専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

明和病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科

分野

消化器・一般外科

特色

365日チームを組み徹底的に患者様の視点に立ち、いつでも何でも診るという姿勢をモットーとしている。消化管、肝胆膵、乳腺、甲状腺、一般外科、腹腔鏡下手術、外来化学療法と広範囲の領域に対応できるように体制を整え、クリニカルパスを用いて手術のみならず内視鏡的診断・治療、化学療法がガイドラインに従い、標準的に行えるようにしている。一つの方法にこだわらず、種々の治療法を組み合わせて治療することが重要と考えている。肝胆膵領域の疾患は長年の経験と実績で難易度の高い手術もこなしている。

症例数

09年の年間手術例数は1,134例(局所麻酔を含む)で、食道・胃・十二指腸・小腸疾患が70例、下部消化管疾患が285例、肝胆膵疾患が423例。これらのうち、鏡視下手術は150例

★胃癌は年間50~60例、早期癌のうち粘膜癌で、2cm以下で高分化隆起性の癌の場合は、内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行っているが、2cm以上の症例では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の適応。粘膜下層以深の癌は、開腹下の胃切除術を行う。消化管の再建方法は胃全摘、幽門側切除術ともにRoux-en-Y法で行っている。噴門部の早期癌では噴門部切除を行い、空腸間置あるいはダブルトラクト法にて再建

★大腸癌は09年は161例で、粘膜癌には内視鏡的粘膜切除術を適用し、術前に粘膜下層から固有筋層までと判断した症例に対しては、積極的に腹腔鏡補助下で腸切除を行っている

★肝胆膵癌の年間手術症例数は110~120例前後で、良性疾患を含めた肝切除症例数は例年100例前後である。09年の肝切除症例数は107例。その内訳は、原発性肝癌が66例、転移性肝癌が20例、胆道癌などに19例。ラジオ波焼灼術などの局所療法が170例前後である。当院では、外科が中心となってラジオ波治療を行っている。09年は176例。ほとんどの症例でCool tip型のラジオ波ニードルを使用し、経皮アプローチ困難例では、人工胸水下(2例)あるいは腹腔鏡下アプローチ(7例)で行っている。原発性肝癌や転移性肝癌では、切除手術を軸とし局所治療、カテーテル治療(動注化学療法を含む)を組み合わせた集学的治療を行う。年間動注リザーバー留置症例数は50例前後である。両葉多発癌であっても、症例を選び減量手術を行った後、集学的治療を適用している。門脈腫瘍栓を有する高度進行癌に対しても、動注化学療法を併用することにより手術適応としている。09年の胆道癌は13例。嚢胞性疾患を含む膵癌は13例である。胆膵癌の進行例は、根治性が期待できる症例には術前化学療法を行い、積極的な血行再建を併施した術式を選択。肝門部胆管癌では胆道造影を詳細に検討し、術式を選択。症例により術前肝切除予定領域の門脈塞栓を適用し、拡大肝切除を行う。一方、胆道ステント留置は、術前の一時的減黄目的症例や切除不能例に対して年間50例前後行っている

★消化器癌に対する化学療法を積極的に行っている。手術不能で予後半年以内と予想されるような進行癌においても化学療法と手術の組み合わせによって2年、3年とQOLのある延命が得られる症例が増えてきている。術後補助化学療法においては、臨床試験にも参加して新たなエビデンス作りに寄与。外来化学療法が主体となる流れの中、安全で有効な治療が遂行できるように化学療法チームを軸として、患者様と情報を共有しながら治療にあたっている

★高齢者手術:手術対象年齢の高齢化がみられ、80歳以上の手術症例は、03年は7%、04年は8%、05年は9%で、06年は10%近くまで増加。全例に術前、術後の運動・呼吸リハビリテーションを徹底している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、DSA、超音波、マンモグラム、腹腔鏡下手術装置、超音波メス、内視鏡、CUSA、ラジオ波焼灼装置、マイクロ波焼灼装置など。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

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