専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

いづろ今村病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

血液内科

分野

血液内科

特色

血液疾患全般にわたる診療を行っている。その中でも特に造血器系悪性腫瘍(白血病や悪性リンパ腫など)の抗癌化学療法を積極的に行っている。鹿児島は成人T細胞白血病(ATL)の流行地域でもあり、本症の治療法開発に力を入れている。当県内では、血液専門医や医療機関が少なく、開業医師や鹿児島大学病院血液膠原病内科との密な連携をとって診療に当たるなど、当院血液内科の意義は非常に大きい。院内では、外科、産婦人科、消化器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、放射線科との連携を密にしている。

症例数

血液内科病棟の病床数は42床であるが、混合病棟の約10床を合わせ、常時50人程の入院患者を受け持つ

★06年~08年の3年間に、急性白血病81例、悪性リンパ腫232例、成人T細胞白血病89例、骨髄異形成症候群133例、多発性骨髄腫27例など造血器悪性腫瘍患者495例の診療を行った

★この間、268例が抗癌化学療法を受けた。急性骨髄性白血病に対しては、イダルビシン、ミトキサントロン、シタラビンを中心とした併用療法。急性前骨髄球性白血病に対するオールトランスレチノイン酸、再発例に対する亜ヒ酸(トリセノックス)、タミバロテン(アムノレイク)あるいは抗CD33抗体(マイロターグ)。フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病に対するイマニチブ(グリベック)など。CD20陽性非ホジキンリンパ腫に対するリツキシマブ+CHOP療法。多発性骨髄腫に対するボルテゾミブ療法。標準的治療法とともに、新しい分子標的治療を積極的に取り入れる

★成人T細胞白血病89例の殆どは急性型、リンパ腫型で占められる。高齢者も多く、より安全な化学療法を求めている。OPEC療法、MPEC療法、ME‐CPT(メトトレキサート・イリニテカン・エトポシド)、あるいはCBDCA‐CPT療法(パラプラチン・イリノテカン)を実施している

★造血幹細胞移植治療については、鹿児島大学病院血液膠原病内科と連携を取っている。

医療設備

無菌治療室9室、標準的医療設備(CT、MRI)。

「医者がすすめる専門病院 熊本・鹿児島」(ライフ企画 2009年10月)

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治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

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