三重中央医療センター(三重県津市)が名医に推薦されている分野
| 住所 | 〒514-1101 三重県津市久居明神町2158-5地図を見る |
|---|---|
| 電話番号 | 059-259-1211 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
三重中央医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器科
分野 |
消化器・一般内科 |
|---|---|
特色 |
消化器系疾患全般にわたり、幅広く診断・治療を行っている。消化器科の専門性を発揮しつつ、外科・放射線科・病理診断部とも互いに協力して診療を行い、緊密な連携を保つことで、最善の検査および治療を提供している。 |
症例数 |
1日平均外来数約84人。年間入院延べ症例数約750人。平均在院日数15.8日 ★消化管疾患=消化器内視鏡施行数:上部2,306例、大腸内視鏡1,135例、ポリペクトミー(上部8例、下部620例)。早期胃癌に対してESDも施行している(9例)。緊急消化管出血に対しては、クリッピングを主に内視鏡的止血術を施行している(50例)。その他PEG造設62例 ★胆・膵疾患=ERCP138例(うちEST47例)、PTCD(PTGBD)35例、ステント挿入7例 ★肝臓疾患=肝癌に対してRFA62例、TAE48例、リザーバー動注7例を施行し、最近の肝癌全体の5年生存率は30%。B型慢性肝炎は年間入院9例に対してインターフェロン(IFN)、核酸アナログ製剤による治療を施行している。C型慢性肝炎の年間IFN導入は30例で、I型高ウイルス群に対してペグインターフェロンとリバビリン併用療法を行い、約50%のSVRを得ている。食道胃静脈瘤に対してEIS19例、EVL12例、BRTO1例と、症例に応じ治療法を選択している。その他進行癌(膵癌、大腸癌、胃癌)に対して、QOL(生活の質)を考慮して化学療法を積極的に行っている。詳しくは消化器内科ホームページ(http://www.miechuo-hosp.jp/01-03/01-05/index.html)参照。 |
医療設備 |
MRI、64列MDCT、DSA、EUS、APCほか。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
呼吸器外科
分野 |
呼吸器外科 |
|---|---|
特色 |
三重県のほぼ中心部に位置し、中勢地区の中核病院である。手術は低侵襲かつ安全であることをモットーとし、 最近ではI期肺癌に対し3port(各々約3cmと1cmの切開)による完全胸腔鏡手術を基本としている。感染症病棟(結核病棟を含む)を持ち膿胸、真菌症を始めとする感染症疾患に対する外科治療ができる県下唯一の施設であることが大きな特色である。また、県内一の内視鏡センターをもち、術前診断は呼吸器外科専門医3人が呼吸器科医師、放射線科医師,臨床病理医師との連携のもと、診断から治療までの期間を短縮し集学的治療を行うことを心がけている。 |
症例数 |
年間手術症例数は約120例で、内訳は原発性肺癌60~70例,自然気胸30~35例、 膿胸および感染症手術5~10例、縦隔腫瘍5例,胸膜悪性中皮腫1~2例である ★肺癌手術後の入院日数は14日以内 ★原発性肺癌の5年生存率はIA期86.5%、IB期75.0%、IIA期56.3%、IIB期62.8%、IIIA期41.3%、IIIB期51.4%である ★自然気胸も完全胸腔鏡手術で行うことを基本とし、術後2日目には退院を原則としている.現在まで手術関連死なし、再発率は6.9%で若年者に多く、再発予防として酸化セルロースにて補強等を行っている ★膿胸および感染症疾患に関しては、手術適応となる肺結核症の減少に伴い、それにかわってMRSAを代表とする疾患が増加しており病態に応じて最適な治療を行っている。 |
医療設備 |
64列マルチスライスCT、 MRI、肺換気血流シンチ、リニアック、ヤグレーザー装置、血管造影装置等。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
心臓血管外科
分野 |
心臓血管外科 |
|---|---|
特色 |
新生児および乳児の先天性心疾患を除き、すべての心疾患、大血管、末梢血管疾患に対して24時間体制で対応し、緊急症例も可能な限り受け入れている。循環器科、麻酔科との連携を密にし、常にスタッフ3人の総力を結集して治療に当たっている。 |
症例数 |
★開院後約12年間の手術症例は、虚血性心疾患294例、弁膜症132例、先天性心疾患85例、大動脈疾患270例、末梢動脈疾患136例、下肢静脈瘤159例などの約1,200例で、年間約100例である ★主な手術成績は待機的単独冠動脈バイパス術が254例(オフポンプ症例158例)で平均年齢67.4歳(39~87歳)、バイパス枝数2.9±0.9(1~5)、入院死亡は1例(0.004%)。現在はオフポンプ症例が約90%である。心筋梗塞後の重度な左室リモデリングに対してはドール手術を適用し、心筋梗塞症例124例中14例に施行している。弁膜症は単弁84例、二弁39例、三弁6例で平均年齢65.7歳(28~87歳)、いずれも入院死亡は0%である。僧房弁閉鎖不全症に対しては弁形成術を、合併心房細動に対してはクライオを用いたメイズ手術を積極的に行っている。メイズ手術29例の心房細動消失率は約70%である。人工弁置換は70歳以上では生体弁を、65歳以下では機械弁を第一選択としている。スタンフォードA型急性大動脈解離は65例で平均年齢66.0歳(27~90歳)、上行大動脈置換が43例、上行・弓部置換が12例、ベントール手術が7例、ステントグラフトが3例施行され、入院死亡は6例(9.7%)である。腹部大動脈瘤は非破裂例が129例、破裂例が42例で平均年齢74.1歳(55~91歳)、入院死亡は各々0(0%)、9(21.4%)である。大動脈疾患に対するステントグラフトについては腹部および胸部大動脈ともに実施施設の認定を受けている。 |
医療設備 |
64列CT、MRI、シネアンギオ、DSA、RI検査、心エコー、IABP、PCPS、CHDF、ICU、CCUなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
小児科
分野 |
小児医療 |
|---|---|
特色 |
当院は政策医療として成育(主に周産期)医療を実践する全国でも数少ない国立病院機構病院である。また、三重県総合周産期母子医療センターや赤ちゃんにやさしい病院(UNICEF)としても機能している。一方、連携大学院が併設される臨床研究部では免疫学的、遺伝学的、発達行動学的側面から疾患の早期診断や治療法に関する指針を提供することによって、子どもの健やかな発達を促すことを主題に研究を進めている。 |
症例数 |
84年から医師が同乗する三重県新生児救急車「すくすく号」を駆使した24時間体制の新生児救急医療を行い、最近過去10年間に1,100人の新生児を搬送治療した。09年に新生児集中治療室(NICU)で治療した新生児は268人であり、このうち10分の1の症例はすくすく号による搬送入院であった。入院児のうち正期産児は86人で、低出生体重児の内訳は1,000g未満児30人、1,000g~1,499g、44人、1,500g~2,499g 112人であった。出生体重別の生存率は500g~999g 93.3%、1,000g~1,499g 97.7%、1,500g~2,499g 99.1%、2,500g以上100%である。一般小児科は10床あり、入院患者317人の大半は感染症でNICU退院児の急性増悪等に対応できる体制をとっている。 |
医療設備 |
NICU 30床、MRI、CT。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
耳鼻咽喉科
分野 |
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 |
|---|---|
特色 |
地域の開業医の先生からのご依頼で予約手術を主に行っている(年間約200~250件)。手術以外では眩暈(めまい)、突発性難聴、末梢性顔面神経麻痺、鼻出血、咽喉頭の急性感染症などの緊急入院を受けている(年間約150件)。中耳手術と当地域の花粉症の診断と治療に、特に重点をおいている。 |
症例数 |
中耳手術は、慢性中耳炎より真珠腫性中耳炎の比率がやや高く、年間約50例を行っており、良好な結果が得られている。慢性副鼻腔炎や鼻アレルギーに対する内視鏡手術、その他副鼻腔手術は約100例。扁桃摘出術やアデノイド切除術は約30例。内視鏡下咽頭微細手術は約30例。甲状腺、耳下腺、顎下腺腫瘍、頸部嚢胞、喉頭・舌・上顎などの腫瘍摘出術は約30例で、腫瘍専門の医師を招いて診療を行っている。外来部門では、初診と再診の一般外来のほか、より専門的な検査や治療を目指した専門外来を行っている。中耳外来では、中耳炎の手術前検査および手術後のケア、小児滲出性中耳炎の精査と治療。鼓膜切開や換気チューブ留置術も積極的に行っている。アレルギー外来では、抗原の検査や減感作治療を含む各種の治療、予防に関する指導を行っている。1987年から当院で空中花粉調査を行っており、花粉飛散予測も毎年実施している。頸部エコー外来では甲状腺疾患を中心に、穿刺吸引細胞診や術後の経過観察などを行っている。 |
医療設備 |
MRI、CT、リニアック、超音波、ABR(聴性脳幹反応検査)、平衡機能検査機器、電子スコープ、鼻内視鏡手術システム、レーザー、ハーモニック・スカルペル(超音波凝固切開装置)、マイクロデブリッダーなどを備えている。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 ×
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
内科(糖尿病)
分野 |
糖尿病内分泌内科 |
|---|---|
特色 |
当院は、日本糖尿病学会認定教育施設であり、糖尿病専門医および糖尿病療養指導士(看護師、栄養士、理学療法士)を中心に、「糖尿病治療の大原則はまず、きちんとした食事療法」を原則に、幅広く糖尿病患者さんの治療と療養指導を行っている。 |
症例数 |
外来通院中の糖尿病患者は、月あたり約800人、その半数がインスリン療法の患者である ★入院においては、患者さんの病状やニーズに応えるべく、様々な入院パターンをご用意している。①短期教育入院(4日):仕事などで長期には入院が困難な方向け。糖尿病食を経験していただき、管理栄養士による食事指導を実施する。②教育入院(10日):糖尿病の程度、合併症の有無の検索と同時に、糖尿病療養指導を行う。③コントロール入院(2~3週間):血糖コントロールがきわめて不良な患者さんには、教育入院に加え、血糖コントロールを実施する。④再コントロール入院:外来通院中も血糖コントロールがうまくいかない患者さんに、もう一度、食事などの生活習慣をみなおしていただくための入院。合併症の進行がないか、現在の治療方針が正しいかのチェックも行う。月1回実施の糖尿病教室は毎回50人前後の参加があり、また、年1回実施している糖尿病食バイキングも好評である。さらに、ヤング女性インスリン治療の会も開催している ★内分泌疾患についても、甲状腺疾患、副腎疾患を中心に専門的な医療を実施している。甲状腺疾患はバセドウ病、慢性甲状腺炎の診断・治療、副腎疾患については原発性アルドステロン症やクッシング症候群の診断に力を入れている。 |
医療設備 |
当院は病床数500の地域中核病院であり、母子医療、循環器疾患等の急性期医療を担っており、そのための最新医療設備も充実している。 |
- セカンドオピニオン受入 △
- 初診予約 △
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
脳神経外科
分野 |
脳神経外科 |
|---|---|
特色 |
三重中央地区における中心的脳神経外科施設である。国立病院の統合により、この地に新設され10年になる。国立病院統合の先駆けとなった施設で、最先端の設備を有する。救急疾患から定期手術、新生児から高齢者まで脳神経外科疾患すべてに適切な診療を行い、実績に基づく信頼を重ねている。脳血管障害の画像診断においては、世界をリードする研究を行っており、脳動脈瘤専用アルゴリズムを用いた新しい4次元CTアンギオ(DFA)による拍動解析に基づく未破裂脳動脈瘤の破裂リスクの評価やコンピューター数値流体解析による血行力学的評価を実施し、構造および流体解析に基づいて的確な治療戦略をたてている。専門医3人で24時間365日の診療を行っているため、マンパワーの充実が今後の課題である。 |
症例数 |
年間入院数は400~500人、年間手術数は約300件で年々増加傾向にある。09年の内訳は、脳動脈瘤35例、虚血性脳血管障害12例、脳腫瘍28例、小児脳神経外科疾患31例。また、約3年間の破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血連続100例のうち、外科的治療が82例に対し保存的治療が18例で、外科的治療は原則開頭クリッピング術としている。このうち外科的治療を行った症例の6カ月後の治療成績は、予後良好(mRS0-2)67.6%、障害あり(mRS3-5)25.6%、死亡(mRS6)6.8%であった。その他、主な疾患の治療成績はホームページ(http://www.nsmcmc.com/mcmcns/Welcome.html)にて公開している。 |
医療設備 |
3D-DSA、64列マルチスライスCT、MRI、SPECT、定位手術装置、手術用顕微鏡 2台、神経内視鏡、手術用超音波吸引装置、DFA作成支援アプリケーション、コンピューター数値流体解析ワークステーションなど。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 ○
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)
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看護師研究熱心な先生が多く丁寧に説明してくれる
回答者:40代 男性 勤務先:病院(200床以上)
2016年01月08日投稿
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