続下での観血処置依頼も多い。医療の質はQIを用いて評価されており、当科の咬合再建の一期的達成率は100%であった。

医療設備

MRI、CT、超音波エコー、ヤグレーザー、炭酸ガスレーザー、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

キリスト教の愛の心に基づいた全人的医療を行う中央区で唯一の総合病院。創設100年を超えた当院での脳神経外科の開設は古く63年(昭和38年)に遡る。救命救急センターを持つ総合病院の脳神経外科として専門各科と協力してチーム医療を実践している。

症例数

10年度の外来患者延数は10,351人、入院患者実数は404人(平均在院日数19.4日)、手術件数は214件、脳ドック受診者数は1,030人、セカンドオピニオン相談数は7件であった。主な手術は脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対する開頭クリッピング術18件、脳血管内手術35件、脳腫瘍摘出術11件、頭蓋内血腫除去術18件、水頭症手術28件、慢性硬膜下血腫除去術38件であった

★脳神経外科疾患の救急・手術入院患者さんは救急部、集中治療部など各科専門医の協力のもと全身管理を行っている

★脳動脈瘤の治療法選択については、脳神経外科と脳血管内治療チーム双方の専門医による検討を参考にしていただき、患者さん・ご家族の意思を尊重して決定している

★脳ドックは50年を超えるノウハウを蓄積した人間ドック科と協働して脳神経外科専門医が説明に当たっている。外来脳ドックと宿泊人間ドックに追加するオプション脳ドックの選択が可能である。

医療設備

完全電子カルテ、CT 2台、MRI 3台、核医学検査(RI-SPECT)、脳血管造影(DSA)、手術ナビゲーションシステム、手術用超音波診断装置、神経モニタリング装置、神経内視鏡、手術用レーザーメス、手術用超音波吸引装置、定位脳手術装置、放射線照射装置(リニアック)2台など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

心療内科

分野

心療内科

特色

当科は、総合病院内科の一部門として診療を行っている。パニック障害、過敏性腸症候群、摂食障害などの心身症の他、不定愁訴患者も数多く来院している。患者のかかえる問題を、生物・心理・社会的側面から全人的に評価し解決を図っている。診断がつかずに多くの医療施設を転々としてきた患者も少なくないため、初診患者には十分な時間をとるように心がけている。また、当院は教育病院としての役割を担っており、専門医の指導のもとで研修医も診療に加わっている。少ないスタッフで日々多数の紹介患者に対応しているため、外来待ち時間は長くなりがちである。このため、当科は病診連携を重視し、ある程度の専門的評価の上、紹介元あるいは適切なクリニックへお返しするのを原則としている。

症例数

初診患者は年間約500人。初診患者の内訳は、心身症・不定愁訴30%、気分障害25%、不安障害20%、摂食障害8%などとなっている。患者の年齢は思春期から老年期まで幅広い。治療は、薬物治療や生活指導が中心である。神経性無食欲症患者、各種心身症では、必要に応じて入院治療も行っている。入院は、内科病棟、個室での治療となるので、ある程度治療目標を限定した短期の入院治療を行っている。当科には心理士がいないため、カウンセリングが必要な場合は、適当な施設を紹介している。慢性疾患が多いため、患者自身の「治りたい」という気持ちが重要である。逆に、医療機関頼みの他力本願的な気持ちでは治療効果は上がりにくい。統合失調症、躁うつ病、アルコール・薬物依存、強迫神経症、不眠症、希死念慮の強い患者、自傷他害の恐れのある患者には、精神科受診を勧めている。

医療設備

音楽療法室(有料)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

ブレストセンター(乳腺外科)

分野

乳腺・内分泌外科

特色

乳癌患者さんのトータルケアをめざし、各分野(乳腺外科、腫瘍内科、形成外科、放射線診断科、放射線治療科)の専門医師が質の高い診断と治療を行っているのみでなく、精神腫瘍医、ブレストケアナース、癌領域専門薬剤師、ソーシャルワーカー、チャプレンなど、多職種が患者さんに寄り添うチーム医療を実践している。乳癌になった母親と子供の心のケアをトータルに支えるべく、小児科医やチャイルドライフスペシャリストとともにチャイルドサポートという取り組みを行っている。

症例数

原発性乳癌治療:年間700~800。乳房、全年間手術症例:1,000~1,300例。外来年間延べ数:約3万人。年間700~800例の乳癌手術を行い、癌の根治性のみでなく整容性を保った乳房温存手術、一期的乳房再建など患者さんの術後の負担をより軽減することを目指している。10年度に開設されたオンコロジーセンターで腫瘍内科との連携を図り抗癌剤治療を充実。06年より家族性乳癌カウンセリングを遺伝診療部とともに開始。BRCA遺伝子検査を行うとともにその対策にも力を入れている。若年性乳癌については妊孕性の問題など、その特徴に基づいた治療を実践。妊娠期乳癌の治療に関しては、女性総合診療部との連携の下に数多くの実績をもつ。また、M.D.アンダーソンがんセンターとの姉妹病院提携を結び、欧米より最先端の治療情報を取り入れている。

医療設備

MMG、US、CT、MRI、PET(他施設へ依頼)、リニアック、マンモトーム(X線ガイド下、USガイド下)、ガンマプローブ(センチネルリンパ節生検用)、外来通院点滴室(オンコロジーセンター)他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

放射線科

分野

放射線科

特色

放射線診断専門医資格を有する常勤スタッフ医師15人と専門研修医6人の総勢21人の日本一の陣容をそろえている。すべての放射線学的画像に読影レポートを作成し、各科との合同カンファレンスも連日開催し、画像に関するすべての面をサポートしている。医師ごとの臓器別専門分野もそれぞれ確立している。腹部・骨盤は齋田、不破、小野田が担当。胸部は松迫、負門、脳神経は上村、沼口、小林が担当。乳房は角田、菊池、本田、心臓大血管は植田、松迫、石山が、骨軟部、小児は野崎、槇殿である

★画像診断的技術を治療に応用するインターベンションについても積極的に関与しており、脳動脈瘤のコイル塞栓術や頸動脈狭窄のステント治療については上村、圧迫骨折に対する経皮的セメント注入による椎体形成術は小林、沼口が各専門外来をそれぞれ開き、適宜、放射線科入院で治療患者を受け入れている。その他、肝癌の化学塞栓療法やラジオ波治療、子宮筋腫の塞栓術などを不破、齋田が行っている

★また、当院は日本の医学放射線学の分野での重要な修練施設の一つであり、ダブルチェックシステムと臓器別ローテーションシステムを軸にして4年間の専門研修システムをすでに構築しており、優秀な放射線科専門医を育てるという社会的使命を果たしている。さらに聖路加付属の予防医療センターにおいて1日平均150人の検診に関わる画像はすべて当科の専門医が読影にあたり、室の高い予防医療に貢献している。

症例数

診断部門=入院患者数520人、外来平均患者数2,500人のすべての画像検査をサポート。当院は第3次救急医療施設でもあり、救急の画像診断にも対応している。1日読影数は単純X線写真、超音波を含め総数500件を超え、すべて完全なデジタル画像システムによりオンライン画像ビューワーでの画像観察とオンラインでの画像診断レポートを作成。この中には手術件数年間700を超える乳癌例も含まれている

画像診断手技を利用した治療部門(インターベンショナル・ラジオロジー)=経皮的椎体形成術は年間150例を超え、現在までに計1,000件を超え国内で有数である。脳動脈瘤コイル塞栓術も年間20件を超える。その他、肝腫瘍、子宮筋腫などの腫瘍や緊急止血などに対応する血管内塞栓による治療は年間100件、ラジオ波治療なども総数で年間約100件程度である。現在、椎体形成術、脳動脈瘤コイル塞栓、頸動脈狭窄について放射線科での入院が可能である。前日入院し、当日治療、翌日退院するという3日間の入院期間での治療を行うことが多い

★画像に基づいたセカンドオピニオン外来、他の医療機関からの画像診断検査依頼なども積極的に奨励している。当院の医療連携室にご連絡ください。

医療設備

電子チャートシステム、画像システム(PACS)、CT 3台(320列、64列、16列)、MRI 4台(3.0テスラ2台、1.5テスラ2台)、超音波装置4台、アンギオ装置1台、SPECT 2台、マンモトーム1台、骨塩定量装置1台などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

緩和ケア病棟

分野

緩和ケア

特色

治療早期から終末期まで、様々な段階の方へ緩和ケアを提供できることを目指している。外来は毎日再診・初診を行っており、他院や当院他科にて化学療法等を行っている場合でも、併診することで症状緩和を図っている。また、緩和ケアが主体となった方については、外来通院を行いながら、必要に応じ入院し、再び在宅等へ移行することも可能である。一方、入院においては専任医師、看護師のみならず、チャプレン、音楽療法士、薬剤師、専門ボランティア等の多職種がチームを組み、患者さんが平穏な日々を過ごせるようにかかわっている。総合病院の1部門である点を生かし、院内他科とも連携し、様々な症状緩和治療やコンサルテーション活動を行っている。そのため、「緩和ケアではなにもしない」のではなく、症状緩和に必要な治療は積極的に行える環境が整っている。他科入院中の方に対しては、緩和ケアチームにて症状緩和を提供している。症状緩和のための治療からスピリチュアルケアまで、幅広く行っているのが特色である。

症例数

10年実績:入院総数235人(院内からの転科含む)、平均在院日数27日、外来初診数269人、外来延べ患者数1,231人、緩和ケアチームコンサルテーション数146件。

医療設備

緩和ケア病棟24室(差額ベッド代あり10床/なし14床)など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

腎臓内科・腎センター

分野

腎臓内科

特色

各種腎疾患、水・電解質異常、高血圧の診断と治療、保存期慢性腎臓病の診療、透析療法、腎臓移植、急性血液浄化療法まで幅広い範囲を担当している。今日問題となっている慢性腎臓病(CKD)に対しては、「元気に楽しく暮らすことができる」ことを目標に、慢性腎臓病の進行抑制、合併症の予防に努めている。透析療法が必要となった場合には、透析療法に対する誤解を解き、安心して透析療法が続けられるようにしている。自覚症状が乏しい慢性腎臓病では、患者自身が病気や治療法について十分理解していることが長期にわたる治療の成否を左右する。当院では、医師・看護師・栄養士などが協働で診療・教育に携わる「慢性腎臓病クリニック(Chronic Kidney Disease Clinic)」を20年以上にわたり行ってきた。降圧療法を中心とした薬物療法と生活習慣改善を中心に診療にあたっている。透析療法では、腹膜透析(CAPD)療法の普及に力を入れている。慢性腎臓病患者は心血管合併症を有することが多いため、心血管センター(循環器内科、心臓血管外科)との連携を重視している。

症例数

年間における腎臓内科外来の初診患者は約500人、慢性腎臓病クリニックでは初診患者が約150~250人、延べ外来患者数は両者あわせて年間約7,000人である。透析患者の新規導入は年間約40人で、血液透析、腹膜透析のいずれも選択できる。急性血液浄化療法は持続緩徐式血液透析ろ過療法、血漿交換療法などを年間約300回実施している。

医療設備

ICU/CCU、各種画像診断装置(MRI、CT、超音波など)、血液透析40床などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

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