専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

藤沢市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

藤沢市の中核病院として救急を担うとともに、がん拠点病院としての役割も果たしている。また、近隣の開業医とも病診連携に努めている。各種放射線透視下のインターベンション治療(皮膚にあけた直径数ミリの穴からカテーテルを血管に挿入して行う治療)、内視鏡治療、エコーガイド下の治療などの治療に積極的に取り組んでいる。また症例に応じ消化器外科、画像診断科、放射線科と連携し治療にあたっている。

症例数

11年度の年間延べ件数(診断・治療)は上部消化管内視鏡約3,597件で、内訳は上部消化管内視鏡的ポリープ切除術・粘膜切除術(EMR)11件、上部消化管内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)60件、内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)33件、胃ろう造設術(PEG)新規造設33件、胃ろう造設術(PEG)入れ替え81件、食道悪性狭窄ステント留置術3件であった。インターベンショナルEUS(診断的穿刺と治療的穿刺を包括したもの)は9件、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)は356件で、うち内視鏡的乳頭切開術(EST)121件、内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD)19件、胆管悪性狭窄ステント留置術20件であった。下部消化管内視鏡は1,864件で、うち下部消化管内視鏡下大腸ポリープ切除術・粘膜切除術(EMR)は229件。経皮的肝動脈塞栓術(TAE)は105件であった。各種癌に対する化学療法は、プロトコールを組み同意を得て施行している。

医療設備

腹部エコー、CT、MRI、アンギオCT、PET-CT、RI、各種内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

外科(消化器外科)

分野

消化器・一般外科

特色

湘南地区の藤沢市で唯一の公立病院。また地域がん診療連携拠点病院に認定され06年より救命救急センターも併設されている。消化器疾患は消化器内科と緊密に連携し、治療方針を決定している。悪性疾患手術の待ち時間の短縮に努めて、入院予約から手術まで約2週間で、患者さん中心の診療、手術を行っている。

症例数

11年の入院手術例は734例で、そのうち消化器疾患は547例。また救急手術も153例に行っている。消化器悪性疾患の内訳としては

★食道癌は年間5~8例

★胃癌は年間70~80例で、stage別5年生存率はIa:100%、Ib:86%、II:81%、IIIa:40%、IIIb:35%、IV:9%

★大腸癌は年間90~120例で、そのうち結腸癌が60~70例、直腸癌が30~40例。結腸癌は0:86%、I:100%、II:92%、IIIa:70%、IIIb:65%、IV:18%。直腸癌は0:100%、I:94%、II:90%、IIIa:53%、IIIb:43%、IV:20%

★肝胆膵の悪性疾患も年間30~40例で、肝葉切除を含めた肝切除や膵頭十二指腸切除も積極的に行っている。乳癌は年間70~80例、温存手術は40~50例行っている。化学療法も術後また再発後に、全国規模の多施設共同研究にも参加しており、化学療法室を利用して積極的に治療している。また悪性疾患に対する腹腔鏡下手術もインフォームド・コンセントのもとで行っている。当院の救命救急センターが06年からの稼働したことにより、急性腹症や腹部外傷など救急手術の件数も年々増加している。

医療設備

電子内視鏡、超音波内視鏡、PETCT、64列ヘリカルCT、MRI、CT血管造影装置、放射線照射装置、腹腔鏡下手術装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

呼吸器科

分野

呼吸器内科

特色

日本呼吸器学会認定施設および日本アレルギー学会認定教育施設として、呼吸器疾患全般の診療をしている。地域がん診療連携拠点病院で、日本臨床腫瘍学会認定施設でもあり、藤沢市医師会と連携した肺癌個別検診の2次検診(精査)医療機関として、肺癌の診断・治療に力を入れている。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、呼吸器感染症などとともに標準的なガイドラインに基づいた診療を行っている。

症例数

年間の入院患者数は600例以上あり、肺癌が60%以上を占めている。外来通院患者は月に1,200人以上である

肺癌=当院で藤沢市肺癌検診の精密検査は年間約200例あり、毎年約40~50例の肺癌患者が見つかっている。当院で診療している新規肺癌患者は年間約100例である。確定診断や病期診断は通常2~3週間で行われている。病態に応じて呼吸器外科医・放射線治療医と密接に連携しながら、患者さんに合った治療方針を決定している

気管支喘息=吸入ステロイド薬、抗ロイコトリエン薬、長時間作用性吸入気管支拡張薬など長期管理薬を基本としている。積極的にピークフローと病状日誌による自己管理を行っていただき、外来通院での管理に努めている

COPD(慢性閉塞性肺疾患)=スパイロメトリーによる早期発見、禁煙指導を行っている。症状のある例では、長時間作用性吸入気管支拡張薬などを基本に、必要に応じて吸入ステロイド薬を併用している。呼吸不全例には長期酸素療法を併用している

★呼吸器疾患全般の診療を行っているが、感染性肺結核と睡眠時無呼吸症候群や長期療養が必要な場合は適切な医療機関・施設を紹介している。

医療設備

CT、MRI、核医学検査、PET、超音波検査、気管支鏡検査、呼吸機能検査など。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

循環器科

分野

循環器科

特色

地域の基幹病院として、地域医療連携パスを使用して開業医との綿密な医療を実践している。心臓救急に対しては開業医・救急隊との間にホットラインを持ち、24時間体制で循環器疾患の救急に対応している。増加しつつある慢性心不全についても、診断から内科で出来得る治療まで積極的に行っている。診断が難しい疾患である特発性肺動脈性肺高血圧症の診断から在宅点滴治療も実践している。専門医教育指定:日本内科学会、日本循環器学会、日本心血管インターベンション治療学会。

症例数

循環器科病床数37床、CCU 3床。年間外来患者数は約24,000人、年間入院数は約1,200人。平均在院日数は12日。急性心筋梗塞約130人、不安定狭心症約40人、心不全約310人、不整脈約90人である

★検査実績:カテーテル検査約700件、心臓超音波検査約3,200件、核医学検査約940件、64列マルチスライスCT検査約300件、負荷心電図検査約230件、ホルター心電図検査約750件

★カテーテル治療約320件(成功率98%)で、90%の症例ではステント(薬剤溶出性ステント55%)を用いている。永久ペースメーカ植込み術80例である。

★急性心筋梗塞に対しては、可能な限り冠動脈形成術を施行し、24時間体制でドア-バルーン時間60分程度で治療を行っている。狭心症に対してはカテーテル治療を第一に考慮してはいるが、背景を含め総合的客観的に検討し、内服治療を含め最善と思われる治療法を選択している

★心筋疾患では、原因検索のため積極的に心筋生検を実施し(年間約20例)、MRIが可能となりより質を重視した検査を行えるようになった。適応症例には心臓再同期療法を施行している。永久ペースメーカー植え込みにおいては、心機能の保持が確認されつつある心房・心室中隔にリードを留置している。頻脈性不整脈に対しては、除細動機能のついたペースメーカーを植込んでいる。カテーテルアブレーションは他の病院に依頼している。

医療設備

CCU(3床)、心臓カテーテル装置、IABP、PCPS、血管内超音波装置、心臓超音波装置、トレッドミル、ホルター心電計、核医学検査、64列マルチスライスCT、MRI、PET。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

湘南の中核病院で地域の専門医と密接な病診連携を行っている。悪性疾患が多いが、前立腺肥大症、尿路結石、尿失禁、小児疾患などにも積極的に対応している。ストーマ外来も併設されている。

症例数

11年の外来患者数は1日平均110人、入院患者数は1日平均30人、年間800人、平均入院日数10日。年間手術件数は562件、ESWL 98件

腎癌=20例、手術が基本。転移に対しても分子標的治療で治療、腎摘出術18件、腎部分切除術2件(腹腔鏡手術14件)。5年生存率I期91.8%、II期79.4%、III期64.7%、IV期27.7%

腎盂尿管癌=10例(腹腔鏡手術5件)、手術が基本、予後が比較的悪いため、術後に化学療法を追加することで予後の改善を期待している

膀胱癌=TUR-BT 116件、膀胱全摘術4件、内視鏡手術が基本、進行癌に対しては化学療法、膀胱部分切除術を行い膀胱温存に努めている。表在性多発癌、上皮内癌にはBCG注入療法を行い、75%の効果をあげている。膀胱全摘が必要な場合には、新膀胱造設術も考慮する

前立腺癌=228回の前立腺生検を行い、135例の前立腺癌を発見した。ホルモン療法、放射線療法、化学療法、手術を組み合わせ集学的治療を行っている。前立腺全摘手術は29例に行い、全例自己血貯血を行っている。5年生存率はA・B:100%、C:84.8%、D:50%

精巣癌=4例

尿路結石=自然排石不可能な症例の基本はESWL、ESWL無効例にはTUL 24件

前立腺肥大症=TUR-P 42件。薬物療法で改善しない症例には内視鏡手術を行う。大きな肥大症でも安全な内視鏡手術のみで行い、良好な結果を残している

尿失禁=TVT手術4件。

医療設備

CT、PET-CT、MRI、尿流動態検査、ESWL、ホルミウムレーザー、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

整形外科

分野

整形外科

特色

当院は71年(昭和46年)に349床で開設し41年を経ている。06年より救命救急センターもでき、現在病床数は552床である。8II年より日本整形外科学会専門医制度研修施設にも認定された。当院は全科が標榜され、集中治療室(本院10床、救急6床)も完備している総合病院で、合併症のある患者様の対応も可能。整形外科全般にわたって診療、手術を行っている

★関節外科に関しては、膝関節や股関節の変形性関節症に対して人工関節置換術を中心に治療を行っている。リウマチ外来を設け生物学的製剤による治療も積極的に行っている。リウマチの足趾の関節形成術、肩・肘・膝・股関節の人工関節置換術も積極的に行っている。スポーツ外傷には肩関節の習慣性脱臼に関節制動術、半月板損傷、前十字靱帯の関節鏡視下手術を行い、スポーツへの早期復帰を図っている。脊椎外科は腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、頚髄症、脊椎外傷(脊髄損傷を含む)、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、などの靭帯骨化病変や関節リウマチの頚椎病変、腫瘍、感染などの疾患に対応している

★救命救急センターが併設されるため、3次救急にも対応しており、開放骨折、骨盤骨折、脊髄損傷に対しての緊急治療も行っている。小児救急にも対応し、小児外傷、特に上腕骨顆上骨折などに対しては当日手術を基本方針としている

★骨軟部腫瘍などの分野においても良性の骨・軟部腫瘍から悪性の骨・軟部肉腫までの診断、治療を行っている。また手の外科領域においても手根管症候群などの神経障害から橈骨遠位端骨折などの外傷、内軟骨腫、腱鞘巨細胞腫をはじめとする手指にできる腫瘍も専門的に治療を行っている

★横浜市立大学附属病院、横浜市民総合医療センター(救命救急センター、難病センター)、神奈川県立がんセンター、神奈川県立こども医療センター、神奈川県立リハビリテーション病院、横浜市民病院、国立病院機構横浜医療センター、平塚共済病院 手の外科センターなどの整形外科とも連携し治療をすすめている。

症例数

年間手術件数は約780件

関節外科=膝関節、股関節の人工関節は年間約60例で自己血の貯血を行っている。入院は約3週間程度でリハビリ期間を長くし余裕をもっての入院加療を行っている。関節リウマチに対しては、リウマチ外来を設け生物学的製剤による治療も行っている。リウマチの足趾の関節形成術、肩・肘・膝・股関節の人工関節置換術も積極的に行っている。高齢者の大腿骨頚部骨折は年間100~120例で観血的整復固定術、人工骨頭置換術を可及的早期に施行し早期離床を目指している

スポーツ整形=当院はトップリーグ(プロラグビーチーム)パナソニックワイルドナイツのチームドクター。スポーツ整形外科疾患の手術は盛んに行っている。12年より、新しい関節鏡システムも導入し、肩・肘・手の外傷・障害や膝、足関節障害を早期に診断し治療計画を立てることで少しでも早いスポーツ復帰を心がけている。スポーツは種類に限らず診療しているが、上記のとおり、ラグビー選手の障害を多数手がけている。頭部外傷や、顔面外傷に関しても、形成外科や脳神経外科と緻密な連携で対応可能

脊椎外科=脊椎手術件数は年間約120例で、腰部脊柱管狭窄症、変性側彎症、腰椎分離症、すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、後縦靭帯骨化症などに対して、前方あるいは後方から手術を行っている。手術法の特徴は最新の手術用顕微鏡(ZEISS Pentero)を導入することによって低侵襲の手術を目指しており、手術後の痛みの軽減、入院期間の短縮に役立てている。顕微鏡下手術は主に腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアに対して施行している。また関節リウマチの脊椎病変、脊椎腫瘍、感染などの疾患も扱う。変形が強い症例には脊椎インスツルメンテーションを使用した強固な固定術を行い手術後早期のリハビリテーションを行っている。平均入院期間は14日である。手術以外にも麻酔科ペインクリニックと協力して硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間板ブロック、椎間関節ブロック、交感神経節ブロックなどの各種ブロック治療を行っている

骨・軟部腫瘍=骨軟部腫瘍に関しては、良性の骨・軟部腫瘍から悪性の骨・軟部肉腫まで扱い、腫瘍広範切除、人工関節、人工骨を使用した骨再建なども行うが、悪性疾患が疑われる専門疾患に対しては横浜市立大学、神奈川県立がんセンターと連携し治療を行っている

救急外傷=当院救急センターの受け入れは24時間365日オンコール体制をとっており、骨盤骨折、多発外傷、開放骨折、脊髄損傷など迅速に対処可能である。

医療設備

MRI(2台)、64列3次元CTスキャン、各種X線診断装置(関節造影、脊髄造影、血管造影、骨シンチ、肺血流シンチ、肺換気シンチ、最新型骨密度測定)、筋電図検査、サイベックス(筋力測定器)、アイソセントリック型X線TV(5台)、手術用顕微鏡。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

形成外科

分野

形成外科

特色

顔面・手足の外傷や先天異常、熱傷、下腿難治性潰瘍、褥創、顔面神経麻痺、眼瞼下垂、乳房再建、皮膚悪性腫瘍、母斑、ケロイド、巻き爪などを扱う。個々の患者さんにきめ細かく対応した手術方法、術式を心がけている。

症例数

年間外来総患者数5,000人、初診患者数1,000人、年間総手術件数450件、入院手術件数230件、救命救急センターでの挫創縫合術350件

★顔面骨折はチタンプレートか吸収性プレートで固定する。鼻骨骨折は全身麻酔でも可能

★手足の先天異常は1歳以降で手術を行う。ベッドの空き状況にもよるが、個室入院(24時間付き添い可)も対応している。傷あとがきれいな術式選択を最優先している

★熱傷は、創治癒後の傷あとを目立たなくすることが治療の主体であり、半年~1年は外用薬や圧迫療法を続ける

★下腿難治性潰瘍は、内科や創傷専門看護師と連携し、失われた皮膚軟組織を再建する。血管付き組織移植による肢温存術も積極的に行う

★褥創は入院や手術を通じて、介護者に再発予防法を学んでいただくことに重点をおく

★顔面神経麻痺は口角、眼瞼、眉毛等の非対称を筋膜や耳介軟骨移植によって対称に近づける静的再建術を中心に行う

★眼瞼下垂は一見まぶたの症状はなくても、手術で頭痛や肩凝りが改善することが少なくない。筋膜による吊り上げが必要な先天性下垂から皮膚切除だけで済む加齢性下垂まで、様々な眼瞼下垂を扱う。手術は保険適用

★悪性腫瘍は、切除後に生じる変形や組織欠損を本来の状態に近づける手術を行う。乳房は残された組織の状態やご本人の希望により、術式を選択している。

医療設備

SPP(皮膚灌流)測定器、高倍率高解像度顕微鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

湘南地区の中核をなす基幹病院で、地域がん診療連携拠点病院であるが、産婦人科の全領域を取り扱っている。婦人科悪性腫瘍治療は手術療法、放射線療法(子宮頸癌腔内照射は不可)、化学療法に対応し、良性疾患については腹腔鏡下手術も行っている。周産期医療は地域周産期センターとして、神奈川県の周産期救急医療の中核病院として活動している。

症例数

11年の婦人科手術は年間212件(除く流産手術)で悪性腫瘍手術は41件(子宮頸癌0期・子宮体癌0期を除く、卵巣癌境界は含む)で、卵巣癌13件、子宮体癌21件、子宮頸癌5件である

★腹腔鏡下手術は40件

★子宮頸癌は手術と放射線療法が主、腔内照射は不可。子宮体癌は手術後のstage、gradeによって化学療法を追加。卵巣癌はIa-bの完全手術以外は原則化学療法を追加する。いずれも他病院での成績に劣らない良好な成績を得ている

★近年高齢化に伴い、子宮脱等の腟式手術も増加している

★周産期医療は、NICU 9床があるため緊急母体搬送の依頼も多く、11年は42件の搬送を受け入れた。分娩数は605件であった。双胎は20件、帝王切開術は122件(帝切率20.1%)、経腟分娩を心がけており、骨盤位経腟分娩は6件、VBAC 20件であった。

医療設備

CT、MRI、PET-CT、DXA(骨塩量測定装置)、TCR(経頸管レゼクトスコープ)、腹腔鏡、ハーモニック・スカルペル、リガシュア、ヤグおよび半導体レーザー、放射線治療設備(リニアック)、分娩監視装置セントラルモニターシステムなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

良性疾患から悪性疾患まで幅広く対応している。原則紹介制としているが、紹介状のない患者さんや直接来院の患者さんにも対応しており、約40%は紹介以外の患者さんである。手術や入院の必要な患者さん中心に、地域の先生方との役割分担を図っている。手術に関しては、鼻内内視鏡手術や頭頸部手術を中心に様々な疾患に対応し、小児の手術も多数行っている。中耳手術は大学病院と連携をとり、専門の先生と一緒に手術に対応している。

症例数

入院での11年の手術件数は411例で、そのうち緊急・臨時手術は約30%の185例であった。鼻内内視鏡手術が125例、扁桃摘出術は116例、顕微鏡下喉頭手術は59例、頭頸部腫瘍手術は55例。入院患者数は約570人で、そのうちの約15%の88人が悪性疾患であった。頭頸部癌治療は早期から進行癌まで対応しており、喉頭癌症例は、谷垣医師が赴任してからの8年間では110人に及び、疾患特異的生存率は、stageIIまでは100%であり、stageIIIで86%、IVで69%であり、喉頭温存率もstageI、II、III、IVでそれぞれ100%、92%、79%、49%であった。進行癌に対して化学療法と放射線の同時併用療法を中心に、手術を併用し治療を行っている。手術や悪性疾患のほか、急性炎症疾患、突発性難聴、顔面神経麻痺、めまいなどの急性期疾患の入院治療も行っている。突発性難聴や顔面神経麻痺症例に対しては、ステロイドに加え星状神経節ブロック(SGB)やレーザー(SGL)も積極的に行っている。外来手術は年間で110例ほど行っており、08年度からはアレルギー性鼻炎に対し超音波メスを用いた治療を開始している。詳しくはホームページ(http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hospital)参照。

医療設備

MRI、CT、PET-CT、頸部超音波、リニアック、聴力検査(純音、語音)、ABR、平行機能検査機器、電子内視鏡、NBI、レーザー(ヤグ、アルゴン)、ナビゲーションシステムなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

湘南東部医療圏において、口腔外科疾患を専門に扱う地域歯科診療支援病院である。地域の歯科・医科との病診連携を重視し、地域完結型の医療を展開している。また、救命救急センターでは外傷などの救急患者を受け入れている。診療は安心安全で専門的な医療を提供するため、インフォームド・コンセントを重視し治療法の選択肢を提示している。日本口腔外科学会の研修指定病院、臨床研修指定病院。

症例数

10年の新患総数は2,849人で紹介率は90%、総患者数は17,141人であった。疾患別では埋伏智歯などの抜歯依頼827件、歯科疾患438件、粘膜疾患291件、顎関節疾患191件、嚢胞性疾患176件、歯性炎症114件、外傷76件、腫瘍性疾患121件で、悪性腫瘍は32件であった。外来手術は水平埋伏歯や難抜歯932件、良性腫瘍や粘液嚢胞摘出術138件、外傷58件、歯根端切除術83件、消炎手術47件、デンタルインプラント48件。入院患者総数は238人で平均在院日数は10.2日、手術総数は226件で予定手術数187件、臨時手術35件、緊急手術4件

★口腔癌の治療は進行度や部位により、手術や選択的動注化学療法と放射線治療を併用する。治療成績はI期94%、II期100%、III期75%、IV期50%

★外傷や顎変形症では3D画像、インプラントや難手術では多方向断層像を参考にしている

★有病者の歯科治療は、地域医療機関と連携して行っている。

医療設備

インプラントシステム、CT、MRI、エコー、嚥下造影、レーザーメス、リニアック、アイソトープ、PET(13年より稼働)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

血液膠原病科

分野

血液内科

特色

地域がん診療連携拠点病院の指定を受けている。血液悪性疾患では若年者には治癒を目標とした治療を施行し、高齢者には外来治療を中心としたQOL(Quality of Life:生活の質)を考慮した治療を行っている。

症例数

血液外来の来院者数は1日約40人である。11年4月に外来化学療法室がオープンし外来での悪性腫瘍剤治療件数は増加傾向である。骨髄異形成症候群に対するアザシチジン、悪性リンパ腫に対するCHOP療法、リツキサン、多発性骨髄腫に対するボルテゾミブなど毎月延べ100件程度施行している

★入院患者数は11年度は年間延245人で、急性白血病28例、悪性リンパ腫126例、多発性骨髄腫26例、その他29例で、約90%が血液悪性疾患であった

★急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病の治療は、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)に参加し、そのプロトコールに沿って施行している。骨髄移植が必要な場合は、横浜市立大学や神奈川県立がんセンターなどの施設を紹介している

★悪性リンパ腫・多発性骨髄腫は横浜市立大学関連施設の共通治療指針に基づき治療している

★骨髄異形成症候群に対するアザシチジン療法は、12年11月までに32例で施行し神奈川県下で最多症例数となっている。輸血依存から約半数が離脱可能となり、急性骨髄性白血病への進行を遅らせ生存期間を延長させる効果が報告されており、当院でもその効果が認められつつある。

医療設備

無菌病室5床。CT、MRI、ICUなど大学病院と同等の設備を備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

血液膠原病科(膠原病)

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

97年4月開設。湘南東部医療圏の基幹病院、地域医療支援病院として近隣医療機関と連携。日本リウマチ学会認定施設。

症例数

治療は外来治療を主体として行っている。月間外来患者数約400例。うち、新患者数は約20例

★内訳は、関節リウマチ約180例、全身性エリテマトーデス約80例、強皮症約50例、多発性筋炎/皮膚筋炎25例、シェーグレン症候群約60例、混合性結合組織病約20例、ベーチェット病約15例、血管炎症候群約10例、リウマチ性多発筋痛症約40例など

★膠原病を疑う症状は多岐にわたるため、他診療科との連携が重要となる。関節リウマチについては、生物学的製剤(最先端のバイオテクノロジー技術によって生み出された医薬品。関節リウマチに対して03年から使用が開始しており、これまでの抗リウマチ薬よりかなりの有効性が期待できる薬剤)の新規導入を含めた加療を行う。11年2月以降、スタッフが減員となり、近隣に専門施設が少なく、入院加療が必要な場合は、病状に応じて横浜市立大学病院など、関連病院へ適宜依頼している。

医療設備

現在、関節エコー検査は施行不可。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

神経内科

分野

神経内科

特色

神経内科領域全般の診断・治療を行っているが、特に救命救急センター、脳神経外科と協力し、脳血管障害を中心とした神経救急疾患の診療を中心に行っている。日本神経学会認定教育関連施設、日本脳卒中学会認定研修教育病院。横浜市大神経内科協力病院。

症例数

外来患者数1日平均51人、入院患者数1日平均26.9人、年間入院患者数443人(脳血管障害296人、髄膜炎・脳炎18人、てんかん22人、神経難病42人)、平均在院日数22.2日(07年実績)

★脳血管障害については、脳梗塞超急性期に対するt-PA投与による血栓溶解療法を14例施行(07年実績)。08年4月から頸動脈狭窄に対する頸動脈ステント留置術を行っている。リハビリテーションについては藤沢市内の回復期リハビリテーション病院と連携し、シームレスな治療を目指している。また、定期的な研究会(藤沢脳卒中ネットワークセミナー)を開催し、地域の脳卒中診療のレベルアップを図っている

★外来は、アルツハイマー病を主とする認知症疾患や、パーキンソン病、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、多発性硬化症などの神経難病、しびれ、頭痛、めまいなどの機能性疾患、てんかんなど、神経内科領域全般を診療している。また、片側顔面けいれんや痙性斜頸に対して、ボツリヌス毒素の筋肉内注射を行っている

★入院・外来患者ともに転院や在宅療養の調整については、地域連携室を通じ円滑に行っている

★神経・筋生検などの組織学的検査、遺伝子検査、特殊抗体検査などは各専門機関に検査を依頼している。

医療設備

MRI、CT、SPECT、脳波、筋電計(神経伝導検査、誘発電位、筋電図)、頸動脈エコー、脳血管撮影装置など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

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