専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

勤医協中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

当院では82年より早期胃がんに対しての内視鏡治療(内視鏡的粘膜切除:ERHSE)を行っている。さらに、治療予定時間が1時間を超える場合は、全身麻酔下での内視鏡治療を行っており、長時間鎮静に伴う誤嚥や肺炎などの合併症の予防、鎮静が不十分なことによる患者様の苦痛を取り除くことを可能にしている。肝細胞がんに対する治療は、外科切除以外の治療を消化器内科で行っている。また、胃静脈瘤に対するバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)は91年に当院で開発された治療法である。指導医4人、専門医1人。

症例数

年間の治療・検査平均件数は上部消化管内視鏡検査が4,500件、上部消化管内視鏡止血術が150件、上部消化管内視鏡治療(早期胃がんを含む)が50件、下部消化管内視鏡検査が1,800件、大腸ポリペクトミーが350件、肝動注療法(TAI)または塞栓術(TACE)が160件、エタノール注入療法(PEIT)が100件、経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)が70件、内視鏡的乳頭切開術(ステント挿入や採石を含む)が50件である

★早期胃がんの内視鏡治療は、08年度で800を超える症例数となり、82年より胃がん治療ガイドライン病変以外に対しても内視鏡治療を行っている。治癒切除率は95%を超え、治癒切除と判断された症例の再発率は0%である。また非治癒切除と判断された症例に対しては、外科切除または厳重な経過観察を行っている

★肝細胞がんに対する治療は、がんの大きさ、数、部位、背景肝の予備能力などを考慮して内科治療、外科治療を選択しており、手術適応に関しては外科とのカンファレンスを行い、決定している。内科治療に関しては、画像的に病変が複数認められるか、またはその可能性がある病変に対しては、最初に腹部血管造影検査(必要に応じて血管造影下CTを施行)を行い、肝動注療法または塞栓術を施行している。05年度の肝動注療法または塞栓術を施行した症例で追加外科切除を行った症例の検討では、カテーテル治療による肝細胞がん平均壊死率は87%であった。さらに追加治療として、病変径が3cm以下で病変数が3個以下の場合は局所治療(ラジオ波焼灼療法またはエタノール注入療法)を行っている。経皮治療に際しては、必要に応じて超音波画像と同一断面のCT画像を同一画面上に表示することができるリアルタイムバーチャルエコー(RVS)や、超音波造影剤(ソナゾイド)を使用することにより、従来のエコーで確認できなかった病変に対する治療も可能にしている。また経皮治療の一つであるラジオ波焼灼術に伴う痛みが強い場合は、硬膜外麻酔により苦痛を取り除いている

★胃静脈瘤に関しては、緊急時の止血として内視鏡治療(硬化療法や結紮術)を、予防的止血としてカテーテルを使用した治療法であるバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術を選択している。このカテーテルを使用した治療法は、孤立性の胃静脈瘤で画像的に胃腎短絡路を有し、静脈瘤径の経時的増大傾向のある病変やレッドカラーサイン(RCsign)陽性の病変が適応となる。96年から03年までに同治療を施行された25例の治癒率は88%であった。このカテーテルによる治療と食道静脈瘤に対する内視鏡治療により、緊急止血や予防、待機例での治療を可能としている

★胆膵疾患に関しては、総胆管結石や胆管炎などの良性疾患の診断(腔内超音波、胆道鏡検査、ブラッシング、細胞診、生検)や治療(乳頭切開術、結石破砕術、胆管・膵管ドレナージ)に対しては、まず内視鏡的逆行性膵胆管造影検査を行い、内視鏡治療が困難な症例に対しては経皮的治療(胆管・胆嚢ドレナージ術など)を行っている。胆膵悪性疾患に対しては、病変部位、画像所見、進達度を考慮した上で内視鏡治療、経皮的治療、外科治療を選択している。

医療設備

CT、MRI、電子ファイバースコープ(上部・下部・小腸)、超音波内視鏡(EUS)、血管造影室、腹腔鏡検査室ほか。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

外科(消化器外科)

分野

消化器・一般外科

特色

安心・安全で納得のできる医療を提供すること、無差別平等の医療を提供することを基本方針とし、無料・低額診療の実施や差額ベッド料をとらない数少ない病院である。経済的にも安心してかかれる良質な医療を提供すべく、すべての消化器疾患(悪性・良性)に対して診断から治療まで、内科と連携して第一線治療に当たっている。ICUや透析施設を有し、超高齢者でも安全に手術を受けて頂ける体制を整えている。麻酔科医も多数常勤し、外科医は24時間常駐し緊急手術にも対応できる体制をとっている。内視鏡治療の草分けである粘膜切除(ERHSE法)は、内科と共同で多数の経験症例を有している。腹腔鏡下手術も初期から積極的に取り組み、低侵襲で安全性の高い外科治療を提供している。特に下部直腸の進行がんに対しては、機能温存を含め良好な治療成績を得るための高い専門性を有している。臨床研修指定病院、病院機能評価認定病院でもある。病院ホームページ:http://www.kin-ikyo-chuo.jp/old/annai.html

症例数

08年の当院外科の手術総数は887件で、手術関連死亡件数は1例(0.1%)である。うち消化器疾患は489件。食道がんは、近年放射線化学療法を選択する症例の増加により、手術症例は8例から1例と減少している

胃がん=105例。胃切除が69例で内視鏡治療(全身麻酔下治療)が23例(33%)、腹腔鏡下手術が13例(19%)、開腹手術33例(48%)、その他は残胃がん、胃管がん等である。全身麻酔を伴わない早期胃がんの内視鏡治療(ERHSE法)は27例。適応は大きさによらず分化型で粘膜内がんとしているが、近年症例により適応を拡大している。内視鏡治療による穿孔等の合併症は1%、出血は5%であった。その他 消化性潰瘍の上部消化管穿孔が7例で腹腔鏡下手術を行っている

大腸がん=手術総数は2,022例。08年の大腸疾患手術は120例で縫合不全は2%。大腸がんは78例うち腹腔鏡下手術が29例(37%)、StageIIIA進行がんでも腹腔鏡手術を基本として行っている。腹腔鏡下大腸切除の総症例数は360例で、技術認定医を中心に広く行われている。良性疾患はもとより、急性虫垂炎といった急性疾患でも腹腔鏡下手術を基本に行っている

★肝胆膵領域では、胆嚢手術が124件うち腹腔鏡下手術が92件、肝細胞がんに対しては肝切除が年間30~40例で、切除可能な症例には一部の鏡視下手術を除き、積極的に開腹切除を行い安全に手術を行っている。手術治療が困難な肝細胞がんに対しては、PEITやRFAを主に消化器内科で行っている。膵がん、胆道がんに対する膵頭十二指腸切除は年間10~20例で手術死亡もなく安定して行われている

★消化器疾患以外では、乳がんが40例で乳房温存率は約50%である。肺がんは年間60~80例で、鏡視下手術を積極的に取り入れ縮小手術も行っている

治療遠隔成績=高齢者が多くを占めるため数値的には低いが、他病死を含む5年生存率で、胃がん治癒切除例はIA期95%、IB期82%、II期65%、IIIA期54%であった。同様に大腸がんの治癒切除例の5年生存率は、I期100%、II期92.2%、IIIA期86.9%、IIIB期81.2%である。肺がんは病期IA:74.2%、IB:66.4%、IIA:56%、IIB:51.8%である。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、MDCT、マンモグラフィ、各種電子内視鏡、超音波内視鏡、拡大内視鏡、小腸内視鏡、気腹・鏡視下手術装置3台、超音波凝固切開装置3台、CUSA、ラジオ波凝固治療装置、マイクロ波凝固治療装置、DSA、RI、骨密度測定装置、透析装置、シネ血管造影装置、カラードプラ、各種レーザー治療装置(ヤグ、炭酸ガス、アルゴン)など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

呼吸器外科

分野

呼吸器外科

特色

全道にある北海道民医連のセンター病院。民医連の綱領である無差別平等の医療の実践を目指し、差額ベッドを持たない病院である。各科間の垣根がなく、重症併存症を持つ患者さんに対し、全科で治療に当たる体制が取られている。職業関連の呼吸器疾患や、併存症を持つ高齢の患者さんも多く、悪性胸膜中皮腫、じん肺を合併した肺がんや気胸に対し、積極的に治療を行っている。

症例数

最近の年間の呼吸器外科手術数は100~120例で、このうち原発性肺がんは40~50例、気胸が約30例、縦隔腫瘍および転移性肺腫瘍がそれぞれ5~10例である

★原発性肺がんの約4割は内視鏡(胸腔鏡)を併用しているが、臨床病期IB期以上の肺がんに対してはリンパ節郭清を重視し、根治を目指す方針で開胸術を選択することが多い。最近では開胸法も低侵襲とし、小切開で肋骨切断をしない開胸法も選択している。また、区域切除等の積極的縮小手術も低侵襲を心がけて施行している

★気胸手術は、ほぼ全例を胸腔鏡下手術で施行している。良性疾患に対しても、積極的に胸腔鏡を用いて低侵襲の手術を心がけている。また、局所進行肺がん等についても、気管支や肺動脈の形成術を用いて積極的に切除を行っている。悪性胸膜中皮腫も症例数が増加しており、5年以上の長期生存例も出ている。また、切除不能肺がん等の気道狭窄に対しても、ステント挿入や腫瘍の焼灼を用いQOL(生活の質)の改善を目指している。

医療設備

64列マルチスライスCT、MRI、電子内視鏡、換気血流シンチグラフィ、気道ステント、気管支鏡、胸腔鏡などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

整形外科

分野

整形外科

特色

75年(昭和50年)病院開設とともに整形外科も開始。現在は臨床研修指定病院として、多くの研修医を受け入れている。日本整形外科学会認定専門研修施設、日本リウマチ学会認定研修施設、日本手の外科学会認定専門研修施設となっている。また札幌市内の同法人の二病院(札幌病院、西区病院)の他、苫小牧、函館、旭川、釧路の勤医協病院のセンター病院として人材の派遣元ともなっている。多くの手術患者さんの症例をもとに、臨床研究のセンターでもある。扱っている疾患は炎症、変形、腫瘍、関節リウマチなど慢性や亜急性疾患が多い。一方、地域の高齢者の外傷や成人の労災外傷、学生のスポーツ外傷にも対応している。特に、当院にリウマチ難病専門医の内科医師グループが存在することもあり、リウマチ性疾患の手術が非常に多い。その分野は、脊椎から上肢・下肢のすべての関節にわたる。また、特に手の外科・上肢の外科に関する手術(人工関節含む)、膝関節・股関節(人工関節)、脊椎(特に頸髄症、腰椎疾患)に対する手術は、道内の多くのリウマチ患者様からも信頼を得ている。特殊分野として、当院では慢性腎不全に対する維持透析施設を併設していることから、透析に関連した腱鞘炎や骨異栄養症による骨嚢腫に対する手術療法など、特徴的外科治療も行っている。また、当院は08年より独自に開発したフル電子カルテとなっており、検査結果の閲覧はもとより、画像も瞬時にどこでも患者さんとともに見ることができ、大変好評を得ている。

症例数

08年度外来患者実人数10,975人、新患者数828人、新患比率7.5%、外来1日平均患者数は75人。特に他院からの紹介患者さんは優先的に診察している。MRI、64列CT、骨塩定量装置(DXA)などの各種診断機器を完備しており、治療方針の決定を急ぐもの、遠方より来院された方については、即日検査するなどの対応もしている。入院病床数は急性期35床と病院内に回復期病棟を有し、そこにも20人程度の入院が可能である。年間の手術件数は08年度で503件。その内訳は上肢130例、股関節124例、膝関節60例、脊椎47例、その他242例である

上肢の外科=腱損傷や神経損傷、手・指、肘の靱帯損傷などの外傷、関節リウマチ、変形性関節症、末梢神経障害(手根管症候群、肘部管症候群など)など、広い範囲について専門的診断と技術にて治療に当たっている。なかでも従来よりリウマチによる肩・肘・手・手指の関節障害に対して、人工関節を中心とした積極的手術加療を行っている。特に肘関節については、鏡視下の関節形成術から通常の関節形成術、さらに多様な人工関節と種々の病態に対して対応可能である

股関節・膝関節の外科=リウマチ性疾患と変形性疾患を対象に、人工関節置換術を主として行っている。特にリウマチ性関節炎に対しては、長年にわたる経験の蓄積から、相当な変形の強い症例についても積極的な手術治療を行っている。また手術後の経過の長い患者さんも多いため、再置換術も相当数こなしている

★頸髄症を主とした四肢麻痺を呈する脊髄障害に対する後方除圧術や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎脊柱管狭窄症といった症例に対して、確実な手術治療によって定評を得ている。またリウマチ性上位頸髄病変については、内科でリウマチ患者を多数みていることもあり、年に数件は必ずある

★足関節や足趾についても積極的に手術加療を行っている。特にリウマチ性変形に対する足関節人工関節置換術や、足趾変形に対する手術など得意領域である。また侵襲の少ない手術として、関節鏡を用いた肩、手関節(鏡視下TFCC切除縫合術)、膝(鏡視下半月板切除、縫合術、前十字靱帯再建術など)に対する手術も併せて行っている。近年多いに問題となっている骨粗鬆症についても、周囲医療機関とも連携をとりながら診断および定期的骨塩定量検査をしつつ治療をすすめている。

医療設備

MRI、CT、骨塩定量装置(DXA)、RI、電気生理学的検査機器、無菌手術室、手術用顕微鏡、各種関節鏡、リハビリ室。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

リウマチ・膠原病内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

関節リウマチを含む膠原病全般にわたる診療を、整形外科と内科リウマチ膠原病専門グループが協力して行う。北海道難病連や膠原病友の会、日本リウマチ友の会をはじめとする患者会とも協力して、北海道全体のリウマチ・膠原病医療の向上に努めてきた。生命予後、機能的予後の改善はもちろん、患者中心の医療を追求する。日本リウマチ学会認定施設である。

症例数

年間患者数は約1,500人。年間入院患者は、関節リウマチ約200人、その他の膠原病約140人

★早期診断と積極的治療、さらにリハビリテーション医療、整形外科的治療をタイムリーに行い、最高のQuality of Life(QOL:人生の質)をサポートする。生物学的製剤の使用実績は150人以上。副作用を最小限にし、合併症の早期発見・治療にも力を入れている

★膠原病リウマチ性疾患の全身管理と総合内科的アプローチに力を入れており、各専門診療科との連携もスムーズに行える

★合併症であるAAアミロイドーシスの診断と治療において、その診断治療ガイドライン作成に関わるなど、豊富な経験を有する

★外来では、医師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・栄養士・看護師からなるチームがリウマチ教室を開設し、患者教育に力を入れている。

医療設備

CT、MRI、RI検査、骨密度測定装置、各種内視鏡、超音波、ICU、透析、血漿交換装置、リハビリテーション室、患者図書室ほか。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

麻酔科

分野

ペインクリニック

特色

痛みのために食欲が出ない、夜も眠れない、あるいは日常生活や仕事が制限されているという場合は、痛みに対する治療が必要である。帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛、手術後の痛み、あるいは長く続く慢性の痛みなどが対象となる。神経の近くに局所麻酔薬を注入して痛みを和らげる方法(神経ブロック)を主な治療法としているが、その他に鎮痛剤、漢方薬などの処方やレーザー治療、イオントフォレーシスなども行っている。麻酔科用の入院ベッドを1床有している。

症例数

年間の新患者数は100人前後で、延べ患者数は1,000人前後である。内訳は、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛が約40%を占め、術後疼痛、腰下肢痛と続き、頭痛、首・肩の痛み、神経障害性疼痛、複合性局所疼痛症候群、末梢血行障害、がん性疼痛などである

★治療は大腰筋筋溝ブロック、硬膜外ブロック、星状神経節ブロック、肋間神経ブロックなどの神経ブロック、圧痛点に対するトリガーポイント局注、非侵襲的方法として低出力レーザー照射などを行っている。X線透視下で行う腰部交感神経節ブロック、神経根ブロックなどは、短期間の入院下に行っている

★帯状疱疹や術後疼痛などの急性痛に対しては、鎮痛剤投与やブロック治療などで積極的に除痛を図っている。帯状疱疹後神経痛や複合性局所疼痛症候群などの慢性疼痛に対しては、神経ブロック治療から非侵襲的な治療への移行を心掛け、イオントフォレーシスやレーザー治療、鎮痛補助薬や漢方薬などの薬物療法を行っている。リハビリや心理学的アプローチが必要な場合には、他科との協力をお願いしている。最近、肩こりなどの筋筋膜性疼痛症例が増えており、トリガーポイント局注を行っている。

医療設備

X線透視・撮影装置、MRI、CT、ポータブルエコー装置、低出力レーザー。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

ホスピスケア病棟

分野

緩和ケア

特色

札幌市北東部初の緩和ケア病棟として07年10月、当院7階に開設。現在個室8室、2人床2室、3人床3室の計18床で運営されている。個室差額ベッド料金は頂いていない。一人ひとりの患者さんがご自分の希望する場所で、QOLを保ちながら療養できるように緩和ケア外来、在宅ホスピスにも力を入れている。疼痛などの症状緩和をWHOのプロトコールに準じて積極的に行う一方、「ホスピスのこころ」である患者さんやご家族へのおもてなし、生きる希望をお支えすることを大切に考えている。病院全体として無差別・平等の医療の実現を掲げており、ホスピスでも経済上の問題や所得によって緩和ケアを受けられないということがないように、無料・低額診療にも取り組んでいる。

症例数

08年度は院内、院外から235人が入院され、平均在院日数は約30日であった。このうち179人が看取りとなられたが、50人以上は自宅などに退院され緩和ケア外来、往診を利用して療養されている。薬物による症状緩和の他に、必要があれば硬膜外チュービング、胸腹水穿刺によるドレナージなどの手技を行い、極めて良好な緩和成績を得ている。

医療設備

総合病院であり、外科・内科・整形外科・婦人科・耳鼻科・眼科・精神科・泌尿器科・麻酔科・歯科がある。他科受診を利用して、さまざまな症状の緩和に対応が可能である。MRI、CTなどの機器も充実している。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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