大阪掖済会病院（大阪府大阪市西区）が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
大阪掖済会病院は、複数の有名専門医（※）の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野（科目、領域）の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
心臓血管内科
分野 |
循環器科 |
|---|---|
特色 |
24時間体制で診療にあたっている。CCU 3床(個室型)、準CCU 4床を含めて循環器病棟は45床である。循環器を開設して5年余りであるが、大阪市の中心部にあるその特色を生かし、病病連携、病診連携を積極的に取り入れている。病院長の吉川を中心として心エコー図の普及に力を入れている。最新型の心エコー機を3台導入し、超音波専門技師(5人)が24時間待期し常時検査可能である。非侵襲的な負荷心エコー図にも力を入れ、紹介患者のセカンド・オピニオンも多い ★虚血性心疾患は部長の島田を中心に、24時間インターベンションが可能である。04年から16列マルチスライスCTで非侵襲的に冠動脈の評価を行っている。また、05年11月からは大阪でいち早く64列マルチスライスCTを導入、正確に非侵襲的に狭心症の診断が可能である。現在(10年1月)までに4,500例の冠動脈CTを施行している。月曜日から金曜日の午前9時～午後5時まで撮影可能である ★このCTを中心にした半日の心臓ドックを積極的に導入している(原則的に月から金までの午前中)。会社勤務の方には当日入院のカテーテル検査・手術、翌日退院の1泊2日入院を積極的に導入している。透析ベッドを25台有しており、透析患者の狭心症検査・手術、心不全治療も大阪市内全域から受け入れている。24時間血液透析が可能であり、夜間の透析患者の紹介も受け付けている ★メール電送型心電図を積極的に活用している。2～3日間患者さんに貸し出しを行い、不整脈発生時に心電図をメール電送して診断している。大阪市内であるが十分な駐車スペースを確保している。 |
症例数 |
09年の年間検査数は、心臓カテーテル検査500件、冠動脈形成術250件、下肢血管形成術60件、冠動脈CT1,200件、心エコー3,500件、血管エコー2,100件、負荷心エコー200件、負荷心筋シンチ120件である ★特色としては、検査としての心臓カテーテル検査は半分以下であり、CT、エコーにて外来で狭心症の有無は検査されており、ほとんどが手術と術後造影のカテーテル検査である。不必要な心臓カテーテル検査は一切行わない方針である。冠動脈形成術の初期成功率は98%、下肢血管形成術の成功率も95%である。ほぼ全例に血管内超音波検査を施行し、厳格にその適応と方法を決めている。急性心筋梗塞は突然に50%以下の狭窄から発症することが知られている。我々が最も力を入れているのは、心筋梗塞になりやすいプラークや患者を的確に見つけることである。そのためにCT、負荷心エコー(冠血流予備能計測、FMD計測)、特殊採血などを積極的に行っている ★メタボリックシンドロームの診断のためには内臓脂肪の測定が最も信頼性があるが、いつでもすぐに内臓脂肪面積をCTで測定計測できる体制をとっている。最近増加している心不全のおよそ半数は拡張能障害性の心不全であるが、心エコー図を中心にしてその診断を的確に行い、外来を通じて管理、薬物治療を行う際にも心エコー図を十分活用している。理学療法士と連携して心臓リハビリテーションも取り入れている。心臓弁膜症の手術適応に関するセカンド・オピニオンは、吉川院長外来を中心にいつでも受け入れている。 |
医療設備 |
CCU 3床、準CCU 4床、特別室1床、心臓カテーテル装置、心臓超音波装置4台(リアルタイム3D、ストレイン法)、心臓核医学装置、電気生理学検査用ポリグラフ、睡眠時無呼吸検査用ポリグラフ、エルゴメーター、ホルター心電図、24時間血圧計、メール電送型心電図、64列マルチスライスCT、MRI、血管内超音波装置、フローワイヤー、IABP、PCPS(経皮的人工心肺補助装置)など。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています
治験参加メリット：専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など
インフォメーション
大阪掖済会病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています
大阪掖済会病院の近くにある病院
おすすめの記事
- 医療機関の情報について
-
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧（地方厚生局作成）をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
- 名医の推薦分野について
- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
医師炎症性腸疾患治療で、臨床面も学術面も充実
回答者：40代 男性 勤務先：病院（200床以上）
2015年12月12日投稿
年間の内視鏡検査件数が多く、スタッフの数も充実しています。 また炎症性腸疾患の治療においては、海外発表、英語論文も出しており、非常に臨床面も学術面において...続きをみる