専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

けいゆう病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

common disease(一般に良くみられる疾患)の緊急症例、すなわち消化管出血、急性胆のう炎、胆管炎などの急性腹症(手術が必要となる可能性がある疾患)症例が多く、スタッフ全員が止血術、穿刺ドレナージ術などの緊急処置に習熟しており、外科、放射線科との連携も非常に良い

★内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は食道、胃、大腸すべてに対応している。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患専門医や大腸憩室疾患専門医が診療に当たる

★肝疾患はB型・C型ウイルス肝炎に対するインターフェロン治療や核酸アナログ治療等を行っている。ウイルス肝炎に対する病院連携も行っている。高度の医療が必要とされる肝移植が適応となるような肝不全患者は大学病院等と連携を取っている

★悪性腫瘍は外科、放射線科とチームとなって集学的治療を行っている。化学療法は食道癌に対する放射線化学療法、胃、大腸癌には化学療法など化学療法専門医が中心となって行っている。肝細胞癌にはラジオ波焼灼術(RFA)や肝動脈塞栓術(TACE)、外科手術のすべてを行っている。また緩和ケアチームを組織し地域がん診療拠点病院指定を目指してしている。

症例数

横浜市内では有数の外来患者数(1日1,400人)であり、入院病床数は410床、内科病床は162床、このうち25〜30%を消化器内科患者が占める。年間入院患者数は約1,100人。11年の内視鏡検査実績は上部消化管内視鏡約3,500件、大腸鏡2,000件、処置内視鏡ESD約30件、PEG約30件、ERCP約160件

★C型慢性肝炎に対するインターフェロン併用療法の導入例は、11年は約20例、12年保険適用となったプロテアーゼ阻害薬を含む3剤併用療法も積極的に行っている。

医療設備

CT、MRI、NBI拡大内視鏡、リニアック、外来化学療法室など。
  • セカンドオピニオン受入 ◯
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
(関係者からの情報提供をもとに一部の内容を編集)

消化器外科

分野

消化器・一般外科

特色

当科の治療方針の原則は、低侵襲でありながら根治性を損なうこと無く、QOL(生活の質)の向上を目指すことであり、患者の術後の痛みの軽減と、入院期間の短縮に努めている。

症例数

過去5年間の外科手術件数は900~1,000例であり、大部分が全身麻酔症例である。これは当科では急性虫垂炎や鼠径ヘルニア等の手術もすべて麻酔科管理のもと全身麻酔で行っているためである。食道・胃・十二指腸疾患約90例、下部消化管疾患約200例、肝胆膵疾患約150例であり、約半数の症例が消化器系の悪性疾患である。良性疾患の大部分は急性虫垂炎と胆石症の症例である

胃癌=年間の平均手術症例は約60例であり、術前診断にて固有筋層を超えるものやリンパ節転移が疑われる進行癌に対しては2群以上のリンパ節郭清を伴う開腹による胃切除術が基本である。早期胃癌に対しては組織型や深達度を慎重に検討し、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)あるいは腹腔鏡下胃切術を行っている

大腸癌=年間平均110~130例の大腸癌に対する外科手術を行い、20例前後は腹腔鏡下手術である。内視鏡的手術も積極的に行っていて、良性腫瘍を含めると年間約500例の内視鏡治療(早期癌約50例)を行っている。再発症例に対しては皮下に留置ポートを埋め込み、積極的に化学療法+分子標的薬の投与を行い、QOLの改善ならびに予後の延長に努めている

肝・胆・膵=転移性肝癌を含む肝切除術は約10例であり、胆嚢・胆管癌と膵臓癌の手術例も約10例である。胆石症・胆のうポリープの手術症例は約130例であり、70~80%の症例で腹腔鏡手術を行っている

食道=食道癌に対しては化学療法+放射線照射による治療の割合が増加してきていて、根治的切除が行われる症例は減少している。良性疾患であるアカラシアや高度の逆流性食道炎(GERD)に対して、腹腔鏡下手術を行っている。

医療設備

MRI、CT、超音波、上部および下部内視鏡、鏡視下手術装置、血管造影、リニアック、外来化学療法室など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科の疾患のほぼ全体を対象に診療している。外来での担当医が、入院後も担当医となってチームを組み治療に当たる主治医制を原則としている。患者さんの立場に立った治療を選択するように心がけ、また十分な説明と同意を得るように努力している。

症例数

11年度の手術件数は439例、その主なものは副腎摘除術1例、腎癌手術19例、腎盂・尿管癌手術7例、膀胱癌手術73例、前立腺癌手術(全摘除術)17例、前立腺肥大症手術38例、前立腺生検術142例、体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL)61例などである

★腎癌で比較的小さいものには腎部分切除術を行っているが、腫瘍の大きさや部位を考慮して、通常の部分切除術と、マイクロウェーブによる腎実質凝固を利用する手術を選択して行っている。膀胱癌にはできるだけ膀胱を温存する手術を行い、前立腺肥大症は大きなものに対しても内視鏡手術を積極的に行っている

★前立腺癌には、年齢、病期、患者さんの希望を考慮して、手術療法、放射線治療、薬物療法を選択して行っている。患者さんの数がますます増加している疾患であるが、疾患の理解をしていただいて治療法の選択ができるように、十分な説明をするように心がけている

★前立腺肥大症の手術は、標準治療であるTUR-P(その中でもより合併症の少ない、かん流液に生理食塩水を使用するバイポーラ電気メスを用いる)のほかに、レーザーを用いて行うHoLEPも行っている

★腎・尿管結石に対しては、1泊入院のESWL治療の他に、尿管鏡による治療(TUL)も可能である

★セカンドオピニオンには積極的に応じ、中島部長が対応する(30分~60分、予約制、有料)。

医療設備

MRI、マルチスライスCT、核医学検査装置(RI)、放射線治療装置(リニアック、3次元治療計画が可能)、ESWL、尿流動態検査装置他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

整形外科

分野

整形外科

特色

当院は04年11月より地域医療支援病院として認定され、地域の開業医との病院連携に力を入れている。当科でも紹介患者さんの治療を優先して行い、症状軽快後は紹介元に逆紹介するようにしている。そのため遠方からの患者さんにも通院の負担をできるだけかけないように努力している。従来慢性疾患の患者さんが多かったが、09年から救急専門医の常勤医が獲得でき、以後骨折、脱臼などの外傷や腰椎椎間板ヘルニアなどの急性疾患の患者さんが増えている。治療は5人の専門医がそれぞれの専門分野で最も安全かつ有効な治療法選択して、患者さんに適した治療を行っており、患者さんからは高い評価を頂いている。

症例数

11年の入院患者は1日平均42人、平均入院期間は15日、外来は1日平均130人、年間の外来新患数は3,300人、手術件数は年間750件である

★手術の種類としては、脊椎関連が年間250件、人工関節置換術が100件、鏡視下手術50件、外反母趾など足の外科30件などが特色である

★専門医が3人と多い脊椎・脊髄疾患では、側彎症や髄内腫瘍など手技的に難易度が高い手術も顕微鏡とモニタリングを併用して安全に行っている。人工関節は股関節、膝関節とも術後痛の少ない低侵襲手術を基本としている。

医療設備

MRI2台、CT2台、骨密度測定装置、RI、リニアック、筋電図検査、クリーンルームなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

炎症性疾患から腫瘍まで皮膚疾患全般について幅広く診療を行う。ほとんどの皮膚疾患の診断・一般的な治療について網羅する体制を整えており、入院が必要な疾患や皮膚腫瘍の手術にも積極的に取り組んでいる。地域医療支援病院の皮膚科として、近隣医療機関や、ケースワーカーとの連携を重要視しており、患者さんの生活背景なども考慮した医療を提供できるよう努力している。医師をはじめ、スタッフ全員が丁寧でわかりやすい説明を心がけている。

症例数

1日平均外来患者数約110人、入院患者数6~7人、年間外来手術数約400件、年間入院手術数5~60件(症例によっては非常勤の形成外科医師とも連携して行う)、アレキサンドライトレーザーによる太田母斑・老人性色素斑など褐色・青色色素性病変の治療は年間約100件

入院の主な対象疾患=帯状疱疹、蜂窩織炎、良性腫瘍手術、悪性腫瘍手術および化学療法、重症・急性増悪したアトピー性皮膚炎、重症急性じんま疹、類天疱瘡・天疱瘡などの自己免疫性水疱症、薬疹、成人の水痘(水ぼうそう)・麻疹(はしか)など

外来診療の例=アトピー性皮膚炎には抗アレルギー剤内服、外用剤の適正使用の指導、生活指導を中心としている。適応例には紫外線療法や免疫抑制剤内服療法も可。女性の顔面の接触皮膚炎には、化粧品アドバイス等も含め、きめ細かく対応。尋常性乾癬には外用療法、紫外線照射療法からビタミンA誘導体内服、免疫抑制剤内服まで症状に応じて選択している。陥入爪(まき爪)に対してはワイヤー矯正、簡易クリップ装置やフェノール法も行っている。

医療設備

医療用全身型紫外線照射装置、ダーモスコピー(データ保存可)、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、イオントフォレーシス装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

放射線科

分野

放射線科

特色

横浜市の基幹病院として、「患者中心、高度で良質な医療、安全で信頼される医療」が病院の理念。日本医学放射線専門医総合修練機関の認定を受けている

★放射線診断は高度医療機器を備え、放射線学会認定専門医4人をスタッフとして、多数の検査件数を効率的に行い、結果は即日に依頼元に報告している。IVR(インターベンショナル・ラジオロジー:イメージガイド下治療)は各科との連携の上、迅速に施行している。病診連携として地域医療機関からの検査依頼を積極的に受け付け、結果報告書とともに画像を即日手渡し、または郵送している

★放射線治療は常勤の放射線治療専門医と放射線専門治療技師により、各科との連携の上、高精度な放射線治療を行っている。

症例数

放射線科検査件数はMRI 9,027件、CT 14,792件、RI 1,651件、US 2,400件、一般撮影40,523件、乳房撮影3,690件、骨塩定量2,366件、造影検査999件、血管造影83件である

★IVRは日本IVR学会認定専門医の下、肝細胞癌に対するTACE(肝動脈化学塞栓療法)やRFA(ラジオ波焼灼療法)、閉塞性動脈硬化症や腎血管性高血圧に対する血管形成術などに積極的に取り組んでいる。放射線検査の受け入れは院内はもとより、地域の医療機関の要請に応えられる体制を整備し、病診連携へ積極的に取り組んでいる

★放射線治療の件数は267例、内訳は脳・脊髄0例、頭頸部27例、食道8例、肺・縦隔35例、乳腺138例、消化器系(食道は除く)15例、婦人科系腫瘍4例、泌尿器系腫瘍32例、造血器リンパ系腫瘍5例、その他3例。定位放射線治療も10年6月より行っている。

医療設備

マルチスライスCT 2台、MRI 2台、血管造影装置2台、ガンマカメラ(SPECT)、超音波断層装置、骨塩定量、リニアック、結石破砕装置など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

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