能代厚生医療センター(秋田県能代市)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
能代厚生医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
内科
分野 |
腎臓内科 |
---|---|
特色 |
腎臓病、膠原病、血液疾患の診療を専門としている。腎疾患に関しては腎炎、ネフローゼ症候群などの内科的腎疾患の診断・治療から末期腎不全における血液浄化療法まで一貫した診療を行っている。地域の中核病院であることから紹介患者も多く、病診連携重視の診療を心がけている。 |
症例数 |
腎臓外来の患者数は月間約600人、病床数28床、腎生検数は年間約15例、透析導入患者数は年間約10人で、CAPD(持続腹膜灌流)患者は現在4人である ★当科では腎炎、ネフローゼ症候群をはじめとして糖尿病・高血圧・膠原病に伴う二次性腎疾患、高尿酸血症、水・電解質異常、腎不全など腎疾患全般の診療を行っている。腎炎、ネフローゼ症候群の診断においては、積極的に腎生検(超音波ガイド下)を行い、病理診断に基づいて治療方針を決定し、病期の進展抑制や寛解導入を目的とした治療を行っている ★慢性腎不全患者については、比較的早期より管理栄養士が食事指導を行い、厳格に血圧をコントロールしながら進展抑制に努めている。末期腎不全になった場合には血液浄化療法を必要とするが、当科でCAPDを担当し血液透析は泌尿器科で行っている。治療法を選択する際には、それぞれの浄化法の相違点や長所・短所についても十分に説明したうえで、患者の希望も考慮し決定している ★腎移植を希望する患者は、秋田大学泌尿器科に紹介している ★高血圧に関しては、必要に応じて家庭血圧や24時間血圧の測定を行い、降圧薬の投与量や服薬時間の調整をして心・血管合併症の予防を目的とした治療を行っている ★血漿交換療法や吸着療法は、泌尿器科に依頼して行っている。 |
医療設備 |
治療設備 血液透析13床(増設予定)、CT、MRI、血管撮影(DSA)、シンチグラフィー、リニアック。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 ○
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
整形外科
分野 |
整形外科 |
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特色 |
当地区の中核病院であることから、2次救急病院として、救急搬送の約80%を受け入れており、多くの外傷患者を治療している。病診連携を密にして、状態の安定した患者さんは、近隣の診療所へ逆紹介し、経過観察をしていただくことを積極的に行っている。 |
症例数 |
09年の実績は、年間入院患者数は24,932人、外来患者数は34,586人、新患者数は3.385人、新入院患者数は588人、紹介率は24.5%であった ★09年の手術件数は513件で、主な手術は脊椎固定術40件、頸椎椎弓形成術14件、腰椎ヘルニア21件、腰部脊柱管狭窄症12件、下肢人工関節手術29件、下肢骨折手術126件、上肢骨折手術70件、骨軟部腫瘍手術18件などである ★高度な技術を要する脊椎手術は、秋田大学整形外科から応援をいただいて、手術を行っている ★09年から手関節鏡を導入し、手関節内骨折での関節面の整復状態の確認や、スポーツ選手の手関節障害への応用を広げている ★関節リウマチ患者に対しては、生物学的製剤を積極的に使用し、良好な成績をあげている ★地域に衛星病院がないことから、現在、入院患者は基本的に病院完結型の方針で治療を行っている。10年7月からDPC(診断群分類包括評価)が導入されていることから、地域病診連携パスなどを作成して、入院患者の早期社会復帰に向けて努力する方針である。 |
医療設備 |
MRI、CT、骨シンチ、Gaシンチ、骨密度定量測定装置、無菌手術室、四肢超音波装置、電気生理学的検査装置、手術用顕微鏡、関節鏡(膝・肩・手関節用)。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
皮膚科
分野 |
皮膚科 |
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特色 |
診療圏は大潟町以北の秋田県北部と深浦町までの青森県日本海沿岸の広い範囲に及び、皮膚疾患の全般にわたって、正確な診断と個々の患者さんのQOLを重視した適切な治療を目指して診療を行っている。また病診連携を大切にし、他の病院・医院との連携を密接にするよう努めている。 |
症例数 |
1日の平均外来患者数約50人、年間手術件数約40件(生検を含む)、年間入院患者数は約80人である ★アトピー性皮膚炎は外来での通院治療が主であり、軽症例には保湿効果のある軟膏での維持療法を基本としている。重症例は入院の上、必要最小限の副腎ステロイド外用剤を使用、アレルゲンの検索などを行っている。ステロイド外用剤を使用する際には、副作用を防ぐため、薬剤のランクや使用量に留意している。免疫抑制剤の外用を行うこともある ★脂漏性角化症、糸状疣贅、尋常性疣贅などには液体窒素凍結療法を施行している ★円形脱毛症には血行促進剤内服、ステロイド外用療法、液体窒素凍結療法を行い、難治例にはSADBEによる局所免疫療法などを施行している ★脂漏性角化症、母斑細胞母斑、日光角化症、ボーエン病、有棘細胞がん、基底細胞がん、悪性黒色腫、乳房外パジェット病などの各種皮膚良性腫瘍、悪性腫瘍を正確に診断し、形成外科や弘前大学病院、秋田大学病院との連携の下に、患者さんの年齢・合併症を十分に考慮し、適切な治療法を選択するよう努力している ★帯状疱疹は抗ウイルス剤、消炎鎮痛剤などの内服療法による外来での通院治療が主であるが、重症例では入院の上、抗ウイルス剤点滴静注、スーパーライザーによる局所消炎鎮痛処置を施行している。難治な帯状疱疹後神経痛の患者さんには、病診連携の下、ブロック治療の可能な医院での早期治療を勧めている。 |
医療設備 |
医療用紫外線照射装置、スーパーライザー、ダーモスコピー、ハイフリケーター。 |
- セカンドオピニオン受入 ○
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)
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回答者:50代 女性 勤務先:病院(200床以上)
2014年12月16日投稿
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