専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

諏訪赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

血尿・蛋白尿、浮腫、高血圧、腎炎・ネフローゼ症候群、糖尿病や膠原病等に伴う内科的腎疾患に対して、早期より末期腎不全に至るまで包括的な医療を行っている。腎不全医療では、血液透析、CAPDを行い、急性腎不全や多臓器不全に対し各種血液浄化法を施行している。

症例数

腎臓内科外来の患者数は1日40~50人、入院患者数は20~30人、慢性維持血液透析患者数120人、CAPD2人。2008年の血液透析導入数42人、内シャント手術数69件、PTA80件、腎生検24件、エンドトキシン吸着15件、CHDF30件等で、随時他の血液浄化も行っている

★慢性腎炎に対しては、腎生検による組織診断を行い、生活、運動、食事等の指導をして末期腎不全への進行阻止を図る

★また、最近急増の糖尿病性腎症に対しても、早期からの治療を心掛け、糖尿病性腎症発症前より継続的に診療するよう心掛けている

★これら慢性腎炎や糖尿病性腎症等の進行性腎障害に対して、減塩や低蛋白食の食事療法を栄養士から継続的に指導し、必要に応じ教育入院を行い成果をあげている

★血液透析導入に際しては、安全に短期間でスムーズな導入ができるように十分な配慮をしている

★透析患者さんの手術、各種合併症の治療等の他施設からの紹介を積極的に受け入れ、地域の中核透析施設としての役割を果たしている

★院内各科、各スタッフの連携はスムーズで、腎臓関連疾患を持つ場合の治療をわれわれが責任を持ってサポートする体制をとり、急性期管理、維持透析等を行っている

★糖尿病や内科的腎疾患を含めた腎臓病と腎不全に対し、初期から腎機能廃絶後の透析期に至るまできめ細かな医学、医療を提供できるよう日々研鑽している。

医療設備

透析センター 血液透析装置40台、CAPD室、血液濾過透析装置、血漿交換装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

眼科

分野

眼科

特色

地域の中核病院としてあらゆる眼科疾患に、またその難症例に取り組んでいる。病院施設も1999年に諏訪湖畔に新築され、よりよい環境の中で診療を行っている。外来診療では待ち時間短縮のため完全予約制をとり、患者のプライバシーにも気遣いながら一人ひとりに時間をかけて診療を行っている。山梨医科大学との関連も密にしており、特殊な検査、治療などは連携して行うようにしている。

症例数

白内障手術は年間約350例で、小切開による超音波乳化吸引術と人工レンズ挿入を基本としている。高齢者も多いことから基本的に入院の上で行っている。手術症例数が多い施設では無縫合手術が行われているが、安全性を第一に考え、あえて縫合を行う手術を貫いている。また通常例以外にも、他の眼合併症を有する患者や、全身疾患を有する患者の手術も総合病院の利点を生かして、多く手掛けている

★網膜剥離や増殖糖尿病網膜症、硝子体出血などの網膜硝子体疾患の手術は年間約50~60例で、近隣地区はもちろん遠隔地からも難症例を紹介され治療している

★緑内障は、最近非常に多いと言われるようになった正常眼圧緑内障の早期発見に努めるため、人間ドックでの眼底写真をコンピューターのオンラインに乗せ、眼科で検査できるようにして、疑わしい症例に対しては精密視野検査も積極的にすすめている。また地域での広報活動にも積極的に参加している。眼圧コントロール不良の例に対しては、マイトマイシンCと術後のレーザー切糸術を併用した線維柱体切除術を基本に治療を行っており、良好な成績を得ている

★その他にも斜視、角膜移植、睫毛内反症、外傷、翼状片、眼瞼下垂、涙器の手術など様々な手術も行っている。

医療設備

超音波白内障手術装置、硝子体手術装置、眼内レーザー装置、マルチカラーレーザー装置、超音波診断装置、ヤグレーザー装置、自動視野計、眼底カメラ他、一般眼科機械。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

特色

諏訪湖半に面した風光明媚な環境にある。豊富な温泉を利用した展望風呂は近隣のホテル並みである。耳鼻咽喉科、頭頸部外科を診察対象としている。地方の小都市の病院であるが、全国標準の医療レベルの維持、最新の治療法の導入を心掛けている。

症例数

手術年間200~300例。内容は耳手術10例前後、内視鏡下副鼻腔手術40~50例、扁桃手術10~20例、悪性腫瘍手術10例前後などである。入院期間の短縮および外来手術の導入に努め、鼻茸やアレルギー性鼻炎症例等はほとんど日帰り手術で行っている。副鼻腔疾患に対する手術は機器の導入が進み、低侵襲の内視鏡下手術を行っている。頭頸部腫瘍に対しては放射線科との連携の上、症例に応じて手術、放射線、抗がん剤を組み合わせた治療を行っている。中耳炎の手術は信州大学教授の宇佐美先生に来院していただき、鼓室形成術や鼓膜形成術などを行っている。幼児難聴の早期発見に努め、高次医療機関との連携に努め、高次医療機関との連携に努めている。急性期のめまい症例の診断治療における神経内科、脳外科との協力、悪性リンパ腫の診断治療における血液内科との連携など必要な他科の支援体制も整っている。突発性難聴に対してはステロイド療法を中心に治療を、顔面神経麻痺に対しては、ステロイドアシクロビル療法を中心に施行している。扁桃炎、咽頭喉頭炎に対しては、迅速な画像診断のもと、抗菌療法の上、必要な外科処置を行っている。

医療設備

聴覚平衡検査機器、CT、MRI、ESS機器、電子内視鏡、リニアック等。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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