専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

仙石病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

CT・MRI(拡散強調画像可)とも24時間撮影可。脳梗塞にt-PA投与可。標準的な診察・検査・治療をきちんと行うことに徹している。速やかな検査を心がけているため、検査希望の外来患者さんが多い。院内他科(消化器、循環器、呼吸器、泌尿器)との疎通性が良く、患者さんにとって良いことはもちろん、脳外科医も安心して専門に徹することができる環境にある。執刀医は主に大山、加藤、高橋。

症例数

病床数40。09年入院数776人。平均在院日数16.7日。09年の脳卒中の入院症例は453人(80歳以上31%)で、脳梗塞333人、脳出血85人、くも膜下出血35人であった

★脳梗塞の41%がアテローム血栓性梗塞、38%が心原性塞栓、17%がラクナ梗塞、2%がその他の脳梗塞、1%がTIAであった。t-PAの投与は例年より少なく、4人にとどまった。重症の3人に減圧開頭術を行った。全脳梗塞333人の退院時予後は良好64%、要介助30%、死亡7%であった

★脳出血のうち3人に脳動静脈奇形摘出+開頭血腫除去術、4人に開頭血腫除去術、1人に定位的血腫除去術を行った。全脳出血85人の退院時予後は良好32%、要介助51%、死亡18%であった

★くも膜下出血例のうち19人に脳動脈瘤クリッピング手術を行った。全くも膜下出血35人の退院時予後は良好49%、要介助26%、死亡26%であった(クリッピング例に死亡なし)。なお未破裂脳動脈瘤のクリッピングを6人に行い、結果は良好であった

★その他の手術は、頭蓋内腫瘍摘出術が19人(うち経鼻2)、微小血管減圧術が3人、脳膿瘍排膿術が2人、頭部外傷開頭術が7人、水頭症手術が23人、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が49人に行われている。

医療設備

MRI、16列CT、2列CT、キセノン脳血流量測定装置、脳血管撮影装置、カラードプラ診断装置4台、高圧酸素治療装置、定位脳手術装置、術中蛍光脳血管撮影装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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