専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

土庫病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

大腸肛門科(奈良大腸肛門病センター)

分野

肛門科

特色

肛門疾患及び大腸疾患を専門に診療し、下部消化管疾患の早期発見・早期治療とその啓蒙に努めている。第2土曜日に「大腸と肛門」についての講座を無料にて開催。要望があれば個人宅や集会所にて数人からの医療懇談会を開催している。治療においては、チーム診療にてカンファレンスを行いながら早期発見・早期治療、そしてインフォームド・コンセントに努めている。早期治療のために受診患者の経年管理を行い、定期受診や検査の案内を出している。生駒胃腸科肛門科診療所(近鉄生駒駅前)を併設。2009年より消化器病センターを開設、内科・外科の垣根を越えた治療を開始している。

症例数

外来件数は月平均1,800人(新患者数月約220人)

肛門科=基本的に初診時には、視診、指診、肛門鏡診さらに必要であれば、直腸S状結腸内視鏡検査・直腸肛門機能検査などにより、迅速な診断と治療方針の決定を行っている。肛門機能検査としては、直腸肛門の脱出性疾患の診断のための観察用トイレ、直腸・肛門内圧や排便反射等を測定するマノメトリー検査、排便時の直腸・肛門の状態を観察するデフェコグラフィー、不透過性マーカーを用いた大腸機能検査を行っている。肛門疾患の治療としては、疾患により(1)内痔核の治療としては、軽度の場合は非手術療法(薬物療法・ゴム輪結紮療法)による保存的治療を行い、症状により注射によるジオン注射治療(年間約150例)も行っている。(2)外痔核に対しては、症状が軽い場合は、薬物による保存的療法を行うが、痛みが強い場合や腫瘤が大きい場合は、外来にて局所麻酔下にて血栓を除去する。(3)裂肛に対しては、軽度の場合は保存的治療あるいは用手的括約筋拡張術を行うが、これらで治療困難と判断した場合には内括約筋切開法・裂肛切除術を、狭窄例に対しては肛門拡張術(皮膚弁移動術など)を行う。(4)肛門周囲膿瘍に対しては、多くは外科的治療になる。痔瘻に対しても括約筋温存手術を原則としている。年間の肛門疾患手術件数約800例、そのうち日帰り肛門手術は約250例となっている。入院手術の場合は、手術前日に入院し、手術後約1週間で退院となる。最近では、外来手術や2泊3日での短期入院による手術が増えてきている

大腸科=年間の全大腸内視鏡検査約3,000例、S状結腸内視鏡検査約3,700例、大腸X線検査約2,500例。大腸癌手術件数年間約130例(うち腹腔鏡補助下手術約60例)、大腸内視鏡的ポリープ切除術約1,300例(うち大腸早期癌60例)を行っている

炎症性腸疾患=約550人が受診しており、その内訳は、潰瘍性大腸炎が約430人、クローン病が約120人となっている。基本的には栄養療法(経腸栄養法・中心静脈栄養法)、薬物療法(レミケード療法・白血球除去療法・顆粒球吸着療法)を優先とした治療を行っている

ストーマリハビリテーション活動=各社のストーマ装具をそろえ、毎週木曜にストーマ外来(予約制)にてトラブルの相談やアドバイスを行っている。院内にはストーマ専用トイレを設けている

上部消化管=炎症性疾患をはじめ、ヘリコバクター・ピロリ菌などの診療も行っている。また、上部消化管内視鏡検査年間約5,200例、内視鏡的粘膜下層剥離法(ESD)も年間約30例行っている

★ホームページアドレス(http://www.kenseikai-nara.jp)、問い合わせ先メールアドレス(dongo@kenseikai-nara.jp)

医療設備

電子内視鏡、CT、直腸肛門機能測定装置、X線透視装置など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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