専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

静岡赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

静岡市街の中央に位置し駅からのアクセスも良いため、遠方から通院されている患者さんも多くみられる。消化管早期癌の内視鏡治療(ESDなど)・胆膵系の内視鏡治療・進行癌の化学療法・消化管出血等の救急治療など、特に内視鏡治療と化学療法を積極的に行っている。慢性C型肝炎のインターフェロン療法は多施設治療研究に参加しながら積極的に行っている。一方、治療オプションがないため、肝硬変・肝臓癌・アルコール性疾患(アルコール性肝疾患・アルコール性慢性膵炎など)の受け入れは行っていない。

症例数

消化器科入院ベッド定床数は20床+α。入院患者数は1日平均約30人。年間外来患者数は延べ約20,000人。消化器内視鏡検査数:上部消化管約4,000件、下部消化管約1,000件、治療内視鏡検査数ESD約30件、大腸ポリペクトミーおよびEMR約600件、ERCP約130件(うち悪性腫瘍に対するERBDや採石等の治療ERCPが90%以上)、消化管出血に対する緊急止血術は、上部約120件、下部約50件。小腸内視鏡検査は常備されていないが、適応症例に対して年間3~4例施行している。06年10月より外来通院化学療法室を開設し、年間胃癌約30例・胆膵進行癌約40例が主に通院化学療法を受けている。食道・大腸進行癌は主に外科で化学療法を行っている。院内に緩和ケアチーム・NST(栄養サポートチーム)が存在し、積極的な医療サポートを行っている。外科との連携も良好で、適応症例は腹腔鏡手術を含め短期間で手術へ移行している。

医療設備

各種内視鏡、3DCT、MRI、放射線治療(リニアック)など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

QOL(生活の質)を考え、患者さんの希望に沿って日常生活に支障がないように診察・治療を行っている。そのために、できる限り通院で侵襲のない治療を行うよう心がけており、治療の主体は外用と内服である。ビタミンD3外用を尋常性乾癬以外に試みており、漢方治療も行っている。

症例数

1日平均外来患者数は約60人

★重症アトピー性皮膚炎は、4日~5日間連日通院して、軟膏処置をしている

★尋常性乾癬はビタミンD3外用を基本にして、生活に合わせて、ステロイド/朝・ビタミンD3/入浴後外用やビタミンD3とステロイド混合軟膏を使い分けている

★帯状疱疹は、抗ウイルス剤の4日間の連日通院点滴または内服を行っている。炎症症状の激しい時は副腎皮質ホルモンを併用する

★良性腫瘍は放置、外用、液体窒素、切除のそれぞれの効果と副作用、生活への負担などを説明し、希望に沿って選択している

★悪性腫瘍は部位や大きさや種類を考慮して、形成外科へ依頼している。化学療法が必要な時は専門施設に紹介している

漢方治療=帯状疱疹と疱疹後神経痛は、年齢や併用薬剤などを考慮してNSAIDsを使用せずに、部位や自覚症状によって使い分けている。尋常性ざ瘡は膿疱、丘疹の有無により決定し、抗生剤の使用が減っている。肝斑や老人性色素斑は希望により使用。円形脱毛症はイライラや不眠などを訴える時に使用している

ビタミンD3外用=爪白癬で、内服が困難な時または適応でない時には抗真菌剤外用と併用している。液体窒素や切除を希望しないまたは適応でなく、放置された脂漏性角化症や尋常性疣贅などの良性腫瘍に試みている

★光線療法やレーザー治療は行っていないので、他施設に依頼している。

医療設備

サーモグラフィー。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

救命救急センター(救急科)

分野

救急医療

特色

当院は92年に救命救急センターを併設した。現在、県内8病院に救命救急センターが設置されており、当センターは県中部地域の基幹施設として、多発外傷や熱傷、薬物中毒、熱中症などの外因性疾患から脳卒中や虚血性心疾患、肺炎、消化管出血、急性腹症などの内因性疾患まで、多数の重症患者を受け入れている。

症例数

09年度の受け入れ患者総数は14,681人(1日あたり40人)で、うち4,800人が救急車で来院している。入院となった患者は3,324人で、集中治療や緊急手術が必要な3次救急患者は909人であった。原因別の内訳では、脳卒中や心疾患、肺炎などの急性疾患が約7割を占め、外傷は2割程度である。帰宅が可能な軽症患者から心肺停止などの最重症患者まで、幅広く受け入れている

★外来での初期診療は、専任の救急科専門医を中心としたチームが専門診療科と協力しながら行っている。心肺蘇生、虚血性心疾患、脳卒中、薬物中毒などは、最新のガイドラインに基づいた診療を行っている。院内で心肺蘇生や外傷診療に関する講習会を定期的に行い、常に新しい知識でチーム医療を行えるよう努力している

★入院加療は主としてCCU 2床、ICU 5床、救急病棟15床、一般病棟(救急専用)8床にて対応している。初期診療に参画した専門診療科が入院を担当し、関係各科と連携し診療している。重症患者や多科関係患者は救急科にて対応している

★脳卒中ネットワークなど地域医師会とも提携し、患者の受け入れを行っている

★救急救命士や救急隊員の実習受け入れや心肺蘇生、病院前外傷救護の講習会を通じて救急隊との連携を密にし、搬送受け入れまでのスムーズな流れを実践している。

医療設備

救急診察室横に救急専用画像室(CT、X線)を併設している。
  • セカンドオピニオン受入 /
  • 初診予約 /
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

静岡赤十字病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

静岡赤十字病院の近くにある病院

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。